劇場公開日 2014年4月19日

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チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価

全228件中、221~228件目を表示

5.0世間の不寛容と静かに戦う普通ではない家族の物語

2014年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲイのカップルとヤク中の母に見捨てられたダウン症少年が作った家族の物語。普通の人々が”普通ではない”というだけで他人を傷付ける、物心ついた頃から延々と繰り返される無情と静かに戦う姿に胸を打たれました。

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よね

5.0重すぎる…

2014年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

今、スポーツ界でも人種差別行動が問題になっている今日この頃。ちょっとの数十年前にはまだまだこんな差別状態があったのだな~としみじみ考えさせられる。
ゲイだからの反感、それに加え、なぜ、そこまで法律に縛られた裁量しか裁判官は出来ないのか?とは、いいつつもゲイカップルで他人のダウン症の子供を引き取り、親の代わりになるという状況は普通に考えると色眼鏡で見られてしまう状況なんだろうな。
ダウン症のマルコを引き取ろうとするゲイのルディも自分が差別を受けながら暮らしてきた中、誰のせいでもないのに親の愛情も受けられないマルコに自身を投影させているのかな、とも感じた。
ただ単に愛情を注ぎ、幸せを得ようとすることがこんなにも難しいものとは…。
重すぎるけど見過ごせない作品でした。
厳しすぎるラストにずっしり泣けます。

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peanuts

4.0勇気と愛のお話

2014年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

団塊世代の方達が多く、売り場には長蛇の列。2時間待ち。深い慈愛に満ちた人達の話。差別や偏見に立ち向かい、得られたものは少なかった・・・。尊い人の生き方は、観る私たちに勇気と愛について、深く問いかけます。ゲイの歌手が、すばらしかったです。

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113/cocoro

4.0何回も見たい映画

2014年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

感動的な映画だということは予告編でわかっていましたが、泣かせる、というシーンを特別設けておらず、いつの間にか泣いている、という感じになると思います。
台詞もあまり多くはなく、映像と役者の表現がすごく目立つ映画で、いつも癖ありな役のアランカミングの幅がある演技には心震わされました。
見てる途中に可哀想という視点から見てしまっている自分に気付いて、自分も多数派のうちの1人だ、ということを気づかされます。人権問題どうこうよりも、自分の中のどこかでしている自己欺瞞の心を揺さぶられます。
キャッチコピー通り、心にぽっかりあいた穴を埋めてくれる映画です。おすすめします。

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マーシー

5.0静かに泣ける映画

2014年4月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

愛や幸せ、悲しみいろいろな場面で号泣というより止まらない涙が静かにこぼれていくような映画でした。楽しい作品でも偏見と闘って勝つんだ!!みたいな映画というより個人的には家族の愛というのを感じる映画です。

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MIKI

4.5胸に刺さる

2014年4月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しいとか感動って作品ではありませんが、観て良かったと感じる事ができました。
実話に基づいているとこが衝撃。
上映館の興行記録を塗り替えているというのも納得。

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Z7

4.5怒り。

2014年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ただただ母親に対する怒りしかない。ダウン症とか関係なく子供は弱い存在だ。いろいろ事情があってマルコのような子供は世の中には沢山いるであろう。自分がマルコを引き取れるか?無理だと思う。しかし自分の子供を愛し守ってやることはできる。
世の中にはいやな奴もいるがいい人たちだって沢山いる。この映画にはそうゆう人たちで溢れていた。この映画のハッピーエンドは何か?やはり母親が子供を愛し、二人にも会わせてやることだと。それが最上のハッピーエンドだった。
平日の昼間だというのにお客さんはギチギチに入っていた。1人でも多くの人にこの映画が伝わりますように。

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バービーガール

5.0静かな怒りは本当の怒りです。

2014年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

セクシュアル・マイノリティに対する偏見をはねのけて、障害のある子供と、家族になろうとした2人の男性の物語です。地方検事のポジションを失っても自らの信念を貫くポール、自分の夢と家族になる夢を追い求めたルディ、ひとりの人間として幸福に生きることの意味を追い求めたマルコの物語にぐいぐい引き込まれます。途中、これで、この邦題になったんだというの印象的なシーンがあります。配給会社さんのセンスの良さが光ります。後半は、法廷ドラマを絡めて、一気にラストまで走ります。マルコの好きなハッピーエンドにならなかった結末が分かったときの試写会場中の「ため息」に、この作品の「力」を感じました。
ポールのタイプライターに向かう静かな怒りと、ルディの歌うことに込めた怒りに、本当の怒りを感じました。
東京では、単館でのファーストランですが、ムーブ・オーバーに期待します。

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小林壱岐守則定