チョコレートドーナツ

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劇場公開日:

チョコレートドーナツ

解説・あらすじ

同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。

2012年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Any Day Now
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2014年4月19日

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映画レビュー

4.0大学進学も、独り暮らしも、就職も望めない

2025年5月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

ヒトとしての価値や資質、思想や思考による志向、それぞれ在るのだけれど、そこには優劣は無いはず。
皆んなが幸せなカタチが出来るなら、それでいいはずなのに、ナニがそんなに不服で邪魔が入るのか理解出来ない……。
なんともやるせない氣分、そして突き刺さったモンダイを考えさせられた作品。

重いテーマなのに、軽快で小気味よく没頭させられた。
配役はこれ以上無いくらいにしっくり来て、上手く誘われた。
音楽も上手く彩ってて、観易さを相乗させてた。

哀しみと憤りを持たせながらも、上手く先導してくれて、ちゃんと考える事を持たらせてる。
イイ!

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奇妙鳥

4.5昨今のポリコレは・・・

2025年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

ハリウッドではポリコレを題材にすれば賞を獲れるとやらで
ポリコレを題材に映画を取る傾向があるらしいのだが、
この映画は逆に社会の歪みをポリコレを通して表現してるように思う。
日本でも行政の母子家庭に対する支援制度は沢山あるが父子家庭にはあまり無い。
離婚裁判でもよほどの事が無い限り子供の養育権は母親側になる。
母親の彼氏に子供が殺される事件の多い理由は、
下手に再婚すると支援が受けられないからであって、
この歪んだ支援制度を変えない限りはマルコのような子が減るわけがない。
何でもかんでも多様性多様性と辟易していたが、この映画はそれを超越した感動があった。

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JPwolf

4.5「ハッピーエンドがいい」の言葉が・・・

2025年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ゲイカップルが育児放棄されたダウン症の少年を育てるために
様々な障害を乗り越えていくという実話ベースのお話。
以前から観よう観ようとしていた映画をやっと観ました。
1970年代のゲイに対する偏見が世間では当たり前だった時代に
真っ向から立ち向かっていく二人の姿にずっと応援です。
胸糞悪いというか辛いというかそんな気持ちにさせられて
どこまで脚色されているかは分かりませんが
ラストシーンの物悲しさは言葉では言い表せません。
ダウン症のマルコが言っていた「ハッピーエンドがいい」の言葉が
あまりにも辛くってそうであってほしかったのに・・・辛い

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tom

4.0悔しい

2025年3月4日
スマートフォンから投稿

泣ける

難しい

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mui