マンデラ 自由への長い道

劇場公開日:

マンデラ 自由への長い道

解説

南アフリカ共和国の人種隔離政策・アパルトヘイトの撤廃に尽力した指導者ネルソン・マンデラが自身の人生をつづった「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」を、「ブーリン家の姉妹」のジャスティン・チャドウィック監督が映画化した伝記ドラマ。青年時代に反アパルトヘイト運動に身を投じ、27年間もの獄中生活の後に大統領に就任したマンデラが歩んだ激動の人生を、彼を支えた妻ウィニーとの愛の軌跡とともに描きだす。「パシフィック・リム」のイドリス・エルバがマンデラを、「007 スカイフォール」のナオミ・ハリスが妻ウィニーを演じる。U2が本作のために書き下ろした主題歌「オーディナリー・ラブ」がアカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、話題になった。

2013年製作/147分/G/アメリカ
原題または英題:Mandela: Long Walk to Freedom
配給:ディズニー
劇場公開日:2014年5月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第86回 アカデミー賞(2014年)

ノミネート

主題歌賞

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) イドリス・エルバ
最優秀作曲賞 アレックス・ヘッフェス
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(C)2013 Long Walk To Freedom (Pry) Ltd. All rights reserved.

映画レビュー

4.0私にとってはキネマ旬報第115位の評価以上のネルソン・マンデラ史作品だった…

2022年9月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

先々月、
「インビクタス/負けざる者たち」を観て、
余りにも完成されたマンデラ氏の人間像、
以前は武装闘争まで行った彼が、
長い勾留期間も含め、どのような経緯で
あのような優れた人物像に
成長し得ることに至ったのだろうと
思っていたところ、
近所の図書館にこのDVDが置いてあったので
そのヒントを求めて初鑑賞した。

そして、この作品は丁度「インビクタス…」の
冒頭に繋がるまでの内容であることが
分かった。

さてこの作品、残念ながら、
マンデラが「インビクタス…」で見せた
人間性・寛容性がどう培われたのかは
良く分からなかった。
この作品から受ける私の想像だが、
彼は弁護士時代からリーダーになるべく
素養があったような印象も受けたし、
そのタイミングでの国づくりには
白人への寛容性が無ければ上手く機能しない
と判断した現実的な政治決断だったのでは、
との思いに至った。
もちろん、彼の強靱な精神力があったことは
論を俟たないと思うが。

当時のことは、
子供心にかすかに覚えていて、
アパルトヘイト政策のために
世界的孤立を招いていた南アフリカが
その打開策の一環で白人政権が
マンデラを釈放したことが思い出された。

しかし、更にこの作品では、
デクラーク政権は、
マンデラ大統領を生むべき政権として
発足したかのような見方もあったこと、
また、その過渡期では黒人世界が
割れていたことも知ることが出来た。

この映画は
「ブーリン家の姉妹」の監督作品と知ったが、
この作品の方が
良く出来ているように感じる。
いずれにしても、ネルソン・マンデラ史を
しっかりと学ばさせていただくことの
出来た私にとっては、
キネマ旬報第115位以上の
価値ある作品となった。

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共感した! 2件)
KENZO一級建築士事務所

3.0現在の南アフリカの発展に比べると近年までこのような暴力などひどい人...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

現在の南アフリカの発展に比べると近年までこのような暴力などひどい人種差別、混乱が続いていたとは思えないけど、これが本当にあったことは事実。
やはり暴力は暴力を生み、憎しみを生むだけで平和は訪れない、赦し合うことが大切なんだと。
様々な苦難を経て、自由獲得の実現に人生を傾けた彼がいたからこそ今があるのだと思うとすごいことだなぁと尊敬です。

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よっしー

3.0アパルトヘイト

2021年2月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2021年2月13日
映画 #マンデラ自由への長い道 (2013年)鑑賞

アパルトヘイト撤廃のリーダー #ネルソン・マンデラ の自伝
マンデラって結婚して、浮気して、離婚して、再婚して、投獄中に浮気された人生だったようです。
なんかそのことが頭に残りました!

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共感した! 0件)
とし

4.0音楽がいい♪

2020年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 青年マンデラはヨハネスブルクで法律を学び、やがて反アパルトヘイトを掲げるアフリカ民族会議(ANC)に入党。非暴力主義を唱えていたANCに限界を感じたマンデラはやがて過激な武装闘争を推し進めるが、結局はそのおかげで裁判にかけられる。最初は死刑を望んでいた検察側だったが、裁判官の温情?のため仲間とともに終身刑に・・・18年間は孤島の刑務所にてすごすことになる。ここで自ら反省し、またしても非暴力の思想が・・・前半の見どころは刑務所内での“長ズボンの要求”だ(笑)。

 2番目の妻となるウィニー(ハリス)も活動していた。しかし、やがて武器を取ることを選んでしまったウィニーは釈放されたマンデラとたもとを分かつことに。

 マンデラは尊敬すべき人物ではあるが、こうした伝記っぽい作りにされるているのががっかりでもある。しかし、ところどころ民衆パワーの掛け声や歌に涙してしまう。マンデラがそうであるのだから、もっと民衆パワーを前面に押し出してくれてもよかったかな。復讐したい気持ちはあるが、そうはしない!アパルトヘイトの悲しさをもっと語られても良かった・・・

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共感した! 3件)
kossy

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