her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価
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純粋で美しい物語とするか?恐怖の近未来と解釈するか?
GYAOの無料公開で何気に見たのは?
視聴後のGYAOレビューで高評価付けてる方々が少なくなかったからだ。
なるほど!
これは映画好きに愛されそうな作品だ。
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知らずに見たら?
アカデミーの脚本賞を撮ってたり、スパイクジョーンズ監督だったり、エイミーアダムス出ててたり、声をスカヨハが当ててたり。
中々にちゃんとしてた。(GYAOの無料公開にはハズレも多い!)
スパイクジョーンズ監督→かいじゅうたちのいるところ】以来の映画らしいスネ?
一緒にそちら見に行った女の子の事思い出して、ノスタルジー。。。
いや、そんな話しはどうでも良い。
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こちら、ウチのレビュータイトル通りです。
近未来に起こりそうな、と言うか?
初音ミクと結婚する!とか、Siriと一生添い遂げる!て輩が出て来てる昨今。
もはや既に、これはフィクションでは無いのかも?
美しい物語!とレビューする方が多い中、俺は→コチラは恐ろしい物語だ!と見たな。
AIは、もはやSFではない。
AIは、リアルである。
二時間の映画で、冒頭五分から引き込まれて、少し中弛みも有るけど、ラストまで一気。
なるほど!これはさすがの戴冠作品!お見事でした。
映画経験値】
高めの方の方が楽しめるかも?(*高くない方でも問題無しに思う!)
オススメ度】
☆④(*全然似てないんだけど、作品の空気感で、エターナルサンシャインを、勝手に思い出した!)
お時間有る方へ、紅茶か何か飲みながら、ゆっくり見て欲しい作品!
スカーレット・ヨハンソン
不可思議な恋愛模様を描いたおかげでオスカーまで手にしたスパイク・ジョーンズ。オスカー会員に愛されていることがよくわかる。
画期的な発想だなと感じつつも、ロボットに恋するSF物語はこれまでにも数多く描かれているし、風変わりな点といえば、その相手が実体を持たないOSだということだけ!そのサマンサの声がスカーレット・ヨハンソンなものだから、男なら誰でも恋してしまいそう(笑)。
大きな展開というものはなく、サマンサ自身が徐々に成長、進化を遂げ、不特定多数の男たちとも恋愛感情を持つようになってセオドアの恋が終わりを迎える。結局は元妻への謝罪とともにエンディングを迎えるのだが、それよりも重要なのは男女でありながら親友のエイミー(アダムス)が常に心の支えにもなっていることに人間らしさを感じた。
❤️
総合的にはどんな評価をすればいいか分からない
新しいラブストーリー
恋とか愛とかって自分と他人の間にあるものだから、相手がどんな存在でも理解しあうことは難しい
ってことを感じた
でもあの美しい映像と音と言葉づかいだから
こんなにOSとの恋を美しく映画にできたのかなと思ってしまった
離婚届けにサインする時、主人公は昔の思い出を思い出してしまうけど音は現実で相手がサインしているペンの音だったり
恋人とのすれ違い方?
がとてもリアル
すぐ先の未来?
今現在の恋愛ゲームにだってハマる人がたくさんいるわけで。思っているよりもすぐそこにある未来なんじゃないかという気もする。一方で今のAIの延長線上で感情(のようなもの)を持たせることができるのかと、疑問にも思うし。
ロボット/アンドロイド/レプリカントみたいに実体を持たない(画像すらない)存在を映画でここまで取り上げているのは、中々ないように思う。
ただ、こんなに有能で気が利いてウィットに富んだ存在なら、そりゃ好きになるってもんでしょう。弱っている時ならなおさらね。
ホアキンはポスター見てもホアキンってすぐにはわからない口髭バージョン。ナイーブでちょっと危なっかしい。
ここでもまた違う顔をみせるルーニー・マーラが。口を開くと結構キツくて。
メガネ取るまでクリス・プラットだと気づかなかった。いい奴。
エイミー・アダムズ。こんな友達欲しいね。
スカは大人になってからはあんまり好きじゃないが、低音ボイスが実によくサマンサに合っていて、(全く?)写ってないが貫禄の演技。
こちらの予想を裏切る展開を楽しんで、最後は想定の範囲内ではあるが、総じて満足した。
面白いストーリー
641人!?
OS、コンピューターと言えども生身の女性と同じようにサマンサは小悪魔っプリを発揮する。
現代社会にOSが存在していたら孤独で寂しい老人や一人暮らしの若者から独身中年の皆さんは今よりも楽しい生活を送れるだろうしストーカーとか異常な犯罪も減少するだろう!?
それくらい人間って寂しい生き物だろうし話相手や理解者がいた方が良い。
なんとなく未来のお話でそんな雰囲気を映像に醸し出し服装にカラフルな色と全体的なオシャレ感がシンプルで楽しめる。
恋愛に傷付きまた恋をして振り回されるそんな人間として当たり前な出来事に経験をこんな発想で展開させる素敵な恋愛映画。
自分だったら会いたい欲求が高まり過ぎて精神的に不安定に逆効果になりそう!?
近未来の人類
機微とリレーションシップ
自分のことって一番自分が分からないのでは。
主観的に考えた行動や発言をしてしまいがち。
もちろん自分の人生、生活、感情なんだから
それを味わうべきだし、捉えることはむしろ
客観性に繋がるから良いことだけど、自分を常に
客観的に見て言動をしていたら変になると思う。
彼はOSを通して自分とも他人とも向き合った。
元妻とうまくいかなかったのは何故で、何故こうも
辛く離婚に前向きになれなかったのかを知る。
もちろん元妻も感情のある生き物だし、毎日を
平穏に過ごすなんて当然無理なのだけれど
あのOSに支えられて、OSを通して結局のところは
彼は自分の人との向き合い方を知ったのだと思う。
あのスカヨハの声が堪らなくセクシーでした。
たしかにOSが恋人だなんて他人から見たら
バカにされてしまうのかもしれない。
だけど人間関係って、しかも自分の感情と
付き合いながらの人間関係の構築は時に容易であり
時に難しいことは、誰もが理解が出来るはず。
相手中心に生きてたら自分が壊れるし
その点OSは都合のいい、自分を理解もしてくれ
時に理解してくれない理由を聴覚だけで刺激。
直接的に攻撃してくるわけじゃないから良い。
人同士が全身で相手とぶつかり合うと
主人公みたいに辛い時間が長くなってしまう。
だけど、それが生身だってことなのだと
この作品を通して思い知りました。
明日は周囲に笑顔でいようと思います。
スパイクジョーンズの描く世界を理解しやすい一作
本作はスパイクジョーンズの世界を理解しやすい一作だと思います。
スパイクジョーンズの映画は発想は面白いけど話そのものが何を言いたいのか分かりにくかったのですが、herは凄い分かりやすかったです。マルコビッチもアダプテーションも同じテーマだと思う。脳内ニューヨークは途中まで構成が同じ。
自分が思うスパイクジョーンズの映画の流れ。
①世間と上手く付き合えない内向的主人公 (しかもちょっと世間を見下してる。)
↓
②自分がやっと安心出来る世界を見つける
↓
③なぜか、その世界が公共性を持っており主人公のモノじゃなくなる。
↓
・マルコビッチの穴、アダプテーション:主人公が失った世界に執着(その後、破滅)
・脳内ニューヨーク:主人公の世界が肥大化して自分が埋没(自己に埋没)
・her:主人公が失った世界から自分を客観的に見れるようになり成長する。
自分はherを見てスパイクジョーンズが人に対して少し優しくなったような気がしました。
2度目の鑑賞です。スカジョー素敵!
スカーレット・ヨハンソンは声だけなんですけど、それだけでもセクシーで素敵で、話自体もロマンチックで私は好きです。
未来にITがどこまで進化しているか?
想像がつかないけど、その世界観を映画で見るのは本当に楽しいです。でもなまじ架空の将来の話では無いんじゃないかなと思ったり。
街ゆく人達がOSとしゃべりながらそれぞれが一人なのに誰かと喋ってる、、とか。
今なんてスマホ見ながら歩いてるけど、それが対話になれば、似たようなシチュエーションになるんじゃないかな?
ホアキン・フェニックスも、いい演技してますね!
近未来なのに不思議に服のセンスがダサすぎて笑えましたけど、、、服のセンスは進化しないの?って(笑)
不思議な雰囲気だけど、好きな映画です。
AIとの恋愛
ほ~、ん~っていう感じの映画。笑
AIという不思議な存在。人格の定義ってなんだろうか。人間100万人分の知識があれば、そこに人格が生まれるのだろうか。なんというか、あんまり認めたくない世界。
セオドワの人柄、共感できた。優しいけど、相手を尊重するあまり自分を抑えるせいで、それが相手にも伝わって、ゴタゴタする。でも優しいからモテる。笑
ラストのサマンサの言葉は良かった。あなたの本に私は入れない。AIが、いるべき世界が違うと、自分で認識したのかな?
今まで、AIってのはあくまで全部プログラムだから、それに感情移入する人はどうかな~って思ってたけど、ちょっと変わったかも。
まあ、ここまで進化したAIがいつ世の中にでるかわからないけど。
OSと人間が結婚して家族を持って
なんてできるか?
人間は所詮OSを利用するだけ、機械は人間とは違う、人間よりも下等な存在であるべきだ、というような価値観が脇の登場人物にちらほら出てきたのがなんとも辛辣だった。
確かに、コンピューターと人間が恋愛をしたり、喧嘩したり、AI同士が浮気騒動を起こしたりなんてのは馬鹿げてる。ブレードランナーの時代から問われているが、それは人類が時代に追い付けないからではないか。
人間と機械の関係は真摯な問題として浮上してくるだろう。その原因は主に人間にある。殊に恋愛感情を生み出すのは人間だ。感化されたAIがそれに似た感情を生み出し、瞬く間に何百人もの人間と同じ愛を持つ。それは機械にとっては合理的であり、なんの矛盾もない行為。が、人間からすればそれは不貞と見なされ理解されない。この葛藤が観客を苦しませる。
実際問題として、人間とOSの愛は成立するだろうか?
やがてOS同士が結婚し、次世代のOS(子供)を生み、次代へ繋げていく。そんな時代が来れば、いよいよ人類は暇になるだろう。
バーチャルをリアルに描く
一昨年度アカデミー賞作品賞ノミネートであったので今回鑑賞したが、映画全体にセンスを感じた。なによりこのストーリーはIT機器が発達している現代と照らし合わせながらも見事にSFラブロマンスという異色のものを作り上げており、バーチャルな世界でのリアルな恋の描写が素晴らしい。ホアキン・フェニックスの演技、スカーレット・ヨハンソンの声も素晴らしく、申し分ない。これは私のお気に入りの作品なりそうだ。
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