her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価
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641人!?
OS、コンピューターと言えども生身の女性と同じようにサマンサは小悪魔っプリを発揮する。
現代社会にOSが存在していたら孤独で寂しい老人や一人暮らしの若者から独身中年の皆さんは今よりも楽しい生活を送れるだろうしストーカーとか異常な犯罪も減少するだろう!?
それくらい人間って寂しい生き物だろうし話相手や理解者がいた方が良い。
なんとなく未来のお話でそんな雰囲気を映像に醸し出し服装にカラフルな色と全体的なオシャレ感がシンプルで楽しめる。
恋愛に傷付きまた恋をして振り回されるそんな人間として当たり前な出来事に経験をこんな発想で展開させる素敵な恋愛映画。
自分だったら会いたい欲求が高まり過ぎて精神的に不安定に逆効果になりそう!?
なんか惜しいけどまああり得る未来
設定は良いがシナリオは難しいというかわかりづらい。特にラストはわかるんだかわからないんだか。しかしまさか開始10分でおっさんのドアブノーマルなチャHを見せつけられるとは思わなんだ。
人間の脳だって結局はプログラムなんだし、可能性はある。 感情ってい...
人間の脳だって結局はプログラムなんだし、可能性はある。
感情っていったいなんなんだ??ぐるぐるしてしまう作品。
もちろん映像かわいかった。
近未来の人類
こうやって人類は子孫繁栄能力を失っていき、人類は滅亡して行くんだろうな、というある意味かなり恐ろしい人類の終末を描いている一方、人間にとって愛とは何か?という普遍的なテーマの2つを兼ね備えた秀逸な映画だと思う。
段々と。。
最初から途中までは、引き込まれる内容と展開。終盤に向かうに連れて、雑な展開になってきた印象。いつまでも煮え切らない暗い主人公に最後の方でイライラしつつも、恋愛の辛い部分をよく表現されてた。
機微とリレーションシップ
自分のことって一番自分が分からないのでは。
主観的に考えた行動や発言をしてしまいがち。
もちろん自分の人生、生活、感情なんだから
それを味わうべきだし、捉えることはむしろ
客観性に繋がるから良いことだけど、自分を常に
客観的に見て言動をしていたら変になると思う。
彼はOSを通して自分とも他人とも向き合った。
元妻とうまくいかなかったのは何故で、何故こうも
辛く離婚に前向きになれなかったのかを知る。
もちろん元妻も感情のある生き物だし、毎日を
平穏に過ごすなんて当然無理なのだけれど
あのOSに支えられて、OSを通して結局のところは
彼は自分の人との向き合い方を知ったのだと思う。
あのスカヨハの声が堪らなくセクシーでした。
たしかにOSが恋人だなんて他人から見たら
バカにされてしまうのかもしれない。
だけど人間関係って、しかも自分の感情と
付き合いながらの人間関係の構築は時に容易であり
時に難しいことは、誰もが理解が出来るはず。
相手中心に生きてたら自分が壊れるし
その点OSは都合のいい、自分を理解もしてくれ
時に理解してくれない理由を聴覚だけで刺激。
直接的に攻撃してくるわけじゃないから良い。
人同士が全身で相手とぶつかり合うと
主人公みたいに辛い時間が長くなってしまう。
だけど、それが生身だってことなのだと
この作品を通して思い知りました。
明日は周囲に笑顔でいようと思います。
スパイクジョーンズの描く世界を理解しやすい一作
本作はスパイクジョーンズの世界を理解しやすい一作だと思います。
スパイクジョーンズの映画は発想は面白いけど話そのものが何を言いたいのか分かりにくかったのですが、herは凄い分かりやすかったです。マルコビッチもアダプテーションも同じテーマだと思う。脳内ニューヨークは途中まで構成が同じ。
自分が思うスパイクジョーンズの映画の流れ。
①世間と上手く付き合えない内向的主人公 (しかもちょっと世間を見下してる。)
↓
②自分がやっと安心出来る世界を見つける
↓
③なぜか、その世界が公共性を持っており主人公のモノじゃなくなる。
↓
・マルコビッチの穴、アダプテーション:主人公が失った世界に執着(その後、破滅)
・脳内ニューヨーク:主人公の世界が肥大化して自分が埋没(自己に埋没)
・her:主人公が失った世界から自分を客観的に見れるようになり成長する。
自分はherを見てスパイクジョーンズが人に対して少し優しくなったような気がしました。
2度目の鑑賞です。スカジョー素敵!
スカーレット・ヨハンソンは声だけなんですけど、それだけでもセクシーで素敵で、話自体もロマンチックで私は好きです。
未来にITがどこまで進化しているか?
想像がつかないけど、その世界観を映画で見るのは本当に楽しいです。でもなまじ架空の将来の話では無いんじゃないかなと思ったり。
街ゆく人達がOSとしゃべりながらそれぞれが一人なのに誰かと喋ってる、、とか。
今なんてスマホ見ながら歩いてるけど、それが対話になれば、似たようなシチュエーションになるんじゃないかな?
ホアキン・フェニックスも、いい演技してますね!
近未来なのに不思議に服のセンスがダサすぎて笑えましたけど、、、服のセンスは進化しないの?って(笑)
不思議な雰囲気だけど、好きな映画です。
AIとの恋愛
ほ~、ん~っていう感じの映画。笑
AIという不思議な存在。人格の定義ってなんだろうか。人間100万人分の知識があれば、そこに人格が生まれるのだろうか。なんというか、あんまり認めたくない世界。
セオドワの人柄、共感できた。優しいけど、相手を尊重するあまり自分を抑えるせいで、それが相手にも伝わって、ゴタゴタする。でも優しいからモテる。笑
ラストのサマンサの言葉は良かった。あなたの本に私は入れない。AIが、いるべき世界が違うと、自分で認識したのかな?
今まで、AIってのはあくまで全部プログラムだから、それに感情移入する人はどうかな~って思ってたけど、ちょっと変わったかも。
まあ、ここまで進化したAIがいつ世の中にでるかわからないけど。
OSと人間が結婚して家族を持って
なんてできるか?
人間は所詮OSを利用するだけ、機械は人間とは違う、人間よりも下等な存在であるべきだ、というような価値観が脇の登場人物にちらほら出てきたのがなんとも辛辣だった。
確かに、コンピューターと人間が恋愛をしたり、喧嘩したり、AI同士が浮気騒動を起こしたりなんてのは馬鹿げてる。ブレードランナーの時代から問われているが、それは人類が時代に追い付けないからではないか。
人間と機械の関係は真摯な問題として浮上してくるだろう。その原因は主に人間にある。殊に恋愛感情を生み出すのは人間だ。感化されたAIがそれに似た感情を生み出し、瞬く間に何百人もの人間と同じ愛を持つ。それは機械にとっては合理的であり、なんの矛盾もない行為。が、人間からすればそれは不貞と見なされ理解されない。この葛藤が観客を苦しませる。
実際問題として、人間とOSの愛は成立するだろうか?
やがてOS同士が結婚し、次世代のOS(子供)を生み、次代へ繋げていく。そんな時代が来れば、いよいよ人類は暇になるだろう。
バーチャルをリアルに描く
一昨年度アカデミー賞作品賞ノミネートであったので今回鑑賞したが、映画全体にセンスを感じた。なによりこのストーリーはIT機器が発達している現代と照らし合わせながらも見事にSFラブロマンスという異色のものを作り上げており、バーチャルな世界でのリアルな恋の描写が素晴らしい。ホアキン・フェニックスの演技、スカーレット・ヨハンソンの声も素晴らしく、申し分ない。これは私のお気に入りの作品なりそうだ。
リアル
人工知能が脚光を浴びるこの世の中。とてもリアルでした。ほんとにこんなことこれから起きそうだし、自分もOSに恋してしまいそうだと思いました。
バディがないだけで、いつも寄り添ってくれて、話もできる。かつ、処理能力もものすごく高い、生身の人間の面倒くささがないから、こっちにいってしまいますよね。今でも、彼氏彼女アプリが流行ってますが、ここまで行くと現実離れが進むと思います。ただ、人とのコミュニケーションが苦手な人がこのような体験を通じて社会と繋がりを持てるようになればステキなのですが。。
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