STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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フラットな目線で見た感想
普段は書き込みなんて絶対にしない私ですが、自分の中で酷評に酷評を重ねたので書きます。 私は原作未読なのですが、一緒に見た友達は原作を読んでいたので楽しめたみたいなので原作を読んでいるなら楽しいかも。 まず最初に3dグラフィックが私には受け付けれなかった。(これは人によるので、酷評ポイントではない) 端的にいうと、感動する話を詰め込んで泣かせに来ようとして全てが中途半端。あれで泣ける人は相当涙腺が緩いか、自己暗示で泣きに行ってる人以外いない。 泣かせたいポイントが4つほどありましたが、導入までの経路が薄っぺらすぎて何一つ心に刺さらなかった。 盛り上がりシーンもただ台詞を言っているだけで、そこに盛り上げるための「音楽」「アングル」「過程」「エフェクト」何一つ足りていない。 まさに駄作とはこの事と言わざるおえない作品でした。 ただただ酷い。 これで泣けると言ってる人とは、一緒に映画見たくないとすら思わせられました。 2をやるそうですが、間違いなく観ないでしょうね。 ドラえもんの普通の映画自体は自分はかなり感動して泣いちゃうので、好きなだけあって本当にショックでした
想像してたよりは悪くないが……
想像してたよりは悪くない。でもそれは原作が面白いのであって映画が面白いわけではない。というのが総評。
山崎貴監督の作品は『アルキメデスの大戦』だけ鑑賞済みです。『アルキメデス』は個人的にもすごい楽しめましたし、世間的もかなり評価は高いですよね。山崎監督の別作品として、ルパンとドラクエも本当は観に行く予定だったんですけど、あまりにも評判が悪かったので結局観に行きませんでした。
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勉強も運動もできない冴えない少年である野比のび太(大原めぐみ)のもとに、未来の世界からネコ型ロボットのドラえもん(水田わさび)が現れる。将来、ジャイ子と結婚して散々な人生を送ることになるのを変えるために、のび太と共に生活を送ることになる。
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何で山崎監督は映画作る時に薄ら寒い絶妙にダサい英語のサブタイトルつけるんだろう。「そういうセンスの持ち主なんだろうな」って感じですね。年に1~2本くらいのペースで映画作っててとにかく多作な印象ですね。そして、映画をそんなに見ないライト層には好かれているけどコアな映画ファンからめちゃくちゃ嫌われている印象もあります。「そこまで言わんでもええやん」ってくらいの酷評レビューもよく耳にしますよ。ライムスターの宇多丸さんとかね。そういうタイプの監督の作った作品ということで、正直かなり警戒しながら鑑賞しました。
結果的に身構えて観た割に、『STAND BY ME ドラえもん』は「そこそこの良作」だったと思います。
少なくとも酷評するほどではないと感じました。迫力のあるタケコプターの飛行シーンなど、平面のアニメではなく3Dにした意義もしっかり感じられましたし、立体的に見えることで「こうして見るとドラえもんってデケェな」みたいな新たな発見がありましたし。ストーリーもしっかりしていたし笑える部分はしっかり笑えた。
しかし同時に「これは山崎監督の功績なんだろうか」とも思います。
だって原作のあるストーリーなのでストーリーが面白いのは原作のおかげですし、迫力満点の3DCGは魅力的でしたがCGの製作を仕切っていたのは多分山崎監督じゃなくてCGスーパーバイザーの鈴木健之さんですし。エンディングの感動も秦基博さんの曲のおかげです。
監督業が八木竜一さんとの共同なのでどこまでが山崎さんの手腕でどこからが八木さんの手腕なのかは全く分からないんですけど、少なくとも脚本担当の山崎監督が原作を改変して付け足したのであろう「成し遂げプログラム」とか「エンディングのNG集」とかは正直見ていて不快に感じるレベルでした。
本作の山崎監督の功績は「原作改変が少なかったこと」なんだと思います。オリジナリティを出した次回作の『STAND BY ME ドラえもん2』の評価が本作と比べて低いことからも何となく察しました。
不満点も多少はありますが、決して悪い作品ではなかったです。観て損はないと思います。
旧世代には違和感が
ドラえもんといっしょに、歳を重ねてきた身としては、最新の技術に彩られた映画はやや行き過ぎた感があります。 ストーリーは、おなじみの、少年の成長と、別れを描いたもので、不変の価値のある素晴らしいもの。誰が撮っても、それなりの出来は保証されているものです。 あとは、その味付けが気に入るか、そうでないかで、昔ながらのセルアニメに馴染んだ世代は、もう着いて行けないのかもしれません。 ピクサー作品などを見る限り、まだまだレベルが違うなと思いましたが、初めて見る世代の子供たちは、きっと大好きな一本になってくれるのではないかと思います。 2016.3.10
のび太とドラえもんの友情話
今までの話の繋ぎ合わせらしいので、ところどころ説明不足の感があり、ストーリーに違和感を感じる。
のび太はドラえもんが居なくなっても一人で頑張ろうと努力することによって、しずかちゃんと結婚出来るまでに成長出来たような流れかと思ったが
嘘つき器によってドラえもんは戻ってくる。
にしても、ドラえもんとのび太の友情と再会は良かったなと思った笑。
稚拙なストーリー展開だが、気にせず泣こうか笑
何故3D?
映画を良く見る友人に感動すると勧められて見たが、 コミック中の人気の話を繋げただけで、がっかり。 てっきり、のび太と恐竜の様なオリジナルストーリーかと思ったので。 粘土細工のような質感の人形ぽい人物に違和感。 源作漫画の再現度は高いけれど。 ただ、ドラえもん道具のプラスチック製の物の質感が凄かった。触り心地すら伝わるほど。 それと、どうしても新しいドラえもんの声優さんに馴染めなくて、無理。 凄く怠け者なドラえもんに見えてくる、、 なんか頼りない感じ。
邦画史上フル3DCGアニメ最高傑作
映画館では2014年8月盛岡で鑑賞 続編が公開されたので久々に2度目の鑑賞 3DCGアニメは嫌い だがそれがルパン三世やドラえもんなら話は別 ドラえもんの美味しいところがほぼ全部詰まっている宝箱 ドラえもんファンならみんな観ただろうしアニメは観ない主義の老人も日本人なら芸術鑑賞感覚で必ず観ろ 鼻の設定も秀逸 出来杉くんの利発さとしずかちゃんの美少女ぶりはテレ朝アニメを超えている とにかく面白い 山崎貴天才 山﨑貴監督の悪口ばかり書いている人たちは心が汚れているんじゃないか 素晴らしい贈り物のくだりは暗記して声に出して読みたい日本語 人の幸せを妬み人の不幸を喜ぶ人が多い世の中で癒される名シーン それにしても普通あのくらいの男の子は転んだくらいで泣かないよね あと担任の先生は昔ながらの愛の鞭なんだろうけど今の時代なら完全にアウトだよな あと落ちたらとても危ないのにドラえもんのタイムマシンはなぜああいう構造なのか エンドロールも楽しめる NG集とか最後のくす玉とかああいう演出はあまり好きじゃないがまあいいだろう
原作の良いとこ取り
原作の傑作エピソードを集めて再構築。 そりゃ泣けるに決まってる(T‐T) まぁ、ズルいと言えばズルいかも知れないけど、もはや『ドラえもん』との接点が無い自分としては、この作品が無ければ、これらのエピソードと出会うコトは無かったので、作ってくれたことに感謝です(^^)b ただ、映画館では感動したイメージしか無かったけど、改めて見てみると、CGの荒さや、演出のおかしなところなど、気になってしまう(^_^;) とりあえず、現在の自分と、未来の自分が会っちゃっても何も問題は起こらないのかね~?
ただ楽しいだけの話でいいのに残念
始まってから物語に入り込めないまま終わった 3Dになったことでのび太のダメさにリアリティが増し、見るのがシンドい ドラえもんの道具を使い始めた時に、のび太の優しさやずる賢さの伏線が欲しい。その場その場の感情で動いているだけに見えて、話が浅い 始めにジャイアンにいじめられるシーンが有れば、のび太が変わったと印象付けられたと思う エイプリル・フールにいつものようにいじめられただけで、ドラえもんが最後に残してくれた道具を使ったことにがっかり ドラ泣きとは、 知っている話を別映像で見て泣けることなのだろう。ドラえもんを知らない人がこの映画を見て泣けるとは思えない
友に頼る人生
のび太の机の引き出しからセワシとドラえもんが飛び出て来た。セワシ曰くのび太はろくな人生を送らないから何とか未来を変えようとやって来たと言った。今日からドラえもんがのび太の面倒をみる事になった。ドラえもんは、のび太としずかちゃんと結婚させる事が一番だと考えた。のび太は、ドラえもんの道具で様々な事が出来る様になっていった。果たしてドラえもんはのび太を幸せに出来るのか? 道具に頼る人生はダメだけど、友に頼る人生はいいかもね。
泣かせにきているのが見え見えで寒い。 これで泣く人達もちょろすぎる...
泣かせにきているのが見え見えで寒い。 これで泣く人達もちょろすぎるし。 どんだけピュアなんだ。思う壺。 絵でいい。 3Dの意味が分からないむしろ気持ち悪い。 これが絵ならまだもう少し観られた。
友達との思い出
ドラえもんで人気ののび太の結婚前夜と帰ってきたドラえもんを組み合わせた作品。それぞれの物語の中でドラえもんと過ごした日々から友達と過ごす日々が思い出させる。のび太のまっすぐな気持ちと人を思いやる気持ちに大切なことをまた感じられる。映画ってこうゆう普段忘れそうになることを思い出させてくれるな〜って改めてなった。人に勧められるまず間違いない作品。
未来は変えられる!
原作7つのエピソードをいかした作品。のび太とドラえもんの出会いから始まり、のび太のことをひいひいお祖父ちゃんと呼ぶセワシも登場する。最初はドラえもんのソフビ人形感に違和感を覚えつつも、徐々に慣れてきた。こんな未来グッズもあったんだな~などと感慨深げだったのですが、冒険心をあおるよりものび太がダメ人間になるグッズばかり・・・いいのか? セワシが最初に、ジャイ子と結婚したなんていう写真を見せるんだから、これがしずかちゃんと結婚したなら君が生まれなくなるでしょ!と、いきなりのタイムパラドクスを突きつけられた。セワシは頭良さそうなのに気づかないのか??BTTF2のように相手が同じならいいのにね。 いつもの映画ドラえもんのように冒険によって仲間の絆を深めるわけでもなく、“記憶を未来へ送る”という画期的なエピソードだけが面白かった。一本のストーリーとしては盛り上がるべき展開もなく、ダイジェスト版のような作りになっていたのが残念なところ。 しずかちゃんの入浴シーンあり(立体的なところがうれしいかもしれません)。
グロテスクだった
続編が公開されたので、シリーズ最初の作品を思い出してレビュー。
原作漫画にある感動系のお涙エピソードを繋いだ内容。
感情をオーバーアクションとセリフで説明する作り方は、子供むけに海外配給を狙うか、または中国など元々ドラえもんのアニメが浸透した国々に売るならば、そこそこ正解の作り方なのであろう。
でもフラットにドラえもんを知らない子供が観たらどうなのかに、クエスチョンマークが浮かぶ。
断片的なショートストーリーをつないだだけだから、ドラえもんとのび太の友情が培われ、心が繋がる描写がないのですよ。
作り手が『自分は知っているから』、もしくは日本公開だけで考えると「皆さん知ってますよね」と下駄を預け、その作中で基本描写を忘れちゃう(もしくは放棄しちゃう)のはいかがなものか?
ましてや原作やテレビアニメと違い、「セワシによって、嫌々ながらのび太を幸せにするように歴史改ざんを強制されるドラえもん」ってオリジナル設定で、本作はスタートするんですよ。
なのに、そのプログラムを超えた「友情の芽生え」の表現が一切ないのに突然、漫画単行本6巻(のび太がジャイアンと喧嘩して勝ったり、のび太が涙ながらに未来に帰るドラえもんを引き留める)のシーンをやられても……
なにより、ピクサーなどでなじみのあるぬるっとした3D表現だと、(背景や動きには驚きや面白さ・新鮮さはあったけれども)キャラが二次元の「特徴をデフォルメした記号」から、「生き物」的な印象が強化され、作品がもともと抱えている昔だから許された(そもそもデフォルメされた)暴力表現などが、リアルさを伴っていろいろグロテスクな部分が強調されてしまう。
特にのび太を幸せにしないかぎり未来に戻れない“成し遂げプログラム”=「電気による拷問」はドラえもんがかわいそうで、その残虐さでセワシがあまりにも嫌な奴になってしまった。
ジャイアンがのび太を殴るのも、喧嘩もそうだ。
セワシやジャイアンだけでなく、他のすべてのキャラにバックボーン・感情的絡み・深みがなく、のび太との関係性が希薄に思えてしまう。
借りてきたコマを動かしてるだけという印象がぬぐえない。
それらを総合的に見て、この作品は極めて気持ちが悪く、観ているうちに原作を冒涜している気がして、怒りで眩暈を覚えたレベルでありました。
あくまでも作品とマスコミのインタビューからの印象でしかないのですが、山崎氏はよくも悪くもプロフェッショナルで、周りからの意見に耳を傾け、プロデューサーの意見は最大限に取り入れて、納期とコストに合わせることにとても上手い監督さんだと思えます。
「物語を構成する重要な見せ場」すら、オーダーがあったり、コストに見合わないと切り捨てることに躊躇がない、とも言えたり。
「やりたいこと」や「やらなきゃいけないこと」が、明確に最後まで残っていればよい作品になると思うし、残ってないとダメになる。
裏を返すと、「現場プロデューサーの判断、実力がそのままフィルムに出る」方なのかと思います。
そんな視点で見ると、あくまでも個人的にはこんな評価かな(各人で異論はあると思う)。
・良い山崎貴
『ジュブナイル』『リターナー』
『friend もののけ島のナキ』
『アルキメデスの大戦』
・普通の(毒にも薬にもならぬ)山崎貴
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『永遠の0』
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
『ルパン三世 THE FIRST』
・悪い山崎貴
『ALWAYS』シリーズ
『Destiny 鎌倉ものがたり』
『Space Battleship ヤマト』
『STAND BY ME ドラえもん』
『海賊と呼ばれた男』
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