オール・イズ・ロスト 最後の手紙のレビュー・感想・評価
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怖かった
ロバート・レッドフォードの判断が常に間違っていないのにどんどんひどいことになっていくのが恐ろしかった。下手な作劇だと主人公の判断ミスで見ているこっちがイライラする場合が多いのだが、この映画にはそういった場面が全くなかった。実に知的な映画だと思った。
ヨットはひっくり返っても戻れば大丈夫だったのは驚いた。出入口はいちいち板を取り外していたのは不便だなと思った。
釣りの場面はテンションが上がったのだが、サメに食べられてしまってびっくりした。それっきりやめてしまうのだが、もうちょっと釣りを頑張って欲しかった。刺身を食べる場面が見たかった。
ロバート・レッドフォードの判断が常に間違っていないのにどんどんひどいことになっていくのが恐ろしかった。下手な作劇だと主人公の判断ミスで見ているこっちがイライラする場合が多いのだが、この映画にはそういった場面が全くなかった。実に知的な映画だと思った。
オレは船酔いがひどいのでまったく船旅なんてしたくないのだが、ますますしたくなくなった。
名優と呼ばれるには、理由がある…
一言で言えば、海洋版「ゼロ・グラビティ」 但し此方は「娯楽」抜きのツウの味の一本です。 「ゼロ・グラビティ」に比したら哲学的、とでも言ったら良いのか… 噛めば噛むほど、味が出るような硬派さ。 兎に角淡々と、そして劇中ほぼセリフ無しで魅せ切るロバート・レッドフォードの存在感に改めて感服。 名優には理由があるんですね…
サバイバルのお話^^
サバイバルのお話。いやぁ面白かった^^ これは、ヨット好きか、シビアな登山経験者、私生活でlostしちゃった人しか面白くないだろうな^^ だから、映画館は8人だけ^^; ロバート・レッドフォードの顔の演技がさすが^^。 一点文句^^; E-pirb搭載してろよ^^; 差し出される手・・・。そういう手を待って奮闘している人は一杯いるんだろうな^^ 手を差し出す人間になりたい物です^^
漂流の現場に立ち会っているようだ
予告篇にロバート・レッドフォードひとりしか出てこないが、本篇でもずっと独りだ。同じように絶望の淵に追い込まれ、登場人物が実質たった二人しかいない「ゼロ・グラビティ」の海上版ともいえる。 だが、どちらも人が生きようとする力を描きながら、この2作の味わいはまるで違う。「ゼロ・グラビティ」は娯楽作品だが、この「オール・イズ・ロフト」は純粋に人間ドラマだ。 インド洋を単独航海する名も知れぬ男(クレジットでは“Our Man”)。演じるロバート・レッドフォードが77歳だから、そのままの年齢設定なのだろう。この年齢で、なぜ単独航海に出たのか理由も明かされない。冒頭で読み上げられる手紙の内容から家族はいるようだ。 これまでも単独航海するヨットが荒波にのまれながらも悪戦苦闘する映画は数多ある。実話を元にした「ダブ」(1975)は17歳の高校生が世界一周する話で好きな映画だ。 ところがこの作品でヨットを操るのは70代。身体の動きが遅く、キャビンの遮水板を抜き差しするのも難儀する。航行装置も無線も水を被って使い物にならず、GPSなどに頼りきった航海しかしてこなかった男は自分の位置さえ分からない。太陽の位置から緯度を測定する六分儀は、買ったままで箱の封も切られていない。説明書を読むのにも老眼鏡が必要だ。イージーミスもする。つくづく、この年齢での単独航海は無謀に見える。 それでも、さすがに知識や経験は豊富で、生きるために出来る限りの方法を試みる、このたったひとりの男の奮闘に釘付けになる。ひとりだから台詞がない。狭いヨットの上で黙々と作業するロバート・レッドフォードは、本当に洋上で疲労困憊したと思える男を体全体を使って表現する。時折、海中の生き物たちを捉えた映像、波や風の音、音楽もよく、この男の行く末がどうなるのか案じられる。 それにしても、船というのは、ずいぶんと色んな物を装備しているものだ。男の運命も気になるが、最新の装備品には眼を見張るものがある。 万策尽きた男は、やるだけやったことを家族に知らせたくて、届くのか分からない手紙をガラス瓶に託す。
高齢名名優レッドフォード、過酷な撮影によく臨んだと讃えるべきか。
たったひとりで、しっかり100分見せつけてもらえました。さすがレッドフォード! が、漂流してるだけなのです、ただただ…。嵐あり、船舶素通りあり、サメありやらいろいろトラブルありますが、それ以上の人間模様がこれっぽっちも見えません。 ひとり漂流は厳しい旅路だよ、って映画としてみたら凄くよくできた作品かも…。 けど、のっけからラストまで一瞬も気の抜けない展開でした!
海老蔵じゃなく・・・
「海の男」で「ヨット」の話なんだから、日本語吹き替えは若大将がやるべきでしょう。年齢的にもR・レッドフォードと近いし。 というか彼ももう70代なのか・・・確かに老けはしたがやっぱり若々しい。 にしてもこんな単純すぎる題材でも映画に出来るんだという事に驚いた。 サブタイの「最後の手紙」は、ミスリードというかネタバレというか・・・別になくても良かったのでは?
ドキュメンタリー作品のようだった。
エンターテイメント性は正直低い。が、それ以上に訴えかけるものを感じた。 この映画は、映像で魅せるというより音で魅せる。様々な表情を露わにする波の音。この音が一貫して聞こえてくる。 後は彼の息づかい。命辛々発する"Shit! や Fuck! (くそ!)"という声。 それだけ だから観る人の視点によって大きく左右する作品。
「グラビティ」を見た後では・・・
海外の映画館で鑑賞。ネタバレアリです。
サバイバルものとして、直近のグラビティと比較するとスケールは小さいものの「実際にありえるかもしれない」という点では、より身近なスリルを体験できると思います。
ただ・・・映画の内容は、ひたすら一人のおっさんが何もしゃべらず黙々と危機を乗り越えていく・・というものです。
実際に一人だとこうなるのかなと想像できるところですが、まあ正直退屈でした。
ちょっと危機をのりこえすぎじゃないか?と、ご都合奇跡に辟易しました。
邦題は「最後の手紙」ですか・・。
いやータイトルどうなんですかねこれ。
見た後にわかると思いますが、「えー」って感じだと思います。
最後はまるでグラビティを意識したような結末でした。
日本の方はDVDレンタルまで待った方がよいのではないでしょうか。
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