チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像のレビュー・感想・評価
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ドラマの延長での映画ファイナル。 原作とはかなり違っている。話は沿...
ドラマの延長での映画ファイナル。
原作とはかなり違っている。話は沿ってはいるけれど、密室での事件などストーリーが足されている。原作とは焦点になる登場人物が違うので、映画ではこれはこれでありかなって思う。映画らしい展開と盛り上がりにはなっていたと思う。
原作を読んでいない人にとってはけっこう説明不足的になる部分はあるのではと思った。
原作も終わっちゃったし、白鳥田口コンビが観れなくなるのは寂しい。
"劇場版"の良し悪し
地上波初放送で鑑賞。
原作は未読、連ドラは「螺鈿迷宮」のみ未視聴です。
ストーリーは面白い。さすが連ドラ版をつくって来たスタッフだけあってツボを押さえた安定感が素晴らしい。
しかし、果たしてスクリーン映えしたのかどうかを考えると正直微妙だったのではないかなと思いました。
テレビで観たせいかもしれませんが、スケールが連ドラと代わり映えしない。カメラワークは映画的でしたが…
ファイナルだからと気負わず、従来通り連ドラとして描いた方がもっと見応えがあったのではないかな、と…
連ドラの人気があるからと言って、すぐに映画化しようとするのは、昨今のトレンドですが、その手法には良い面もあれば悪い面もあるし、なんでもかんでも映画化すればいいと云うものではないと、本作を観て心底から実感させられました。
医療ドラマに徹して欲しかった
別荘地下室の大量死事件の真相に迫る、田口と白鳥の活躍を描く物語。
フジテレビドラマの映画版ですね。
竹内・阿部の映画版も好きでしたが、伊藤・仲村のドラマ版も好きで全て鑑賞していました。
ただ、この映画は、医療ドラマではなく、刑事ドラマになってしまったのが残念。医療過誤やAI診断等の医療に係る話が出ているとはいえ、大量死は警察が主役となる話。幾ら、白鳥の上席者が死亡しているとはいえ、厚労省の役人が係る話ではないんですよね。
物語の中で、その役回りをしっかりと分けて話を進めていけばリアリティを感じることも出来たのでしょうが、刑事然として事件にクビを突っ込んでいく白鳥を見ていると、少し興ざめを感じてしまいました。
また、この手の映画に有り勝ちなのが、テーマを散逸させてしまうこと。この映画では、ドラマ4シリーズ「螺旋迷宮」のスミレ先生を出演させてしまったので、何の話だか分からなくなってしまいました。
評価はやや厳しめです。
ドラマ版完結!
これはテレビドラマ版の映画で、
映画シリーズの竹内&阿部コンビとは全く別物です。
テレビドラマを一気見した流れで映画も鑑賞。
テレビドラマは一気見できるぐらい面白かったですが、映画になったことで、簡潔なかんじになっちゃって、いつものグッチー白鳥コンビの推理、やりとりが少なくて残念。
でもドラマシリーズの面々が出てて、ドラマファンには楽しいかもしれないです。速水先生最高。
命を無駄にするな!
このシリーズ映画しか見てなくて…
突然竹内結子&阿部寛チームから伊藤&仲村トオルチームになってしまい少しだけ残念。
でも、仲村トオルが鉗子の手術を見て見ぬ振りしたところで、きちんと謝っていたところは胸を打たれました。遺族的には今更謝ってもらってもって感じかもしれませんが、ね。
薬と厚生省と医者と患者と副作用の問題って訴訟の報道でチョイチョイ聞くきがしますね。
なかなか直面しないからニュースでしか知るすべがないけれど…
竹内結子&仲村トオルでも良かったかも!笑
取り敢えずの出演者の流れは理解しましたが、展開は読めなかったので観るには良かったです。松坂桃李も西島秀俊も良かったですね。
西島と堺雅人どちらも適任ですね。
最後のシーンで伊藤が桐谷に、命を無駄にするな。
生きたくても生きられない人が大勢いるんだ!
これこそドクター冥利につきる言葉ですね。
腐った社会人だから週末にバチスタシリーズを観て本当に良かったです。
●小説向きかもしれないね。
シリーズ初見。なんとなく犯人の想像はつくけれど、ラストは畳み掛ける。ここも予想はつくけれど、そこまでとはね。
有森也実ひさしぶり。仲村トオルの仕草にシビれる。豪華俳優陣が期待通りの活躍。
医療現場の苦悩。患者の被害者意識。すみれ先生刮目は、なんかよかった気がする。
白衣のボタンは閉めようね
TV版があったことも知らず、竹内結子さんが出ている作品とばかり思っていたら…、あら全然違う?(-_-;)
とにかく列挙しきれないほどあり得ないことばかり。
薬の副作用・術後の合併症といった、医療での線引きの難しさは描けていたように思います。
今一つだったよ、ぐっちー
海堂尊のベストセラーシリーズの映画化だが、竹内結子&阿部寛コンビの第3作目ではなく、伊藤淳史&仲村トオルコンビのTVドラマの劇場版。何かちとややこしい…。
TVドラマ版は見てなかったが、竹内&阿部コンビを見ていたので、一応の設定は把握出来た。
国、自治体、東城医大による死因究明システムの大改革、国際Aiセンターのオープンが迫る中、9人の医療関係者の集団不審死事件が発生。さらに、Aiセンターを爆破するという脅迫状が届き…。
二つの事件に、ある薬害隠蔽と白鳥の忌まわしい過去が絡む。
医療ミステリーとして面白味充分だが、何だろ、演出が悪いのか、今一つ弾けない。
絡めたエピソードが見事に交錯とはならず、話が散漫し、何か一本筋を通して欲しかった。
本来実力ある筈のキャストたちのオーバー演技、何故か病院外の事件の捜査をする田口と白鳥、誰がTVドラマからの続投で誰が劇場版の新参加か…などパッとしない点が目立ち、設定や内容は良くても最後まで面白かったとまでは至らず。
犯人の傲慢が事件の真相だった「チーム・バチスタ~」「ジェネラル・ルージュ~」と違って、薬害被害者や今回の犯人の悲しみが描かれているのはいい。(犯人の犯行はもはや暴挙で絶対に許されるものではないが)
時にはリスクが伴う医療の難しさ。
医療の技術は間違いなく進歩しているが、まだまだ難題はある事を考えさせられる。
…でもこれを、竹内&阿部の中村義洋監督の映画シリーズで見たかったというのはやっぱり非道か。
大衆向け娯楽作品
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
戦車に乗って登場したり、ひどい発音の中途半端な英語でわざとらしい登場をするアメリカ帰りの教授がいたり。前作に引き続いて、人の生命を扱う話なのに演出が軽くてくだらない。
人を上手く操って特定の日に家に集めて、重水を入れ替えて地下に閉じ込める。病院のシステムに潜入し自分の計画に沿って自由に操る。そんなことは机上では出来たとしても実際に実行するのは大変だけど、それを実行できる犯人像というのが長年母親の介護をしていた記者一人というのには全く説得力が無い。犯人側を追い詰める推理も中途半端だし、犯罪作品という意味ではたいしたことはない。
薬の認可と副作用で苦しむ人々という主題はいいのだが、その描き方が軽薄だし強引。『ケルベロスの肖像』という大仰な題名といい、無理な犯罪を絡めてくる展開といい、深刻な作品というよりは大衆受けを狙った娯楽作品という点では前作と代り映えしない。そしてこのような路線は映画として質が高いとは思わない。前作を見た時点でもう次は観るのはやめようと思っていたのに思わず観てしまったが、やはり自分の趣味には合うものではなかった。
一番の見せ場は戦車に乗るグッチー(笑)
映画評価:40点
チームバチスタドラマシリーズのファンです。
今作では、今までのシリーズに登場した面々が見れるというファンサービスが用意されています。
当時は俳優として知名度の低かった松坂桃李なんかも、今では自身の人気上昇に比例してキーパーソンに抜擢される等楽しめました。
ただ、ドラマシリーズでは良いしつこさのあったグダグダ捜査も、2時間映画になると推理がアッサリしてしまい微妙に。
更にファンサービスもあったりしたので詰め込みすぎて、一番犯人ぽい人が犯人でした。
なんか期待していただけにガッカリしちゃいました。
普通に楽しむぶんには面白いと思いますので、完結編といわず、また次回作期待しております。
【2015.5.10鑑賞】
おもしろくはないよね。
「チームバチスタ FINAL ケルベロスの肖像」見ました。
仲村トオルと伊藤淳史の大袈裟演技はドラマからの引き続きといったところ。話しの中のミステリー要素はかなり薄めで、どの疑惑をなか掻い摘んでも無理やり感は否めない。結論は、超絶つまらない。ただ、ラストのあの寂しい感じの作りは映画化ならではの工夫を感じたし、ドラマから見ている人にとってはサプライズとなったと思う。
まずやっぱり言いたいのは、厚生労働省の役人と医師が事件を追うことの必然性。ドラマ版では100歩譲って院内の事件だから良しとしても、今回の事件は外部で起きた超凶悪事件。これを彼らが追うのは、いささか無理がある。生瀬勝久に難癖つけて犯人に仕立てようとする場面も、あの理屈は誰がどう見てもないと思いますよ。あー、適当に考えてんだな、と思わざるを得ない。生瀬勝久を含めて、松坂桃李も桐谷美玲も怪しいっちゃ怪しいよ。でも、こいつ犯人かも...という所まで疑うことが出来ない。こんな面白くなくてハラハラしないなんてサスペンスとして成立してない。総じてキャラクターが薄いからなのか、どいつもこいつもどーでも良すぎてしゃーない。
あとは犯人。勝手に捕まりに来ますからね。この作りは「踊る大捜査線」でもありましたが、もっと正義側を引っ掻き回してくれないと。
ぶっちゃけ少しも面白くないです。長々と続いたチームバチスタの終わりがこれかと思うと、かなり寂しいです。
医療サスペンスと言うことで。 原作が素晴らしいのが伝わります。現役...
医療サスペンスと言うことで。
原作が素晴らしいのが伝わります。現役医師ですよね?海堂さん。
こーいうのって大抵、水とか酸素とか、証拠が残らない、無害と思われるものが死因になってるパターンが多いっすよね笑
まあ、そうなるのは凝れば必然なんだろうけど。トリックで驚かすのはやっぱり寿命を縮めますよねー作家の。
そうとう捻って絞らなきゃいけないですからね。尊敬です。
これのドラマ観てなかったので、ポカーンな所もありましたが、まあ気にせず見れました。
全く、これの知識が皆無だと、厳しいかな…
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