幸せのありか

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幸せのありか

解説

脳性麻痺の障害を持つ男性の幼少期から青年期までの悲喜こもごもを瑞々しく描き、2013年モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞するなど世界各地の映画祭で高く評価されたポーランド発のヒューマンドラマ。幼いころに医師から植物状態と診断されたマテウシュは、それでも愛情にあふれた両親のもとで豊かな経験を積み、幸せな子ども時代を過ごす。しかし身体が大きくなるにつれて家族との生活は困難になり、姉の結婚を機に病院に入れられてしまう。年老いた母や看護師に不満をぶつけることしかできないマテウシュは、ある日、美しい看護師マグダと出会い、心を通わせるようになるが……。青年期のマテウシュを演じたのは、「イーダ」のダビド・オグロドニク。日本では「ポーランド映画祭2013」にて、「ライフ・フィールズ・グッド」のタイトルで上映されている。

2013年製作/107分/G/ポーランド
原題または英題:Chce sie zyc
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2014年12月13日

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(C)Trmway Sp.z.o.o Instytucja Filmowa „Silesia Film”, TVP S.A, Monternia.PL 2013

映画レビュー

4.0号泣覚悟で行ったけど

2015年3月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

難病や障がい者が主人公の映画なのでティッシュ握りしめて見始めました。グッとくる場面はあったけど、よくある泣かせます!ではなくじわっとこみ上げてくる感じで良かった。あの状況で絶望せずに生きることの喜びや希望を忘れない主人公が素晴らしい!しみじみと良い映画でした。

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かきのたにぇ

3.0♡↑⚪︎

2015年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

○明るさ!

脳性麻痺を持つ主人公・マテウシュだけど、恋をし、自由を求める、「一般的な男の子」として描かれています。
普通のお涙頂戴モノとは違って、フレンドリーな目線で見られます。

○感情

笑いもすれば、泣きもする。そしてひどい行為には怒りもぶつける。
人のことをよく見ているマテウシュの、感情やこころの動きに見ている側も共鳴していきます。

○今我慢し、耐えている方にオススメ

施設に入れられ、白く閉ざされた世界に押し込められるマテウシュ。しかし、チャンスを手にした途端、再び輝き出します。
冬のように、サナギのように、今頑張っている方にオススメです。

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憶 文月

5.0人間とは何か、人間の尊厳とは何か

2015年2月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

人が人を理解すること。一見簡単なようでとてつもなく難しいことだ。
特に、先入観や偏見にしばられてしまうと、ステレオタイプに陥ってしまい、現実が見えなくなってしまう。
この人はこういう人だ、と思っていること自体を相手に見抜かれているかもしれないのだ。
また、難しいテーマを簡単で、ありがちな結論に導かないところも素晴らしい。しかも、深刻な内容であるにも関わらず、ユーモアにも溢れていて、ついつい自分もドラマの中にいるような気にさせてくれる。
まさに静かな傑作❗暗示や展開も素晴らしく、人間の尊厳に満ち溢れている。

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MASA

4.02015年の初映画に選んで良かった。

2015年1月12日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

知的

幸せ

幼少期に知的障害があると診断された主人公が、周りに理解されない奇声や行動の裏に、本当は知性と感情がある!と何とか周囲に伝えようとする葛藤する姿が印象的。その気高くて純粋な自我に胸が詰まる。公式にあるように、お涙頂戴ではなく、ユーモラスな家族の愛にほっこりし、映像の美しさとポーランドの風景の独特の哀愁と役者の澄んだ演技にじんわり。
見ながらずっと自分に言っていた。人が人を理解する。その手段をたくさん持っているのに諦めてないか、と。

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明日花