ガンズ・アンド・ギャンブラー
劇場公開日 2014年2月5日
解説
100万ドルのお宝をめぐって繰り広げられる命懸けのだまし合いを、「トゥルー・ロマンス」のクリスチャン・スレイター&「裏切りのサーカス」のゲイリー・オールドマン共演で描いたクライムアクション。カジノで一夜にして一文無しになったギャンブラーのジョン・スミス。彼が参加したポーカーの最中に、100万ドルの価値を持つネイティブアメリカンの仮面が盗まれた。ポーカー参加者が犯人だと確信したオーナーは、ブロンド美女の殺し屋や汚職警官を雇ってジョンら参加者たちの命を次々と狙う。「未体験ゾーンの映画たち 2014」上映作品。
2011年製作/89分/R15+/アメリカ
原題:Guns, Girls and Gambling
配給:アットエンタテインメント
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
風来坊のようなおやじが立ち寄ったインディアン・カジノでプレスリーの物まねコンテストに出たことがきっかけで殺し屋に付きまとわれるナンセンス・コメディの様相、ところが最後に驚きの種明かし、脚本・監督のマイケル・ウィニックさんにまるでポーカー・ゲームのように一杯食わされました。
今どきインディアンと牧場主のいざこざなんて往年の西部劇かよと思ったが出鱈目でもないらしい。
カジノといえばラスベガスですが隣接するユタ州にもカジノはあるのですがインディアンが経営するホテルとは初耳です、調べてみたら約240の部族が500件以上の保留地カジノを経営しており今や、インディアン・カジノの総収益は、ラスベガスを含む全米の商業カジノを上回りホワイトハウスへの献金により影響力も高まっていると言う。
アパッチの血をひくオーナーがプレスリーのファンというのも不可解ですがプレスリーがインディアンと白人の混血児を演じた西部劇「燃える平原児(1960)」が寄与しているのかも。
この映画、見世物小屋のような陳腐なキャラのオンパレード、アランポーの詩の一節を唱えながら銃を撃つ金髪の殺し屋、西部劇さながらの早撃ちガンマン、頭の皮を剥ぐぞと斧を振りかざすインディアン、俺はほんとのインディアンというインド人、日本人らしいエルビスフリーク、小人でなく小柄と言えという小人症のエルビスマニア、レスビアンの娼婦など人種から身体、性志向まで差別ネタをいじりまくり、その上、なんとゲイリー・オールドマンさんまでアバンタイトルでの客寄せパンダもどきの無駄遣い。
終盤までは意味が分からず嫌気がさしました、分かってみても監督の手練手管にもて遊ばれたようで口惜しい気が・・。
2021年10月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ゲイリーオールドマン目当てで観賞。
すべてにおいて安っぽいなぁ~!
主演のクリスチャンスレイターの作品を今回初めて見たけど、ショボいおじさんだなぁ。
演技もあまりよろしくない。
ストーリーもインディアンと白人の因縁という、日本人にはあまり入りこめる題材ではなかった。
見所はゲイリーのプレスリーのコスプレ姿のみ!
2021年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
何の前情報もなく観始めたら…
おっ!クリスチャン・スレイターにゲイリー・オールドマンやん!絶対面白いやろ…
と思いきや、とんだB級映画。
でも昔カフェバー全盛の頃、カフェバーのモニターではこういうB級映画が流れていたりしたのよね。
それにクリスチャン・スレイターは元々B級青春映画のスターだったしね。
「今夜はトーク・ハード」とか名作だったよ。
2019年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
コーエン風、タランティーノ風と、ちょっとした脱力感のある雰囲気。現代劇に西部劇をそのまま取り入れた、面をめぐる復讐劇、サスペンス・・・
ジョン(スレイター)はインディアン=ネイティヴ・アメリカンにより自分の車のトランクに入れられ砂漠の真ん中で気が付いた。そして2人の男は銃で抹殺されていたのだ。彼はカジノに残された住所を手がかりに町まで歩き、1人の少女と知り合うが、ポーカーをやっていた他のエルビス物まね師によって狙われることになる。冒頭にも登場した、優勝をかっさらっていった男(オールドマン)はセクシー美女に殺されるし、ゲイのエルビスは駅のトイレで殺される。なぜ自分は狙われるのか?という不条理にもめげずに殴られっぱなしの主人公が良い!
しかし、100年前の牧場主とインディアンとの怨恨に話が及ぶと、やがて筋が見えてくるのだ。また、脇役だろうと思っていた人物が皆なんらかの関係があったことなど、やりすぎ感はあるが楽しめる作品。
すべての映画レビューを見る(全9件)