渇き。のレビュー・感想・評価
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惹きこまれる
まさに、狂ってる、その一言。
登場人物が皆おかしくて、乱暴で貪欲で最低…でも生き生きとしている。魅力がある。
ストーリーを理解しようとなんてせずとも、ただただ惹きこまれて、時間とか現実を忘れました。
告白や嫌われ松子の一生でもそうでしたが、中島監督の映画は観るのに凄くパワーがいりますね。
でも、そんな所が大好きです。乱暴なようでいて繊細で、汚いようでいて綺麗。
原作を読んでから観ましたが、変更点も違和感なく、むしろ原作より狂気に満ち溢れた気がします。
役所さんがほぼスクリーンを独占していましたが、圧倒されっぱなしでした。
バイオレンスなシーンや、麻薬などの過激な表現もありますし、ストーリーはハッピーエンド等なく救いようの無いものなので、万人に薦められるものではありません。
でも、最高に狂ってて、どこまでも突き抜けてて、現実を忘れさせる映画はコレです。
狂った夢 加奈子ワールド。
原作未読で鑑賞しました。
「告白」の中島監督作品ということで、とにかく血糊の量がハンパじゃない!
暴力は痛々しいほど過激で、ラリった風景は目が回るほど音楽ガンガンにカメラがグルグル回る。でも、不思議とそんな風景に引き込まれる。
加奈子は一体何なんだとめちゃくちゃ気になる!
役所さんと一緒に加奈子を追う様に物語は進みます。
残念ながら、加奈子が一体何故そのようになったのか。本当はどんな人間なのか。
最後までハッキリと分からないままエンディングまでノンストップでした!
賛否両論ある映画ですが、ぼくはそんなに嫌いじゃないです。
告白より起承転結がない分、エロい、グロいシーンばかりの映画に見えますが、むしろ、それが空っぽの加奈子そのものだったということかもしれません。
あと普通に加奈子可愛い!と思いました!笑
可愛いよ!加奈子!( ´ ▽ ` )ノ✨
愛に渇いているのか?
渇いているのは、よくわかった。
物陰は、時折、時系列を逆行するように進み、劇中時間がテロップで出るのだが、飲み込めず、置いてきぼりされた感もある。
そして、描写は気持ち良いものではなかった。
結局、渇いているのは、愛?
与えるもの? 受けとるもの? 子供に、どうやって関わるのか? 難しさと怖さを感じた。
なんか普通でした。
最初から最後までずっと飽きずに観て
れました。ただグロ耐性の低い私は時々目をつぶってやり過ごしました。倒錯した登場人物に倒錯した演出。他のレビューを観てると凄く良いみたいですが映画鑑賞素人の私は普通に面白い程度でした。見る目があると素晴らしいのかなー。役所さんのハマりっぷりは凄いです。出演者はそれぞれ良い演技でした。
疲労するパワフル。
観る者が抱く希望をことごとく足蹴にしまくる快作。
ダークサイドひた走るヤツらの生き様が壮絶。
目が離せない鮮やかさ。
えげつない狂騒をカタルシスに変換する中島哲也ワールド満載。
ただ、締めは意外と普通。
スコップでカメラ殴ってヒビ入るくらいの弾けたエンディングにしてほしかったな。
激しい映画
内容的にシリアスな話だと思って見たら、結構笑えるところが多かった。物語の見せ方としてはわかりにくいと感じる人もいると思うけど、エンターテイメント性が強い感じがして個人的には楽しかった。途中役所広司と奥さん役の人がファミレスで隣同士でごはんを食べるシーンに狂気を感じた。
キレはあるけど意味不明な演出。
予告編を見る限りかなり面白そうな映画だと思ってみました。
かなりの期待を持って見に行きましたが、意味不明な映画でした。
中島流演出の良さが分かりません。
キチガイのようなキャラ達、過激な台詞の数々、局面の雰囲気をガラリと変える音楽と絵使い。幾度となく前後する時間の流れ。どれもこれも中島監督の「すごいだろ?」という言葉が聞こえてくるような自己満的で意味を感じない演出。
この映画で言えば、まず時間が前後しすぎて分かりにくいし、進みが遅い。キレッキレの役所広司も攻撃的すぎて、なにがしたいのか分からない。何百回も聞こえてくるカナコちゃんの笑い声も、流れの妨げ以外の何物でもない。「なんでそいつ殺すの?」とか「そのグロ描写いる?」とか「そこで噛み付いたら解決が遠のくよ!」とか「結局全員悪者かい!笑」とか突っ込みまくりました。
特に内臓を踏みつける場面。たったワンシーンしか出てこないヤクザにそこまでの所業を強いる必要はないし、単に不愉快なだけで、そこまでやるか中島哲也!と思い笑ってしまいました。
最後はカナコちゃんも死んでたって話だけど、なんか最初から死んでるだろうなって分かっちゃいませんでしたか?序盤でも中盤でもいいから、生きてるかもってのを臭わせないと成立しないと思います。
劇中は夏の設定なのか知らないが、役所広司の汗ばみ感とストーリーの
不快感が相まって、映画全体をより胸くそ悪いモノにしている。
纏まりのない文章ですいません。
奇抜な中島流演出で、良い映画だと錯覚する所でした。
すいません。
服用は自己責任で…
いやはや…中島監督、やっぱり凄いわ…
商業性と娯楽性、おまけに監督性まで両立させる手腕は、現邦画界では孤高だと改めて実感。
クズとゲスと血飛沫と暴力満載なのにPOP。
70'sやタラ&ロドを思わせる演出、音楽がまた◎
ただ、ラストだけが冗長だったのが残念。
そこを〆れば…
と、褒めながら。
まだまだアジア映画の中での邦画の越えられない壁を感じる一本です。
役者陣
主役の小松菜奈ちゃん、
めちゃくちゃ可愛かったです!
お人形さんみたいでした。
顔に血が飛び散っているシーンは「美しい…」と思うぐらい素敵でした。
演技も上手で、本当に
加奈子みたいな子なのかなって思っちゃいました。笑
妻夫木聡さん良かったです!
かっこよかったし、上手だなぁ…と思いました。
二階堂ふみちゃんは
いつも凄いけど今回も凄かった!
流石でした。
清水尋也くんは初めて見ましたが
なかなか気になる存在に…!
かっこよかったし、声が好きだなあって思いました。
それと、途中に流れる
でんでんぱっしょん/でんぱ組.inc
はテンションあがったし
雰囲気がガラッと変わって良かったです!
でも、ちょっと…グロすぎ…かも…
グロいシーンで目を瞑っていたら
ストーリーを理解するのに時間が掛かりました…笑
教育上よろしくないシーンも多かったので
あんまり子供に見せたい作品じゃ
なかったですね…。
ストーリーは正直そんなに
面白くはなかったです。
ぶっ飛んでる映画や出てくる人が
狂ってる映画は他にもいっぱいあると思うし
ストーリーが面白くないのを
グロさやハチャメチャさで押し切っている感じ。
予告で期待させられすぎちゃったのかも…。
でもずっと頭に残る作品ではあります!
まあでも、DVDで十分感は否めません。
なぜ❓
まず、1000円で、この映画を学生に推奨する意味がわかりません。
キャストに惹かれて観にいきましたが、ドラッグやいじめをポップに描きすぎで物足りない感じ。精神的に壊れてる人の描き方も物足りない感じ。眠くはならなかったけれど、つまらない映画でした。
外面いい人ほど真っ黒。
平和ボケしたつまらない日本映画に喝をいれる作品。
漫画原作アイドル映画・合唱する雪の女王様・山登りやお風呂のほのぼの映画など平和ボケした映画が多い中で「外面いい人こそ真っ黒腹黒なんですよー。100%いい人なんていませんよー。平和ボケしすぎですよー」と訴えてるように見える刺激ある映画。BPOとか何かしら問題を指摘されそうな内容だし好き嫌いハッキリするけど、それくらい起爆剤な映画だと思います。
がっかり!
キャストや前評判で期待し過ぎていたせいもあるかと思いますが、観終わった第一声は「がっかり」です。序盤から中盤は中島監督お得意の疾走感やパンチが効いてて良かったですが、終盤へ向かうにつれ失速。極め付けがあのオチとは…。バイオレンスな描写も激しければ良いというものではないので、もうちょっと意外性が欲しかったという印象です。
すべて同じ
演者の質がすべて同じ。まったくもって面白くない。
演出を過度にすることで、暴力、痛み、嘆き、そこからくる渇き、も何もかもが浮きだたない。
演出が良くない。
二階堂ふみさんがこんなに良くないのは初めてみた。
音楽もうるさすぎる。リズムで見せることが相応しい作品だとは思わなかった。
あと、金を無駄に使いすぎている。ほんとに。
今年1番になりそう!
最高でした!
グロテスクと言われていましたが、それほどでもなく、そういうシーンはあえて明るい曲が流れていて観やすいです。
役所さんの演技もすばらしく、小松菜奈さんの不思議なオーラに目を惹かれました。
映像もとても美しくぜひみなさんにオススメしたい映画でした。
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