自分の事ばかりで情けなくなるよ

劇場公開日:

解説

ロックバンド「クリープハイプ」と、同バンドのミュージックビデオや特典DVD収録のショートフィルムを手がける松居大悟監督がタッグを組んだ異色の青春群像劇。「クリープハイプ」フロントマンの尾崎世界観の原案をもとに、これまで制作された短編「イノチミジカシコイセヨオトメ」「あたしの窓」「おやすみ泣き声、さよなら歌姫(Music Video)」と新作「傷つける」を加えた4部構成で、元彼が忘れられない風俗嬢、大好きなバンドのライブ当日に残業させられているOL、一途な思いを爆発させるオタク青年、トレーラーハウスで生活する謎の青年と美しき家出少女など、うまくいかない人生に不満や怒り、悲しみを募らせる若者たちの日常が少しずつ交錯していく様子を描く。タイトルの「自分の事ばかりで情けなくなるよ」は、「クリープハイプ」の2ndアルバムに収められているボーナストラックに由来。

2013年製作/106分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2013年10月26日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
横田直樹
三谷敏久
林武志
原案
クリープハイプ
脚本
松居大悟
撮影
塩谷大樹
照明
横堀和宏
壽村智之
西田真智公
録音・MIX
戸村貴臣
美術
片平圭衣子
衣装
谷野留美子
石橋修一
中兼英朗
ヘアメイク
斉藤直子
野本滋代
矢口憲一
編集
松居大悟
音楽
クリープハイプ
助監督
畑井雄介
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16

(C)2013 Victor Entertainment, Inc.

映画レビュー

3.0世の中をうまく渡って行けない若者たちのオムニバス作品。 そこにクリ...

2023年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

世の中をうまく渡って行けない若者たちのオムニバス作品。
そこにクリープハイプというロックバンドの音楽が絡む。
かなりクセのある歌い方で、私はあまり好きになれないが、マニアックなファンにはウケているようだ。
物語の方は池松壮亮がクズの中のクズ男を演じているのが印象的。
観ていて反吐が出そうになる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
省二

3.0共に初々しさを感じるオムニバス的な群像劇、眩しさがまた悪くない

2022年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

怒りという感情がモノを破壊することで精算できるなら、どれだけ壊してるだろう。松居大悟監督にもがきを感じるし、クリープハイプの名盤もまだ青くていい。その不出来な部分も嫌いになれない作品。

『ちょっと思い出しただけ』の2回目をより楽しむにあたり、カギとなる「松居大悟×クリープハイプ」を解いてみることにした。フォロワーさんから円盤を借りて初鑑賞。

確かにPVに肉付けした様な仕上がりにはなっているが、曲の輪郭を浮かばせる映像は魅力的。ただ、純度が高いのは元々PVだった『イノチミジカシコイセヨオトメ』と『あたしの窓』のみで、後半は少し混ざりすぎて黒くなった絵の具の様。イントロダクションノートが付いているので、そこは深く潜ってみたい。そういう意味では、両者は共に青くて初々しい。また、お互いより高い地点に来たのだとしみじみ感じる。

演者もなかなかフレッシュ。山田真歩も貫禄より若さが勝り、黒川芽以も透明感が前面的に出ている。そんな中、池松壮亮の質は相変わらず一級で、さすがの一言。こうして『ちょっと思い出しただけ』で1番に指名するのも分かる。これは俳優としてだけでなく、枠を超えた盟友でもあるのだろうけど。諸々空気も楽しめた。

ある種の実験作であり、ウブさがまた堪らない。こうして再びタッグを組み、「パイプ」を取った「ナイト・オン・ザ・プラネット」を松居大悟監督の手で映像化する。また一層楽しめる予感がする。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たいよーさん。

3.0ほぼ傷付ける、ほぼクリープハイプ

2019年10月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

4本入りだけどほとんど傷付ける
傷付けるが1番好きだしもっと長編で見てみたかった・・最後は悲しくも苦しい感じでした・・
クリープハイプのMVを見てたのでほぼほぼ知ってる感じが否めなかった・・
すこし勿体ない感じもしちゃった・・

コメントする (0件)
共感した! 1件)
llHappy Worldll

3.5監督に導かれて

2018年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

松井大吾監督が好きなのでTSUTAYAにてレンタル。男女・恋愛・お金・風俗・思想・角度角度を若い俳優さん達の熱演に引き込まれてしまう。冒頭からの流れが最高に好き。中盤からの大東俊介さんには笑えた。終盤の終盤の池松壮亮さん久しぶりに見た気がする切れる殴る怒る演技に昭和俳優を彷彿させてくれた。
この作品高校生大学生に見て欲しい作品。
今後も引き続き監督も俳優さん達も注目していきたい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
G・・HT3
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る