そこのみにて光輝くのレビュー・感想・評価
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どうしようもない男と女のしみったれた話しやと思って観たのに‥ 傷負...
どうしようもない男と女のしみったれた話しやと思って観たのに‥
傷負いながらも、懸命に生きるどこまでも人間くさい悪くない話しやった。
綾野剛が最近の日本人俳優で一番色気感じるな。
そこが、底だけで終わると、訳わかんない❓‼️
原作は再生して結ばれていくまでが描かれているそうですが。
途中で、終わらせるのが、アートなんでしょうか。
映画はリアリティが凄くて、演じるキャストはさすがです。
綾野剛、菅田将暉も凄いですが、社長役の親父はそのもので吐きそうです。
暴力も性行為もリアルすぎるのは良いことですが、余白が無いと思うのは贅沢でしょうか。
生活や環境が底辺とゆうこともあるでしょうが、精神状態が底をついてるんでしょうね。
トラウマが有れば、人生を休息することも有りです。
原作者みたいにエンドにすることなく。
池脇千鶴は演技が良すぎて、そのまんまにすら見えます、恐るべし。
それぞれ演技が上手いなー、そう感じるのは、共感を覚えないし、感動することもないからです、ただし、映画の品質は高いと思います。
でも、映画との相性はあると思います、原作に忠実に起伏に乏しい暗いだけの展開ですから、鬱な感情で負のスパイラルが出る恐れありです。
健全な精神状態で、菅田将暉や綾野剛のファンなら、是非。
夜明け前のような雰囲気のある映画
どうしようもない状況の中で話は進み、最後にほんの少しだけ明かりが見える、夜明け前のような雰囲気のある映画だった。綾野剛、菅田将暉も良かったが、池脇千鶴の雰囲気のある演技が素晴らしかった。(池脇千鶴は、役にあわせて少し体重を増やしたのだろうか?)
チャラ系名優。
歴代チャラ系名優のエクスペンダブルズ。
必殺の火野正平、カミカゼタクシーの高橋和也、へルタースケルターの綾野剛、ウシジマ2の菅田将暉。
凡百グラドルと異なる骨格と肉のリアルから女が匂い立つ池脇千鶴が大好きだ。
支持。
そこのみ
どうしようもなく、逃げ場がない生活
どん底
今ならきっと福祉の手を借りられるはずだけど、何をどうしたらこのどん底から抜け出したら良いかわからない家族。
キャストが良い。
菅田将暉さんも人懐っこい役がハマるし、
池脇千鶴さんは子役から知っているけど本当に大人になって、仕草、表情、全てが千夏だった。
綾野剛さんは役のためにわざと函館の街で毎晩飲んで、顔を浮腫ませて挑んだとありました。
もちろん自身も事故で重いモノを背負っているけど、千夏の家族と前向きに生きて行けたらよいね。
『きみはいい子』の池脇千鶴さんを観てからこの作品を観ました。ギャップが凄い。
全国で公開されなかったんですか?アマプラのおかげで観ることができて良かったです。
不幸体質
作品のテーマも演者も良かったと思うんだけど、テンポの悪さが目立った作品。
やけに情緒的で抽象的なシーンが続いたかと思えば、いきなり飛躍したり。
分かるんだけど、なんか違和感…な感覚がずっとつきまとった。
なんとなく良い話っぽくしてるけど、達夫は悪魔みたいなもんだよね?と。
拓児と千夏は貧しいながらも安定した生活を送っていたわけで、
そこに外から達夫がやってきて、悪気なく「オマエラは不幸だ」ってことを突き付けて。
だから達夫のそのへんの葛藤というか、ケジメみたいなもんをもっとちゃんと描けば
もっと希望のもてる物語になり得たのかな、と思う。
赤いママチャリ、拓児!
拓児と千夏が親と住んでいる家を見て、「ヒミズ」の染谷将太演じる男の子が住んでる家とその周辺の風景を思い出した。それで胸が痛くなり辛かった。でも、拓児が人懐っこくて可愛くて、服も髪型もキャラクターにぴったりで、いつでも美味しそうにモリモリご飯食べていて、救われた。菅田将暉、上手い!音楽と照明もとても良かった。
達夫は千夏に一目惚れした。綾野剛、巧いなあ。千夏が海に入りたいと言ってたから、千夏に謝りたかったから、達夫は泳ぎに来た。千夏は服を着たまま達夫のところまで泳いできて、海の中で笑顔でキスをした。
達夫に抱かれて達夫を抱いて、千夏は自分の体が清められていくように感じたのだと思う。だから、長いラブシーンだったけれどその意味が伝わった。自然で素直で美しかったし、千夏の思いがわかったから。だから早送りしないでそのまま見ることができて嬉しかった。千夏と達夫の笑顔はとてもいい。池脇千鶴(初めて知った)と綾野剛、とても良かったです。
堰を切って
うちの会社の同僚、
ヤマアラシくんです。近づく人間を刺して傷つける。
「自分を大切にしてくれる相手に対して、どこまで相手を傷つければ自分を嫌いになって見捨ててくれるか」を彼は始終無意識に実験してしまう。
そういう人生をやっている。
破壊願望がある。
その彼にかけた一言で、彼かシクシクと泣き出したことを思い出した。
子供のようにずっと泣いていた。
その後?
彼は堰を切っても、もっと高い堰を作ったね。
優しくされたくない生い立ちを、凄まじく負っている人もいるということで。
これからも生きていく
これまでは、一人で生きてきた。
これからは…自分の眼差しを受け留めてくれる人、そんな人がいれば…。
途中から、三人の中の誰かが死ぬバッドエンドを想像してハラハラしていた。
手放しのハッピーエンドではないけれど、
終わりと始まり。そんな予感を持たせるラスト。
達夫が初めて千夏を見た時。
ああ、雷に打たれたような一目ぼれってあるよな、
そんな描写が、大仰な台詞や演出ではなく、とつとつとした日常の中で表現される妙。
そんな出会いをした女は色々抱えており、
そんな思いがふつふつと胸に燈った男も抱えるものがあり、
それでも少しずつ距離を詰めていく様が愛おしい。
その二人のキューピットになるはずの弟は、何が起こるかわからない危うさをまき散らす。
だのに、姉と達夫を好きな様だけはビンビンに伝わってきて愛らしい。
その三人を取り巻く脇も手堅く締めてくださる。
息をするのさえ、苦しくなるような日々。
その中での、些細な、しかし明かりが灯ったような幸せ。
それなのに…、いや、それだからこそかの展開。
そして、
ラスト、二人を包み込む輝きが尊い。
幸あれとこんなに願った映画があったけ?
見る人は選ぶと思うが、珠玉の一本。
期待していたんだけど。
評価がいいので楽しみにしていたのだが、
暗いというか、セリフがない時間がすごく
長く感じてしまって、途中で飽きてしまった。
物語のスタート、石の下に誰かが
下敷きになっている場面がある。
これと、綾野剛はどんな関係があるのか。
過去に夢にまで出てくるほどの悲しみがあったことがわかるが、これがなんなのかが
なかなか出てこない。
自分の失敗で、一人死なせてしまった。
このことから、ひどく塞ぎ込んで
生活するようになる。
そこで菅田将暉に出会う。物事を軽く考えていてちょっと危ないやつ。
この妹のことを好きになる。←ここ、
なんで好きになる?って思っちゃった。
お金を稼ぐために、体を売る仕事をしてるし、
ちょっとやばい男と付き合ってるし…
私が男ならこの女はやめておく。
そして、また同じ仕事をしようとは
思わない。
もう一度見たら、感想変わるかな…
ただ、淡々と
綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉。
皆さん素晴らしいです。
高橋和也さん、素晴らしいですが役が非情で、くそ人間だったので、出てくる度にイラッとしましたよ。そのくらいリアリティを感じました。
「生きる」と言う事に焦点が当たっていたように感じました。メインの3人はそれぞれ、事故で部下を亡くした達夫(綾野)、殺人事件を起こし仮釈放中の拓児(菅田)、家族を養う為に身体を売る千夏(池脇)。3人とも生き方が苦しく、生きることを諦めているようでいながら、やっぱりもがいている。そういう、人間臭いところが存分に描かれています。
それから、"愛"を感じる場面はとても丁寧です。
達夫と千夏、千夏と拓児、拓児と達夫(ここは愛というより情という感じ)
なんとなく感じたのは、言葉で相手を救うのではなく、どれも行動で示されているようでした。
ラストシーンも、どんな言葉が?と期待しましたが、やはり言葉は発せられることなく、でも優しさが伝わる。
日本人的な印象を持ちましたが、とても良かった。
自分の今いる場所に決して満足はしていないのに、それを見ないフリをして過ごしているのは見ていてこちらが辛く、虚しくなる。
そういう人間を利用するクズ野郎もいますが、そこに頼るしかないという負の関係。きっと日本の中にもたくさん存在するのでしょうね。
それが一番悲しい。
繋がりの深さ
寒い地方の、ある場所の、決して裕福ではないある家族と、
一人の男の出来事を見させてもらいました。
やっぱり、生まれ育った最初の環境って、血じゃないけど、抗えないのかな…。
そこから抜け出して、別の場所で輝くことはできないのかな…。
家族のつながりの深さが深い分だけ、なんだよな…。
なんだか切ないです。
切ないけども、観終わった後、厚い雲の隙間から光が見え始めてる、そんな気分になりました。
いやぁ~、そして、菅田将暉と池脇千鶴が、ものすごーーーーく、良かった。
菅田将暉は、菅田将暉ではなく、この低所得な中で、なんとなくタラタラ生活してる拓児という若者だった。
池脇千鶴は、脱いだことばかりをクローズアップして話題作りをしなきゃいけない、
そんな女優たちと一線を画す、本当に素晴らしい役者の一人だなぁ...としみじみ思った。
少女から大人の女から母性まで、全部見せてくれた。
綾野剛の達夫も良いのだけど、なんだろう、拓児と千夏にずーっと引きつけられていた。
この人たち、マジ、すごいわ。
だから、私の中で、この作品で主役に順位をつけるなら、
菅田将暉→池脇千鶴→綾野剛です。
カットのリズムが好みではないけど、主演・池脇千鶴の演技はすばらしい
鉱山系の仕事で部下の死亡事故を起こしてトラウマを抱えた男性が、無職で街で生活していて、パチンコ店で知り合った刑務所出の男性と知り合う。その姉と恋仲になる。
その家庭は脳梗塞で寝たきりの父親、無職の母親を抱えた底辺の暮らし。姉は身体を売り、弟の勤める会社の社長と不倫している。
映画のリズムがなく、少々退屈だった。底辺に行きつつも明るさがなく、共感できない。そこに光も感じにくい。姉役の池脇千鶴の演技はすばらしかった。
一つのシーンの時間が長すぎる
テンポが悪すぎるのとストーリーと人物がうすベラすぎる。
この物語に2時間はいらないと思う。
きれい風景描写で時間を費やしてるように見える。
主人公たちがこういうブレブレな人たちだから貧困と絶望に陥ても仕方ない。負の連鎖を打破するところか作り出してる。こういうバカで悲惨な人たちもいると理解すべきか、人物描写に不自然なところが多いと認識すべきか。
きれいで重くて救いようがないような映画割と好きの方だけどこれは何故か合わなかった。
役者さんたちに頼りすぎてなんか可哀想に思った。
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