劇場公開日 2014年4月19日

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そこのみにて光輝くのレビュー・感想・評価

全189件中、181~189件目を表示

5.0“汚い”から美しい映画

2014年4月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

風船のように自由に飛んで行きたい。

逃げたくなるような現実がそこにあるとき、そんな風に思うことがある。しかし、結局その自由願望は逃げでしかないため、逃げられない。

この作品は人生からは逃げられないのだという場面をこれでもかというほど見せつける。

地縁、血縁、歴史、罪。。
人生はまるで鎖に繋がれているようだ。

映画を見ながらこれほど息苦しくなることはそうそうない。何故なら、この作品には“メタ”視点をもたらす存在がいないからだ。全員が“ベタ”=主体。

誰かしらが何かに囚われ、苦悩している。

演出としても、メタが不在な上に、それを和らげる音楽も無いから、見る側は剥き出しのリアルを見せつけられているようだ。

とにかく“汚い”。街が汚い。人が汚い。現実が汚い。

しかしそれはリアルの間違いなく存在する一面だ。それを音楽や救世主で中和するのは嘘くさい。それを描くのが映画のリアルだろう。その意味でこの作品は映画らしい映画である。

そんな鎖に繋がれるような人生の中で自由な瞬間がわずかだが存在する。それを見せつけられてくれるのもこの作品だ。

池脇千鶴の素晴らしいセリフがあった。これを聞いた瞬間、私は主人公より先に涙してしまった。それだけ物語に入り込んでいた証拠だろう。

池脇千鶴は素晴らしい女優で居続けてくれている。

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kicks1126

3.0綾野剛ファン用か…

2014年4月26日
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鑑賞方法:映画館

単純

綾野剛版、実録DQNドン底物語。

丁寧な描写&作りで、引き込まれる作品ですが…
「凶悪」「共喰い」「海炭市叙景」に比べ、圧倒的に軽い。
のはやはり、いい演技を見せたけども綾野氏の俳優としての軽さなんでしょうね。

挙げた作品のように、鑑賞後時間を経て反芻するような物が残らない一本でした。

氏目当てであろう女性客を意識したであろう、明らかなサービスカットが冗長。
全体的にも間延びして感じる演出なのは、女性監督だからでしょうか。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

1.5判らない事だらけ

2014年4月25日
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難しい

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ロンドン

2.5難しい…

2014年4月25日
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鑑賞方法:映画館

難しい

友達と観に行きました

そこのみにて光輝く…

面白かったんですが
私(15歳)にはやっぱり
難しかったです苦笑

また今度この映画を理解するために
1人で行ってみようと思います。

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すけ。

4.0そこのみ、かあ…

2014年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

ロケーションと質感の良い映画でした。キャスティングもばっちりやね。菅田将暉が完全に主役食ってた、演技がすばらしくて久々にぐっときた。こりゃ彼の映画だな。末恐ろしや☆

池脇千鶴の埃っぽい親しみやすい肉感。最近ご無沙汰でしたが、やっぱり彼女の存在感は頼りになるわ、ステキね☆

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t16180339

3.5菅田将暉がすごくよかった。

2014年4月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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だいず

5.0最後に差す光はふたりの未来を照らす。

2014年4月19日
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悲しい

田舎とか都会とか関係なく、何処にでも、そして誰にでも起こりうる物語。

最後に千夏のとる行動は痛いほど心に刺さった。
壮絶な介護経験がある者なら理解できるはず。

ラストカットが素晴らしかった。

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zola

5.0重たいだけじゃない

2014年4月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

すごく辛くて重たい内容だったけど、観終わった後、言葉で表せない何かが心の中に残った

何がよかったとか言い表せないけど、今までで一番の作品だった

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Tch

5.0心にズッシリ!

2014年3月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

重い!しかし鑑賞後に心にズッシリと来る。
キャストの演技、カメラがとらえた函館の風景、重厚なバイオリンの音楽、その全てを監督が引き出した。
モントリオール映画祭コンペに招待も納得。
人は苦しみながら、前を向いて歩くしかない。しかし一人だけでは決して立ち上がれない。
支え合うしかない男と女がいたからこその、歩き出せた一歩。
映画なのに文学!
素晴らしい!!

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コヌキ