動物の狩り方

解説

文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト2010」の1作として製作。後にNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクする女優・能年玲奈が映画初主演を果たした短編作品。父親に殺されそうになったトラウマを抱える少女みゆき。ある日、山奥で狩りをして暮らす男・菊池と出会った彼女は、どこか父に似た雰囲気を持つ菊池に興味を抱き、交流を深めていく。ところが、あることから菊池は住んでいた小屋を追われ、行方をくらましてしまう。監督は「Give and Go」でもブレイク前の橋本愛を起用した森英人。

2011年製作/30分/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
製作総指揮
松谷孝征
プロデューサー
田中忠雄
技術プロデューサー
平良榮章
アシスタントプロデューサー
落合真奈美
脚本
森英人
撮影
村埜茂樹
録音
久野貴司
照明
加藤桂史
装飾
臺勝隆
編集
小原聡子
助監督
猪腰弘之
スクリプター
河島順子
製作担当
星野友紀
音楽
大賀智章
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映画レビュー

3.0緊張の糸と吹き込む風のような転調、見る価値アリ

2021年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

『ギブアンドゴー』を観たので、ついでにこちらも…と思い鑑賞。空白による想像は勿体ないけど、吸い寄せられる画の数々はかなり好き。

のんが主演なので、おそらく唯一あまちゃん前の二人を撮った監督さんになるのだろう。どちらも綺麗な横顔が凄く印象的で、その片鱗を強く感じさせる。また、彼女の相手を引き込むような演技が既に発揮されていたことに驚き。かっこよく感じる。

その点、ちょっと父のTraumaに関しては説明不足。動物を狩るときも人間を排除するときも実は一瞬。だが、動物の命を常々頂いている人に傾倒した時、思いもよらない有り難みに気づけるのである。その後の二人がどうなったか分からないけども。

意外とこの監督さんの作品は嫌いじゃない。情報の提示が丁寧で、言葉に頼らないのも凄く上手いと思う。可もなく不可もなく…という作品だが、見る価値はあると思う。

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たいよーさん。

5.0生と死の連環を短編で表現した傑作

2014年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

生と死の連環を短編で示すことに成功した秀逸な作品。また、ブレーク前の能年玲奈の表情で魅了する演技の原点が堪能できる作品でもある。

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herajikaman
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