ソウル・フラワー・トレイン
劇場公開日 2013年8月31日
解説
「ナショナルアンセム」の西尾孔志監督が約10年ぶりに長編映画のメガホンをとり、「MIND GAME」の原作などで知られる漫画家・ロビン西の同名短編コミックを実写映画化。大阪で暮らす娘ユキに会いに出かけた父親・天本は、その道中で、お調子者のチンピラ・矢島や、ユキと同じ年頃のあかねと知り合う。大阪に到着したものの道に迷ってしまった天本は、偶然再会したあかねに半ば強引に連れられて大阪観光をすることになるが……。
2013年製作/97分/日本
配給:エネサイ
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2021年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
見終わってから、題名の意味に気づいた。
いやあ、テンポよく痛快。
平田満最高。
警察やストリップに突然勢いよく出てくる勢いイイね。
ストーリーと新世界があまりにも相性がよく、マッチしている。
二人の女性も個性的で魅力的でした。
トラックの荷台のシーン、好きだなあ。
ほんまに後味いいわあ。
2014年3月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
大阪はあんな危ないとこちゃうでぇーっていうツッコミはおいといて(笑)
出てくる女の子がみんな可愛いこと、キレイこと。監督さんは女の子を撮るのがうまいねんなぁー。
日常的な感じに描きつつもドラマチックな展開に楽しかった。キレイなシーンもあって見ごたえもありました!
2013年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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ロビン西さんは、オレが初めて講談社の忘年会に行って話し相手もいなくてポツンと孤独と向き合っていいた時に、とても優しく話しかけてくださって、おしゃれできれいな彼女さんといらしていていた。当時は別のお名前で『俗物王』という漫画を描いていらして、愛読していたのでとても嬉しかった。今にして思うと、愛想もなく何の面白味もなく無名のオレなんかに一体なぜ声を掛けてくださったのだろう。よっぽど気の毒に見えたのだろうか。今から20年前のことだ。
監督の西尾孔志さんはオレが大阪でやっている難波映画研究所の上映会にもゲストでいらしていただいた事もあり絶対必見の映画だった。
そんな思いを抱きながら映画が始まったら、切ない父と娘の二つの物語だった。特にぐっときたのはスリの娘の方のエピソードだった。オレにも3回しか会ったことのない娘がいて、全く愛情を注ぐことのできない状態にあり、日々彼女を傷つけ続けている。そういうわけで彼女がグレたりストリップ嬢になったりしてもなんの不思議もない。そしてオレが野垂れ死んでも彼女は遺骨を取りに来てくれないだろう。そんな思いを抱きながら見た、警察の場面ではとても感動した。
スリの女の子がとてもかわいらしく、ちょっと出っ歯なところもリアルな存在感と優しさと孤独を感じさせて素晴らしかった。新世界や通天閣もファッタジックなほどに魅力的だった。
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