ウルフ・オブ・ウォールストリートのレビュー・感想・評価
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長さをものともしない!
いやぁ、面白かった!
さすがスコセッシ、3時間があっという間!
でもまぁ、全く尊敬できるところのない男の人生も演出次第で楽しめるもんですね〜。
アメリカン・ハッスルに続き、サントラが欲しい!
ウルフ・オブ・ウォールストリート
こんなに過激な映画だと思わなかった。とにかく欲望に忠実であり、欲しいものはなんでも手に入れる男のお話。映像的には、とにかく過激な性描写が多い。そしていつでも酒まみれ、女まみれ、金まみれ、薬まみれのバカ騒ぎ。宣伝の通り「ヤバい」。そんなストーリーの中で、主役のディカプリオが見応えのある演技をする。すごい演技力。とにかく演技がスゴい!ただ、内容が内容なだけに、レオ様が大好きで観に来た人は少し引いちゃうかも(笑)
すっごい面白い!が...
長い!しかも後半が最高なのに
生理的に気がきじゃない。
エンドロールが見られないなぁ、もう。
「レモン?」のあたりは笑いが
堪えられないほど面白い。
セレブのクレイジーさ全開の映画です。
3時間セックス&ドラッグの繰り返し!
「株」にも興味がないのでいまいちピンとくるところがなく、3時間近くセックス&ドラッグの繰り返しでウンザリ。
最後は観てるこっちまでラリって頭痛がしてきた。考えてみたら、スコセッシ作品って面白いと思ったことがないや。
強欲おバカ伝説!!!!!!
アクションだ!!!!!これをアクションと呼ばずして何をアクションと呼ぼうか!!!!!
とある男の半生を、クライマックスとハイテンションと笑いを混然にして3時間ぶっ続けノンストップエンターテインメントに昇華させるという、これぞ、これが、これこそがマーティン・スコセッシ劇場!!!!!御大の新たな到達点!!!!!
や参りました。降参です。
レオナルド・ディカプリオがね、うん。凄い。凄いよディカプー。
スコセッシと5度目のタッグということで、ゆったりというか、体預けてるというか、もうね、凄いです。このイッちゃってる感が。
何回も言いますけど、凄いです。このテンションが物語全部を牽引してるし、つか彼がね、何て言ったらいいんだろ。敢えて言うなら「馬鹿」ですかね。ここまで馬鹿をやり通してるから成立している映画というか。
何でしょうね。どうしたんでしょうか。この彼のテンション。
役者として一皮も二皮も剥けちゃってますね、ディカプー。
いやハイテンション演技なら元々散々やってはきてるんですけども、この映画でのハジけ方は次元が違うでしょ。ハンパが一切ない。
その馬鹿っぷりが全部アクションになってるんです。アクションなんですよ。
だからクライマックスがずっと続くというか、長いです。認めます。長いです。でもね、時間の長さだけじゃないんです。
「ここで終わりでも良くね?」と思ったら「えっまだ続くの?」「そろそろここで纏めに入るのかね?」と思ってたら「あれ、まだ終わんないの?」という、クライマックスが釣瓶打ちで来るもんだから、確かに3時間は長いんだけども、それだけが要因じゃないというか。常にこちらにも同等のテンションを要求してくるというか。だから体力消耗します。この物語にのめり込めばのめり込むほど。吸引されればされるほど。
上映が終わると自分、なんか変な疲れでテンションがおかしくなっちゃって。ハミングしながら胸叩いちゃったりして。
いや本当、圧巻スよ。
ポジティブ・シンキング・バカ
ポジティブ・シンキング・バカ
一言でいえばその言葉がぴったりだ。
ともかく、前向きに前向きに、後先は考えず、善悪なんてものはもちろん考えず、この場合金のためにひたすらハイになる。
ハイから少しでもギアが落ちてきたら、クスリで持ち直す。
それから、セックスでまぎらわす。
みんながほしがっている現ナマをまき散らす。
そんな映画だ。
スコッセシ-ディカプリオの黄金コンビがそんなバカバカしい映画をつくった。
リーマンショックというものがあって、少しは反省したかと思ったら、そんなことはなかった。
東日本大震災があって、原発はイヤだと思ったが、いまは再稼働はおろか輸出まで考えているのがいまの政府だ。
いまのポジティブ・シンキング・バカは安倍さんだろう。
金・経済のためならなんでもやってしまう。強い日本をつくるために。
のど元過ぎればというのだろうか?
人間は同じ過ちを繰り返す。いや、過ちじゃないのかな。
ひとりの人間にはいい人間と悪い人間がいる
と都知事選候補は言ったけど、当たっているところがあると思う。
ディカプリオはそのバカ(悪い)人間を演じきった。
最近の彼は「ジャンゴ」でも「ギャツビー」でも、善悪すれすれの役を演じている。それはそれで役者としては、認めようと思う。
だから、アカデミー賞をとってほしいとも思う。
でも、このストーリーは面白くないと感じる、いい人間の僕がいた。まあ、ひかれる部分もある自分もいるんだけど、ね。
F●CK!!!
面白い映画でした。
迷ってるなら絶対観たほうがいいです。
最初から女性のお尻にストロー刺してクスリをやるシーンがあるように、金とクスリとセックスがよく出てきます。
なので、下ネタNGのカップルで見るのはオススメしません。
ただ、面白い。
3時間があっという間でした。
お金とか人生とか色々考えさせられる内容ですし、主人公の狂気っぷりに惹き込まれました。
落ち込んだときに観ると良いカンフル剤になるかも。
F◎ck! F◎ck!! F◎ck!!!
非常に面白かった。
特筆すべきは、主人公ジョーダンを演じるレオナルド・ディカプリオの演技。
煽動屋である彼の演説シーンが劇中何度もあるのですが、そのパワフルさ、そして巧さが話に説得感を与えています。
話の緩急、間の取り方も素晴らしかった。
コイツには騙されても仕方ない。
中身は何一つ無いのに押し切られてしまいそうなヤバい魅力に溢れていました。
脇を固めるジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒーも最高でした。
ジョナ・ヒルの目の虚ろさ加減。そして、終盤の最低過ぎるジョーダンとの喧嘩。
最低過ぎて最高でした!!
マシュー・マコノヒーは「マジック・マイク」、「MUD」、そして2月下旬公開の「ダラス・バイヤーズクラブ」と、ここ最近、特に良い役者さん。
彼の冒頭の教えが、歌が最高でした。
それから荒唐無稽なパーティーシーン。
ヤク中毒、酒中毒、女中毒…そして金集め中毒であるジョーダン一派の破天荒な行動は観ていて飽きません。
これだけ明け透けだと逆にエロくない。
ヤクもごく自然に「多用」されるため、逆に爽やか。
スイス銀行との馬鹿な遣り取りは動いている金額は恐ろしいことになっているのに馬鹿馬鹿しさしか感じません。
あと言葉遣いが汚く、Fワードが飛び交いまくる本作。
強調の意図で使われるため良い時でも悪い時でも、男性でも女性でも、若者から年寄まで。
劇中の登場人物皆がF◎ck!、F◎ck!、口癖のように。
段々、聞いている方も感覚が麻痺してきて途中で登場するFBI側の口調に違和感を覚えるレベルまで調教されていました。
エネルギッシュでテンション高め。
179分が本当にアッという間でした。
ただ振り返ってみると巨万の富を得たところで。。
という空虚な気持ちと、何故か溢れる安心感で一杯。
それでも成りたいお金持ち。
終盤に流れる、これ以上ない空虚で下らない群衆の面は観ていてグッときました。
てめぇら、まじF◎ckだなと。
日本で言えばホリエモンやネオヒルズ族(笑)の与沢翼のよりスケールアップした本作。
人間の幸せって何だろうなぁ、なんて思いたい方。
そして、ただただエネルギッシュでテンション高めな3時間を味わいたい方。
オススメです。
敬意を込めて大馬鹿野郎!!!
とことん突き抜けた馬鹿映画だ。もちろん良い意味で。ただふざけている映画ではなく変な言い方だが練りに練られた「おふざけ」なのだ。久しぶりにここまでクオリティの高いコメディを見た。質の高いコントを連続で観せられいる感じ。それが映画だから当然繋がっているわけで、これは驚愕に値する。脚本の面白さは勿論のことそれをどのアングルで撮るのか、どのように編集するのか、どう演出をつけるのか、そのどれもが観客を笑わせるために作られている。またそれが憎らしいほどに上手い。
あとは何と言ってもディカプリオだろう。存在感。表情。間。セリフの言い回し。全部最高だった。下衆で欲に実直すぎる人間ほど魅力的に見えてしまうものが、その結末は破滅というのが世の常だ。しかし、その負け様も美しい。これだけ魅力的な人間を演じきれたディカプリオの器のデカさよ。今、この人に下衆な役をやらせたら右に出る人いないんじゃないか。それほど素晴らしかった。
再生の物語?
証券業界にいたことがある人は、あの熱狂する感じはわかるんじゃないかな、ブルの時とかの。
主人公ジョーダンのクスリや乱行はどうかと思うけど、人の能力を引き出すテクニックは見習いたい。
それにしても愛する人、友達、財産、地位…ジョーダンにとって大切なものって何だったんだろう?
個人的には最後に見られる白いシャツとジーンズのレオ様が、一番カッコよかったですね。
三時間がすぐにすぎる
179分の長尺なのに全くダレず、テンポよく一気に話が流れて終わる。
エロで下品でジャンキーのクズばっかりなのに、見苦しさや汚さがほとんどない。
それどころか、引退演説のくだりは感動話として来るものがあった。
ストーリー自体はありがちなシンプルなもので、それが勢いのある演出とキッチリきまった演技とで作品を完成度の高いものにしている。
カリスマってこういうものなのだなと思った三時間だった。
ハラハラ。
華麗なレオ様&ハチャメチャな時代感を鑑賞したくて見に行きました。そういう意味ではとても良かった。主人公のジャックの人生はギリギリ過ぎていつもハラハラさせられて、でも最後までかっこよかった。男同士の友情もリアルだったし人間の魅力ってこういうことかと思う。ただ、ギャッツビーの吸い込まれるような映像の魅力の記憶がまだ新しいので、そこはちょっと物足りない感じかな。あとドラッグとセックスでお腹いっぱい…w
漫画のような人生劇場
特に何か考えさせられる映画ではないけど、下ネタ満載の話に3時間はくどい感があります。女王様シーンやレモンやりすぎのシーンは面白かった
潮時を誤るな‼︎
一言で、言うと潮時を誤ると、えらい目にあう、破滅へと向かってしまうという作品であった。しかしながら、それが人である、その人の本能である、首に縄を引っ張てでも、止めてくれる友人がいて、引退させてれば、それは、主演が、あまりにも、カリスマ過ぎるがゆえ、
日本でも作られる題材。
カネに目がくらみ、女色に溺れ、クスリをやめられない、もう、どうしようもない品性下劣な人間の成功と転落を描いた映画です。途中までは主人公のベルフォートの生き方に、胸糞が悪くなります。映像も汚なければ、科白も汚い。(ひとつの科白の中に、必ず、ファッキングという形容詞が複数回、出てきます)しかし、FBIの二人の捜査官が出てくるところから、話の風向きが変わって来ます。ヨットの上でベルフォートが捜査官と話をするのですが、あるところで、捜査官が「さっき、買収を持ちかけなかったか」と云うのです。ペラペラと喋っていたベルフォートの顔色が変わります。まさに語るに落ちる、といった具合です。ベルフォートの転落の予兆がします・・・。
映画を観終わって感じたことですが、この手の映画は、日本でも作ることができる筈です。人材には事欠きません。例えば、ホリエモンことライブドアの堀江貴文、ティッシュ王子こと大王製紙の井川意高、また、分野は違いますが、音楽プロデューサーの小室哲哉、など、多士済々です。誰か志のある映画製作者はいないのでしょうか。
この映画はスコセッシとディカプリオが組んだ作品の中で、最良のものだと思います。「ディパーテッド」も良かったのですが、如何せん、あの作品は香港映画のリメイクでした。オリジナリティに欠けるようでは映画の価値も下がるというものです。それにしても、この映画にディカプリオが注いだエネルギーは想像を絶します。冒頭から、ボルテージは最高潮。アクセルを踏みっぱなしなのです。この演技をもってしても、オスカーを逃すのであれば、アカデミーの会員はディカプリオに対して、何らかの他意を持っている、と断じざるをえません。
ひとつ不明な箇所がありました。最後の場面がよく判らなかったのです。あれは、ニュージーランドに渡ったディカプリオがニュージーランドの人間に、懲りることなく、株投資の指南をしているという解釈でいいのでしょうか。ニュージーランドは先進国です。アメリカと大差ない筈です。株に関心がある人で、ベルフォートなるいかがわしい人間から教えを請う人間は、あまりいないと思うのですが・・・。
ふーっ。
Fxxkの回数が多かったね~。言葉も行為も(笑)
笑いどころも多かったのだろうけど、個人的には失笑に近いもので、心の底から面白かったとはいえる作品ではありませんでした。
しかし長尺でも時間を気にさせない話しの展開は、さすがスコセッシとディカプリオといえると思います。
この二人がタッグを組んだ作品のなかでは「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「ディパーテッド」での容赦ない暴力描写の方が私は好きです。
ところが「アビエイター」のようにレオくん制作企画となると、どーも退屈な作品になってしまうな~、と今回この作品で確信してしまうのでした。
ざっと感想。
途中少し繰り返しっぽいのりでテンション下がりましたが、あっという間に三時間近くたったって感じで、最後のシーンはスコセッシ監督らしい終わり方で個人的には最高でした。実際にこういう感じの人は他にもたくさんいたんだろう。証券、株のセールスは今でこそリーマンショク以降影が薄くなった感はあるが、結局ビジネスの本質は変わっておらず、そこで荒稼ぎした人は結婚離婚裏切り逮捕といった一連の流れ。個人的にはストーリーは王道だがスコセッシ、ディカプリをだから出る味があり鉄板の映画。そして、人間の不変の心理というか感情や、社会をうまく描いていると思う。欲望のままに突き進む現代社会に忠告みたいなのはよくあるが個人的には今も昔も本質的には変わってないと思う。確かに今の方が露骨に表面化してるけど。
一般的にはつまらない映画と評価される気がします、特に日本では。一歩踏み込んでみると深いいつものスコセッシ映画です。
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