MOON DREAM

劇場公開日:

解説

タレントで格闘家のボビー・オロゴンが本名の近田ボビー名義で映画初監督を務め、自ら初主演も飾ったハートフルドラマ。日本で暮らす外国人青年の奮闘を描く。貿易商を営む父の仕事で東京にやって来たナイジェリア人青年ボブは、パスポートと現金を入れた鞄をバスに置き忘れてしまう。通りがかりの女性サユリに助けられ、彼女の優しさと美しさに心を奪われるボブ。やがて、ひょんなことから面倒見の良い古田社長の解体屋で働くことになったボブは、貧しいながらも充実した毎日を送るが……。

2013年製作/105分/G/日本
配給:トリプルアップ
劇場公開日:2013年6月29日

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(C)2013 MOON-DREAM製作委員会

映画レビュー

2.5なんか、あったかい (*'▽')

2023年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

幸せ

寝られる

ボビーさんの人柄そのものの集大成のような映画。
 映画自体はヒーロー、ヒロインをはじめ、全体的に演技・演出は部活レベル。カメラも暗かったり、ぶれたりで見難い。

けれど、なんかあったかい。
 エピソードは、加工されていてファンタジーのような展開もあるけれど、予告によると実体験に基づいているからか、意外にずっしり来る。
 最後、そうなっちゃうのかと、ちょっとびっくり。

 友情出演のカミュ氏や日本人達の顔ぶれを見るだけで、ボビーさんの人脈の広さが見て取れる。ただ友情出演というだけでなく、拙い脚本・演出が、素人映画とはいえ映画として観られるように仕上がっているのは、皆さんがボビーさんを盛り立てて、不慣れな役者も引き立つようにお芝居をしてくださっているから。
 悪役っぽい人も出てくるんだけれど、しっかり悪役やりながらも、どこか温かい。
 アフリカ系のお姉さんがとっても格好いい。

アングルとか、エピソードとか、ディスカバージャパン的なところもあるし。

日本にいらした方々が、みんな幸せになれればと祈ってしまう。

映画館で観ていたら酷評したのかもしてないけれど、
へたな場面でも時折繰り返し見たくなる。特に心が折れている時に。
なんかはまる。

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とみいじょん

2.5ボビーならではの映画かな

2017年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

監督・脚本・主演がボビー・オロゴン、その時点で既に映画通からは全く見向きもされない映画だと思いますが、実際見てみるとやっぱり自主製作映画のような雰囲気で、正直序盤はこれ最後まで見れるかなと思ってしまったぐらい、素人臭全開の作風に思わず面食らったところもありましたが、中盤以降は慣れたからなのか、ストーリーが思いのほか悪くなかったからなのか、何だかんだでそれなりに楽しんでる自分がいたりしました。
勿論、これをシネコンで全国拡大公開したら(ありえないけど)ドエライ酷評だらけになること間違いなしでしょうけど、こう言う小作は見る側も温かい目で見てあげないとね・・・カメラワークとかホント手作り感に溢れていたりして、たまにはこう言うのもいいなと、思えなくもなかったような、そうでもないような(←どっち?)、まあそんな感じの映画でしたよ(笑)

これは実話なのかオリジナルなのか、詳しいことはよく分かりませんが(最初のところは実話みたいですけど)、話自体に関してはいろいろと興味深い部分もあってまずまず悪くはなかったかなと。
外国人から見た日本、そして日本で働く外国人の現状、この辺りはボビーならではの視点って感じで、いろいろと考えさせられたところもありました。
基本的に日本はとても温かい国と思っていただいていることに関しては嬉しい限り、でも、まだまだ整備されなくてはいけない問題も多々あるようで・・・その辺はホント興味深い話だったなと思いましたよ。

ただ、ボビーと南沢奈央のラブコメ的部分に関しては、さすがに無理があり過ぎて、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいました(苦笑)
ボビーと知っていればそれは安心ですが、見ず知らずの外国人相手に・・・冷静に考えたら危ないよ奈央ちゃん!
と言うか、どこで恋愛感情が生まれた?あの状況だと同情心しか湧かなさそうな気が。
でも、納豆や卵かけご飯を食べるシーンはかなりツボでしたね、やっぱり日本ならではの文化なんですね。
とりあえず、この映画での南沢奈央は、抜群に可愛かった、それを引き出したボビーの手腕は凄い、と・・・そこだけは褒めておきましょう、返す返すもラブコメストーリーはスッカスカでしたけどね(笑)

出演者はまともな俳優が数人+俳優なのかよく分からない分野の人達+外国人タレントと多種多様で、そこはボビーならではの人脈なのかなと思いましたが、演技の温度差があり過ぎて、何度となくズッコケてしまいました。
でも、良く言えばアットホーム、こうして人脈を生かして映画を作れたことも、ある種ジャパニーズドリームと言えましょうか。
まあいろいろなジャンルを詰め込み過ぎた感は否めませんでしたが、とりあえず好感は持てる作品でしたよ。

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