鑑定士と顔のない依頼人のレビュー・感想・評価
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人生の集大成のタイミングでつまづくと、、、
主人公の鑑定士は、どんな贋作にも必ずその画家の主張が潜んでいるものだと語る。ところが、皮肉なことに主人公の恋愛そのものが贋作だったことに本人が気付けず、どん底に落ちてしまう、、、最後のシーンは騙した恋愛の相手の主張(思い出の場所)だというところが唯一の救いなんだろうか。
最後まで騙された
こういう大どんでん返し的な、観客も一緒に騙される系の映画は本当にすっかり騙されるので「はっ!まさかっ」ってなる。
クレアの病的な精神アンバランスさが、魅力的。向かいのカフェの超記憶力保持者の彼女が独特の謎めいた世界観を作っている。
クレアと老紳士が関係を深めていく段階もロマンティック。金持ち男性はこういう展開に憧れるのかな。
恋に翻弄されて身なりも内面もボロボロになる老紳士。絵画コレクションが全て失われるシーンは見ているこっちまで全身で「ぇ!!」ってなる。
時計台の見えるカフェで待ち続ける彼のもとに、どおかクレアが来てほしい。
クレアがL'Arc-en-Cielのハイドに似てて…
ラストに進むに従い あーこれは まさか!
じゃなければいいのに!やっぱり !
美術品に関しては卓越した審美眼を持つ主人公ですが人間には全くと言っていいほどの
盲目 それを見越しこれ以上の仕掛けはない
巧妙な罠を仕掛けた若者たち…
初めての恋に溺れ高名な鑑定士の仕事にも
支障をきたし始める
若い男の『大人の世界へようこそ。』
ピュア過ぎる主人公を知っている毒牙にこの計画は成功だと宣言させていました…
幼女のようなシルビア・ホークスがL'Arc-en-Cielのハイドに似ていて 笑
ラストシーン 決して来る事のない人を待ち微笑む鑑定士は何を思い待っているのでしょう
美術品を失っても彼に足りなかった人間としての感情のピースを彼は手に入れた
それに対しての満足感なのでしょうか…
日本人には向かないかも
海外の作品には、たまにこういう感情移入した主人公が酷い目にあうものがある。
向こうの人は、登場人物にシンパシーを感じることがあっても感情移入することはあまりないので平気なんだろうけど、日本人は感情移入しやすいので、まるで自分が酷い目にあったような気分になってしまう。
まあ、日本人が日本向けに作った映画ではないから仕方ないのだけど。
まさに名作!素晴らしい一本!伯爵品質保証作品に認定!
そう。
☆は⑤だ!
・・このエンディングで無かったのなら(´・Д・)」
このエンディングは無い!
このエンディングは無い!!
このエンディングは無い!!!
見てとても満たされた。
そしてとても悲しくなった。
名作だが、決してオススメはしない!
見るなら、本気で挑むべし!
清濁併せ呑んでこその人生(つД`)ノ
ーーーーー
六年後に追記編集!
当たり前だが、六年前は今より六年分若かった。
あのエンディングには納得出来なかった。
でも?
ララランドやシェイプオブウォーターやら名作に触れ、俺自身の考え方感じ方も変わった。
経年よね。。。
何度でも言います。
コチラは名作です(`_´)ゞ
是非に!!!
深かったぁ〜
主演のジェフリー ラッシュが素敵。
映画「シャイン」の時とは全く別人。
味のあるうまい役者さんですね。
レビューにもありましたが、ビリーは
クレアのお父さんでしょうね。
最後の方でビリーがヴァージルに言った
「君に絵を送った。」というのが、
クレアが最後に部屋に置いて行った
踊り子の絵。
極上のミステリーでした。
最後が悲劇だからより感慨深い作品に
なったと思います。
架空の愛と幸福
社会のコミュニティーから外れた鑑定士が部屋に篭ったままの少女に恋をする話。
この作品では鑑定士の孤独に強く惹かれた。
現実では1人で誕生日を祝い、誰とも行動を共にせず、競売氏としてひたすら日常を過ごす。
その中で気に入った美しい女性の肖像画をコレクションし誰にも見せず一室に篭り続ける。
社会的に見ればかなりのお金持ち、満たされた地位にいる彼はそれでも孤独に見える。
外界との拒絶をしていた彼はある意味少女と良く似ていた。
それ故に彼女に恋をした途端のめり込み、あれ程規則正しく生活をしていた彼は狂って行く。
少女が姿を消した途端取り乱し、競売の最中で電話をしたり、仕事もだんだんと疎かになる。
この作品の中でとても好きだったのは細やかな表現だった。
(最初はどんな時でも手袋を外さず、他人の携帯を使う時はティッシュを挟む徹底的な彼の潔癖ぶりが、後半になるにつれみっともない姿になる所など)
そして意味深なオートマタ。あらゆる質問に答えるという人形は完成することなく彼の前でみすぼらしい姿を現わす。
そしてあのラスト。
だが彼はある意味つかの間でも幸福だったのかなと感じる。
偽りの愛、騙され全てを失い、たとえ手元に残ったのが少女の肖像画1枚でも、待ち続ける選択をした彼は、「来ない物、手に入らない物を待ち続ける」というある意味での幸福を手にすることができたのではないだろうか。
一瞬、頭の中が真っ白になった。
はーっ もう最後のどんでん返しが効きます。
頭の中が真っ白になりました笑
この映画の良いところは主人公のジェフリーが、かっこよすぎないところですかね。
「シャルウィダンス?」のロバートデニーロのようなダンディなかっこよさがあれば、いくら年の差があれど「そりゃ、惚れるやろ!」ってなってしまいます笑
それと比べて本作は、気難しそうな頭の固い、しかも女性経験のないおじさんが、ミステリアスな女性に恋をするお話。
最後まで騙されてしまいました。
お見事です。
ラストがつらい
ハッピーエンドで終わってほしかった。ラストで怒涛の鬱展開。
予告の音楽や世界観が気になってレンタル待ってたけど、観てよかった。主人公に感情移入しちゃって観終わってしばらくはつらかったけどしばらくたったらこれでよかったのかな、と思えてきた。今からもう一回観るか。
老人と女
「老人と子ども」「人妻と少年」に続き「老人と女」の愛の話ですか、と思ってたらとんでもなかった。不穏な空気が漂っていてただでは終わらないんだろうなと思ってたけど、予想以上の事が起こって、見終わった後の喪失感がハンパない。巨匠ジョゼッペ・トルナトーレの手のひらでコロコロ転がってた2時間だった。
引き込まれます
久しぶりにこのジャンルの作品を観ました。
内容・映像的に満足できる作品。
ただ、結末が予想されたのですが、最後の解説的なところが少ししつこいかな?
それとクレアが若すぎ・・・かな。
美しく、最後まで集中して観れる映画でした。
多分いいかも!
うーん、ミステリーだったのでもっと話の内容が濃くても良かったと個人的には思った。最後の方になるにつれてだんだん予想ができました!
見事当たりました笑
キャストはいろいろ出てる方達なのでいいと思った。
オススメできるかと問われたら多分オススメ出来ないですね。
クライムサスペンスとしては素晴らしいと思いますが…好きになれない映画
前半は面白いです。美術も展開も素晴らしいと思います。
ただ、ラストがとてつもなく嫌でした…。
なので評価低めです。
ストーリーの結末が中盤くらいから予想出来るんですよ。
こんなバレバレならもっとシンプルに
みんなハッピー!おしまい!ちゃんちゃん!でいいじゃん…って思ってしまいました。
ドンデン返しにしてやりたいっていう脚本の見えすいた意識が溢れてていやらしいです。
サラが忠告をしてくれたシーンでラストの景色がバッチリ浮かび、覚悟しながらラストまで観ていたんですが、それでもラストは胸が痛かったです。
こんな仕打ちしなくてもいいじゃないかと。
もっとシンプルなハッピーエンドにしてくれてもこの映画は充分クライムサスペンスとして魅了的な良作だったのに何故こんな悲壮感漂うラストに…。
残念です。
幸せなおじいちゃんがみたかったです。
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