ダイアナ

劇場公開日:2013年10月18日

ダイアナ

解説・あらすじ

1997年8月、交通事故により36歳の若さで他界したダイアナ元英皇太子妃の半生をナオミ・ワッツ主演で映画化。王室を離れたダイアナがひとりの女性として自立していく姿を描く。20歳でチャールズ皇太子と結婚し、その後ふたりの王子を出産したダイアナ妃。しかし、夫の不倫や王室との確執、マスコミとの攻防で傷つき疲れ果て、離婚を決意する。絶望を抱える中、人命救助に打ちこむ心臓外科医ハスナット・カーンとの出会いを経て、世界を変えようと地雷廃絶運動などに熱心に取り組んでいく。「ヒトラー 最期の12日間」のオリバー・ヒルシュビーゲル監督がメガホンをとった。

2013年製作/113分/G/イギリス
原題または英題:Diana
配給:ギャガ
劇場公開日:2013年10月18日

スタッフ・キャスト

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(C)2013 Caught in Flight Films Limited. All RIghts Reserved/(C)Laurie Sparham

映画レビュー

3.5 ダイアナが掴み取りたかった ささやかな幸せ

2025年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

ダイアナの命日は1997年8月31日。今月末であれから28年が経つ。
先日、某クイズ番組で過去の出来事を当てる問題が出題された時、ダイアナ妃の映像が映し出されても 20代のタレントさんは VTR中の彼女を「ダイアナ妃」だと答えることができなかった。
周りの空気を薔薇色に変えてしまうくらい魅力的な輝きを放っていた「世界一有名な女性」も、今の若い世代では知らない人が珍しくないのかもしれない。

この映画が公開されてからも すでに約12年が経つ。
評判は今一つだったようだが、公開当時、私にとっては興味深い内容だった。
驚いたのは、ダイアナの最後の恋の本命がドディ・アルファイド氏ではなく、ハスナット氏だったこと。ドディとの交際がハスナットに対する「当てつけ」のように描かれていたこと。
日本のワイドショーを見て、何となくダイアナ妃のお人柄やご一家とのこと、事件の顛末等を分かった気になっていたけれど、全然だったんだな、と。

ケイト・スネル著『Diana: Her Last Love』を基にしたこの『ダイアナ』が真実に近いとするならば、ダイアナは彼女自身の大きすぎる存在感や宗教・人種・歴史・政治などの問題によって 最愛の人とは結ばれることなく短い生涯を閉じた。
王室に狂わされたと言っても過言ではない彼女の人生。彼の故郷を訪問するくらい真剣だったハスナットとの恋。王室では満たされることのなかった、自分が愛するのと同じくらい愛されたい気持ち。
相思相愛の大恋愛が彼女の晩年を彩っていたことが、僅かな救いに感じた。

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こゆーゆ

4.0 愛に飢えたフツーの女性

2024年3月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

チャールズがきちんと向き合っていれば、息子たちとも一緒におれたと思うし、あれほど愛に飢えることもなかったのかな?と思う。
医師が外国人で宗教が違っていたこと、注目をされたくない性格であったことなども相まって順調に結婚まで進められなかったことも不幸だなと思った。
ドディ氏とは疑似恋愛だったのかな?当てつけだった?そこに関してはちょっと謎ですが、最後まで本当に好きな人と一緒でなかったことが本当にかわいそうだし、あれほどパパラッチに追いかけ回されたらおかしくなるのも当たり前。
チャールズのせいで…と思うと腹ただしいし、不倫相手と再婚し国王となっていることに英国人ではないけれど納得できない。
英国人はどう思ってるんだろう?

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あいなしこ

3.0 チャールズが出て来ないのがいい!

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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りか

3.0 世界一有名な女性の重圧

2022年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

毎日毎日、こんなにも注目を浴び続けていたら発狂するでしょうね。

そして恋人は昔から注目をされたくない男性・・・。

ストーリーの大半はハスナット・カーン氏との恋愛にダイアナ元妃が翻弄される様子が描かれています。

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Jeni