ただいま、ジャクリーン

劇場公開日:2013年3月9日

ただいま、ジャクリーン

解説・あらすじ

映画美学校が2011年に新設した脚本家コースの第1期生・村越繁のオリジナル脚本を映画化。天涯孤独な青年と腹話術の人形が起こす小さな奇跡を、染谷将太、趣里らの出演で描く。5歳の時にバス事故で両親を亡くし、孤児となった悟は、同じ事故で死亡した腹話術師の持っていたジャクリーンという人形とであう。児童養護施設に入った悟は、ジャクリーンで腹話術をすることで、少しずつ笑顔を取り戻す。13年後、施設を出てひとり暮らしをしている悟は、もうジャクリーンに見向きもしなくなっていた。そんなある日、バス事故の生存者で同じ施設で育った恵から、「腹話術をしてほしい」と頼まれた悟は、12年ぶりにジャクリーンと向き合う。ジャクリーンの持ち主の師匠役として、腹話術師のいっこく堂が映画初出演を果たしている。監督は「恋するマドリ」「東京無印女子物語」の大九明子。

2013年製作/40分/日本
配給:映画美学校
劇場公開日:2013年3月9日

スタッフ・キャスト

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(C)THE FILM SCHOOL OF TOKYO

映画レビュー

3.5 【”どうかこの人形に命を与えてください。”両親をバスの事故で失い、奇跡的に助かった少年と腹話術人形に起きた奇跡を描く、大九明子監督の初期作品。大九監督のその後の人間性肯定と優しさに溢れた作品である。】

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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幸せ

■幼き時に、両親をバスの事故で失い、奇跡的に助かった少年、サトル(染谷将太)は、同じく助かった少女(趣里)と孤児院で育ち)、独りだししても事故現場で拾った腹話術人形ジャクリーンを部屋に置いていた。
 ある日、その孤児院で出し物をする事になった今や青年となったサトルは、練習した腹話術を皆の前で披露しようとするが、注目された時に、事故の思い出が蘇ってしまう。

◆感想

・作品の発想が秀逸である。更には若き染谷将太さんと、趣里さんの演技スタイルが既に出来上がっている事に驚く。

・腹話術人形ジャクリーンが、一緒に生きて来たサトルを大切にし、サトルも同じ思いであった事と、ジャクリーンが少女にはちょいとライバル心を持つ姿が微笑ましい。

・そして、大舞台でサトルが大勢の目線に怯んだ時に、ジャクリーンが彼にした行為。

<今作は、両親を亡くした青年と腹話術の人形が巻き起こす小さな奇跡を描いたヒューマンドラマなのである。>

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NOBU

3.5 染谷将太がかわいい。

2021年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

しゅりも出てたとは。声は伊藤沙莉かと思った。

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いつこ

3.5 ジャクリーンがかわいい

2014年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

とにかくジャクリーンがかわいくて楽しかった!サトルとの関係もよかった。話も面白かった!短いからもっと長く観てたかった。

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ばんびさん

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