抱きしめたい 真実の物語

劇場公開日:

抱きしめたい 真実の物語

解説

北川景子と錦戸亮が主演、HBC北海道放送でドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」としても紹介された実話を映画化したドラマ。高校時代に遭った交通事故の影響で左半身がマヒし、記憶障害も抱えている女性つかさ。それでも前向きに笑顔で生きる彼女に恋をしたタクシー運転手の雅己は、付き合っていた恋人と別れ、つかさと真剣に向き合う。いつしかかけがえのない存在となった2人は結婚を決意するが、周囲は猛反対。それでも思いの揺るがない2人の間に新しい命が宿り、それぞれの親もついに結婚を認める。しかし幸せの絶頂の2人に、非情な試練が待ち受けていた。監督は、「カナリア」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦で、「どろろ」以来約7年ぶりに長編映画でメガホンをとった。

2014年製作/122分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2014年2月1日

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(C)2014 映画「抱きしめたい」製作委員会

映画レビュー

3.5実話という事実の重さに真正面から対峙した北川景子と錦戸亮

2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

HBC(北海道放送)で放送されたドキュメンタリー「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」を、北川景子と錦戸亮主演で映画化。
実話という事実は重く、主人公の関係者たちが多く健在であるだけに主演のふたりにかかるプレッシャーは相当なものだったはずである。一難去ってまた一難、幸せの絶頂にあるふたりに非情な試練が待ち受けていて、なんともいえない気持ちになる。
ひとえに、北川と錦戸の波長が合致したことによって成立した作品といえるのではないだろうか。

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大塚史貴

3.5売られる前の網走タクシー

2024年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

北川景子扮する山本つかさは子供を残して亡くなっていた。
錦戸亮が北川景子の相手役なんだろうけど、最初からへなへなしててうつろな眼差しでちょっと頼りなさそうだな。錦戸亮が乗っているタクシーが名鉄カラーだったから売られる前の網走タクシーかな。以前観た事ある映画だったかも。体が不自由な女性を相手にすると同情から勘違いの愛が生まれやすいんだよね。最も北川景子ほどの女性ならそれでもいいかもしれないね。

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重

3.5ボッチャを初めて見た

2024年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「孤独な魂」とは、作品内にもつかさの日記のような形で引用されるヘレン・ケラーの、愛の定義の中に登場する言葉だ。
作中ではヘレン・ケラーが愛とは何かをサリバン先生に問う場面が文字で出てくる。問うだけでサリバン先生の返答はない。
映画では出ないが、サリバン先生はヘレン・ケラーに愛とはどのようなものか教える。そしてそこからヘレン・ケラーが導きだした愛の定義。
軽いネタバレになりそうなのでヘレン・ケラーの言葉は紹介しないが、つかさは「孤独な魂」=愛を受ける者として描かれている。

つかさは健常者ではないからと受ける事柄に対して反抗的だ。冒頭の体育館のコートの取り合いのときからそうである。なめられたくない、自分でも出来ると、独り暮らしもしている。実際はヘルパーさんの助けを借りてなんとかなっている状況だが、可哀想、可哀想と守られることをよしとしない。これはつかさの「孤独な魂」がそうさせているのだ。
本当は、つかさは自分が思っている以上に愛情を受けてはいるのだが、記憶障害のせいで彼女の孤独は増すばかりなのも悲劇としか言いようがない。

そんなつかさがまーさんと出会い、「孤独な魂」は変化していく。
象徴的なのがメリーゴーランドの場面で、作品冒頭のつかさであればもっと反抗したはずだが、まーさんの愛を受け始めていた彼女は反抗する意義を失っていたのだ。
そして二人を中心に世界が回り始める、とても良いシーンだった。

この手の、悲劇が起こるラブロマンスは好きではないのでほとんど観ないせいか、本作はなかなか楽しむことができた。
つかさとまーさんの関係が進展していく過程が丁寧で、主演二人の演技が悪かったとはいわないが、演技を越えた演出で愛の成長を表現できていたのは良かったと思う。

最後に本当の感想を書くと、「ダイハード」のマクレーン刑事なんか目じゃないほどの、すごく運の悪い人って実際にいるんだなってことと、ヘレン・ケラーの映画「奇跡の人」が観たくなった。

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つとみ

2.5退屈

2023年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

最後は感動したけれど、退屈な映画でした☆

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