マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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狂っているけどそれがいい
U-NEXTで鑑賞。
ストーリーは過去作と比べてシンプルになっており、とても観やすい構成になっていました。バイオレンスも非常に強く、シリーズで一番と言ってもいいぐらい狂っていました(でもそれがいい!)。
登場する車やバイクはどれも個性的で、バリエーションに富んでいました。ハリネズミのような外観から、火炎放射を噴くギタリストがいるステージなど、一度見たら忘れられないぐらいのインパクトがありました。
登場人物も魅力的で、特にマックスとフュリオサの活躍に惹かれました。今作でマックス役を引き継いだトム・ハーディは正義感が強く、自由を求めて行動する姿勢がかっこよかったです。フュリオサは髪のない大胆な姿でありながらも、リーダーシップと力強さを兼ね備えた女性でした。
「女性は道具じゃない」とジョーに反抗し、美女たちと共に緑の地を目指しているところから、狂った社会の中でもわずかな希望を信じて進んでいこうとする彼女の信念を理解できました。
豪快なアクションだけでなく、不安定な世の中を生き抜いていく大切さも込められた奥深い映画になっていました。
しんどい!
めちゃくちゃ疲れた。。終わった後はもうヘトヘト。
この映画から何か感銘を受けようとか、人生のヒントをもらおうといった高尚な期待は抱かない方がいいですよ。何も残るものありません!本当に極限まで「エンターテインメント」に特化した映画です。できれば映画館の大画面&大音響で観た方がよりヘトヘトになれるでしょう。
しかし「行って戻ってくるだけの映画」と誰かが言っていたが、まさに的を得た表現だ。。
「サンダードーム」支持派のオレが本作を語る
「マックスがMADだったのは、1作目だけだ」
まずこれだけは言っておく。
「サンダードーム」評でも言ったが、「MAD MAX」は世界観の継承、これが第一。
次に、主人公マックスは常に、巻き込まれる側。
そして、「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」という立場で語り継がれる世紀末救世主伝説、の男であること。
「MAD MAX 怒りのデス・ロード」
まず、本作、その世界観をうまく継承している。
「サンダードーム」の秩序あるバータータウンがあった一方、暴力に支配された別の町での出来事が本作、という位置づけ。いくつかの設備や、車の「とっても無駄な」装飾、そして「産むことの重要性」など、「サンダードーム」から時間がたっている、という世界観。だけど、白塗りとか、結構地続きかもよ?
マックス、トム・ハーディもとてもいい。というか、マックスの設定がこれまた、とてもいい。今回も「サンダードーム」の長髪が中盤でバッサリ切られるのと同様、映画開始後、中盤でようやくマスクが外され、マックスのキリリとした素顔が現れる。うん、かっこいい。
「サンダードーム」からの反省、といえば、あえて言うなら、極悪ボスと色気、かもしれないが、今回気持ち悪いイモータン・ジョーと、ものすげえキラキラした美女が登場し、そこは見事にクリアしている。
だが、オレはミラーが「サンダードーム」を嫌っているとは全く思っていないけどな。子供が美女とババアに変わっただけだし。
そうそう、ババアの種もみ!!これが「北斗の拳」ファンとしては今回一番グっときたねえ!
八方塞がりな世界からほんのわずかな希望に賭ける、しかしその希望も果たして、といった「どうしようもない世界からの、だめかもしれないけれど、飛び出してみる」という2,3作共通のテーマも健在で、今回はフュリオサが、物語を引っ張ることになる。セロンもかっこいい。「長身」というのがまたいい。片腕の理由が語れないのもいい。
マックスはいつでも、はじめは無関係であろうとする。だが3作共通の、人々のそういう思いが、マックスを突き動かす。いつだって裏方なのだ。それでいい。なぜなら、
「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」
これである。だからマックスはカッコいいのだ。
とここまで褒めまくったが、「MAD MAX」ならでは、の不満も結構ある。
1)往年の地を這うようなカメラワーク、あの早送りのカメラが少ない
たしかに砂漠ゆえ、アスファルトを走っていた1、2作のあのカメラは合わないかもしれないが、最初ちょっとあっただけ。うーん、あれこそ「MAD MAX」な絵なんだけどね。
2)キャラがもう一人足りない
そう、2作目のウィズ、3作目のアイアンバーみたいなやつ。
3)ラストは、マックスの立ち絵で幕、じゃねえとなあ。
マックスがタウンに残る理由はない。しかし、あの去り方はちょっとないなあ。
追記
あと、往路と復路のアクションにもうちょい、変化が欲しいよな。「戻る」という展開はまあ、よい。「絶望」からの「一縷の望み」だからね。だけど、絵が代わり映えしなくなるんだよね。
「MAD」のインパクトが薄れている。
あと、そうそう、あれがない。車と車(バイクでもいいよ)の正面ドーーーーーーンがない。
正面ドーーーーーーン、悪役ドアップ付で次回作はお願いします。
Straightforward Film that Packs a Punch
Why doesn't this happen more often? A pitch to a Hollywood Studio Executive: "I want to do a two-hour car chase." What could go wrong? This film has awesome hand-built vehicles, exquisite costumes, and real-life explosions start to finish. Its after-world villain who rules the meek with his water supply feels ominously more real than five years ago. The women are powerful. A Grade-T2 action film.
音響が狂気
地響き渡るエンジン音
疾走するバイクと改造車
スピード感があり迫力満載だった。
ウォーターボーイズや火災放射ギター
太鼓を叩くシーンは不思議な士気を
高める映像が面白い。
しかし、トム・ハーディの生命力は
半端なかった。そして去り際も男前。
極上爆音上映は音響が狂気だけど、見応えが
あった。
私を憶えているか?
この言葉に映画の全てが集約されている。
これが監督のメッセージだろう。
唯一無二のカーアクション
この作品をカーアクションと呼ぶと違和感を感じるが、正真正銘のカーアクションである。
だが他に類似の作品がない世紀末カーアクション。
現実では見たことの無い車が次々クラッシュします。
難しいとこは皆無のド派手な作品。
マッドマックスはシリーズが数作ありますが、この作品単体で観て問題ありません!
これぞ映画だ!!
圧倒的な世界観に引き込まれます。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した近未来の荒廃した世界。その描写の緻密さと迫力に、思わず息を呑みました。砂漠を舞台にした壮大なカーアクションは、見る価値があります。
主人公マックス役のトム・ハーディの演技も素晴らしく、メル・ギブソンから役を引き継いだとは思えないほど自然でした。しかし、個人的に最も印象に残ったのは、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサです。彼女の強さと人間味のある演技に、思わず引き込まれてしまいました。
「マッドマックス:フュリオサ」を先に見ていたこともあり、フュリオサを主人公として物語を追いかけていましたが、それがこの作品の楽しみ方をより深くしてくれました。ストーリーの繋がりを感じながら、キャラクターの成長を追うのは非常に興味深い体験でした。
アカデミー賞6部門受賞も納得の出来栄えです。編集、美術、衣装、音響など、細部まで丁寧に作り込まれており、まさに映画芸術の集大成といえるでしょう。
「映画ってこういうのやな」という感想にも強く共感します。大迫力のアクションと深みのあるストーリー、そして細部まで作り込まれた世界観。これぞまさに映画の醍醐味です。映画ファンの皆さん、ぜひ体験してください!
ノンストップ・バイオレンス・カーアクション
公開当時レビューをし忘れたので、フィリオサをレビューしたついでにレビューします。
マックスの立小便から直ぐに愛車ごと捕らわれるお馴染みのオープニングがファンをくすぐったのでは無いでしょうか。
最初から30分はトムハーディズ・マッドマックスの素顔すらよく見れなかったので、大丈夫なんか?と思っていたが、シャーリーズセロンの野生的な女性戦士を好演で問題なし。マッドマックスいるのか?
と思っていたが段々とらしくなってきましたね。
兎に角、全編カー・バイオレンスアクションを押し通した監督はナイスでしたね。
アイデアが面白おかしくも秀逸で少しも飽きさせません。疾走するタンクローリー車を邪魔するだけの話しなんだけど、こんなにもエンターテイメントに出来る力技にただただ感服しました。お見事です!
お前の生き残る術はそれしかなかったのかギタリストよ
フュリオサを観てこれを見直したくならない人っているのか!?
ということで劇場以来。アマプラで再観賞
初見はどうしても「どんな話なんだろう」と理解しながら観ていたし主人公はマックスというイメージでしかなかったけど、フュリオサを観た後だとまた新鮮に面白い!
何より背景をしっかり知ったぶん、マックスと同じくらいフュリオサは主人公じゃないか!
ということをギャンギャンに感じさせられた
絶体絶命過ぎるだろ! ってところから始まるのもやっぱりすごいね
初見のとき冒頭から砂嵐までの一連の流れ「これどうするの・・・??」って思いながら観てたのを思い出したよ
だけどあのギターは何度見ても「それはウソやろ」と思ってしまう
世紀末。お前の生き残る術はそれしかなかったのかギタリストよ
えっ、めっちゃ面白いんですけど!!!!
なんとなくアクション映画が見たくなって、鑑賞。
これが面白かったら、今劇場公開しているフィリオサでも観に行くかなーと、本当になんのハードルも上げずに観ました。
怒りのデスロード公開当時は、映画ファンや評論家の方々がが軒並みめっちゃ褒めてたのをぼんやり思い出し、そんなに面白いのかなー。
となんとなく見始めたのですが、劇場で観なかったことを激しく後悔しました号泣
ガーディアンズオブギャクシーの1と2を公開当時観に行かなかったのを激しく後悔したのと同じ過ちを犯しておりました!!!
マジで最高でした!!!
手に汗握るど迫力なカーアクションと爆音!!
個性的なキャラクターたち!!
ずーっと画面を食い入るように一気に観てしまいました!!
なんといってもシャーリーズセロンが本当にかっこいい!!!!
ずっと観ていたいセロン姐さん!!!
絶対フュリオサ観に行きます!!!
女戦士フュリオサ、ここにあり。
2021.3.5(金)
何年かかったのだろう。やっと立川シネマシティの極上爆音上映で「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。今まで何度も映画館で観るチャンスはあった(再上映やブラック&クローム版公開)のだが残念ながら見損なっていた。もちろんTVでも放映済みだったが観ていない。
因みに、私はTV放映されてもスクリーンで初見のチャンスが残されている作品はTVでは見ない事にしている。
上映に先立ち、2019年11月15日にMadMaxのイベントで来日し、爆音上映中のシネマシティに来場し登壇した際のヒュー・キース・バーンのビデオ映像が流れた。当劇場独自映像か(昨年亡くなっていたんですね)。
ウーン、編集が凄い。音響と併せて見事である(アカデミー賞編集賞、音響編集賞だった)。
シャーリーズ・セロンが良い、全然良い。この美女もモンスターだな。普通の美女はこういう役はやらないよ。トム・ハーディのマックスいなくても良い位、女戦士フュリオサの存在感が有り有りだった。中々凄い映画だった、映画館で観られて(観て)良かった!!
結局、水と油(ガソリン)を制する者は世界を制すると言うことか。現在と変わらない世界のままだという皮肉。
女神さまシャーリーズ・セロン降臨!!
これはやっぱり劇場の大きいスクリーンで観たかったです
もう最初からずっとワクワクなままテンション下がる事なく楽しめました
砂漠の乾いたあの世界観も良いし、トム・ハーディも期待通りのカッコ良さ
何より女神さまシャーリーズ・セロンの美しさったらすごい
ただ美しいだけじゃなくて、悲しさというか虚しさみたいなものもありながら力強さもあって
そしてニコラス・ホルトはウォーボーイズでも封印しきれてないイケメンぷりでした
フュリオサをみてからみたら。
公開当時も思ったがトム・ハーディ演ずる骨太のマックス、シヤーリーズセロン演ずるこれも骨太のフュリオサが繰り広げる迫力あるアクション骨太のストーリー最高の作品。
フュリオサをみてからみても色褪せない作品!
トム・ハーディ版マッドマックス2がみたくなるのは私だけだろうか。
息をのむ、圧倒的破壊力の傑作!!
2015年の劇場初公開以来、2回目の鑑賞
ホントに“行って帰って来るだけ”のストーリーなのに、すさまじい映像とグイグイ引き込まれる展開に釘付けとなり、2時間があっという間
本作、なんと言っても全編通してシャーリーズ・セロンさん演じる主人公フュリオサがメチャクチャかっこイイ!!
“重要なミッション”を背負い、タンカートレーラーの“ウォー・リグ”で砂漠をひた走る彼女がとにかくカッコイイ、トム・ハーディさん演じるマックスよりカッコよくて痺れまくり、こんか感覚は久しぶりに味わいました
一歩間違えたらCGやVFXの乱用で観るに耐えないB級アクション映画になりかねない所を徹底したライブアクションと練りに練って時間をかけて撮りきったこだわりの超一級ド迫力映像に終始圧倒されます
これ、どうやって撮ったの?と聞きたくなるシークエンスやアクションも多く、正に“度肝抜く”とはこのことだなと実感
これは近年の個人ベスト級作品「トップガン マーヴェリック」「デューン砂の惑星part two」に通じる、プロデューサーや監督のCGやVFXに頼らない徹底して拘った“本物志向”の賜物だと思います、こういう作品が無くならずにずっと作り続けられることを願います
劇場初公開時の2015年に観た時もそれなりの衝撃を受けましたが、今回の2回目の方がそれを遥かに上回る面白さを感じ、その完成度の高さをあらためて実感しました
荒涼・殺伐とした砂漠での逃避行とは対象的に露出度の高い白系の衣装をまとったセクシーなワイブスの面々も印象的
リーダー格の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のロージー・ハンティントン=ホワイトリーさん、ライリー・キーオさん、「ザ・バットマン」のゾーイ・クラヴィッツさん、コートニー・イートンさん、そしてアビー・リーさん、皆さんスタイル抜群ですごく綺麗、そんな彼女たちの自由を求めた命がけのアドベンチャーも見応えたっぷりで見どころの1つです
と、一度見たら簡単には忘れらない、何度も観返したくなる、近年稀に見る大傑作の誕生です
単純明快
本作を観ていないまま先日「フュリオサ」を劇場で観賞しまして。
で、フュリオサの感想など色々と漁っているとどうも本作が気になりましてね。名作傑作との評価が多く、実際に当時大ヒットだったとか?気になるばかりで。
というわけでDVDを借りて観てみました。
第一印象、映画フュリオサと比べてしまうけど、本作の方が断然観やすい。どう見やすかったかと言うと、アニメを精巧に実写化したかのような作り。だから見やすいのだと思う。
更にフュリオサほどの残酷な描写が少ない。残忍極まりない拷問処刑や見るに堪えない殺傷描写が少ない。軽めにしてある。現在フュリオサが世界的に不調らしいが、原因はこの残酷描写ではないだろうか?もっかい見に行きたいと思えないもん。
そしてストーリーがシンプル。
単純明快。
映画フュリオサ→本作の順で観たので人間関係や脱走の理由やどういう目的地を目指していたかとか、スルッと解りました。
最後フュリオサがジョーに言った「私を覚えてる?」がピキーンと来ましたよ(笑)
でもどっちかって言うとドタバタ、ドンパチ、ドンチャン騒ぎ作品だと思う。
これはマッドマックスではなく北斗の拳だわ。
なんも考えず娯楽として楽しむには好評価ですね。
そういやトーカッターの人がイモータン・ジョーやってたらしいけどマスクとメイクが派手すぎてさっぱりわからんかった。
マッドマックスはクールでもの静かで張りつめた雰囲気の狂気だったよ、1では。トーカッターも不気味で怖かった。
何だか1が観たくなったよ。
この映画、世界観全てがMAD!
世界観、カーアクション、迫力、何をとっても"MAD"です!!!
冒頭からラストまでずーっとクライマックスシーンを観ているような感覚の120分は、息つく暇はありません。
子供時代に観たマッドマックス3部作から30年たっての続編!パート1からはストーリーを継ぎ、パート2はカーアクションを継ぎ、パート3は世界観を継いだと個人的には感じており、過去作全てを無駄にせず生かしたパーフェクトな続編であります。アクションは現代技術を駆使しつつも、CGは使わず生スタントにとことんこだわった、傑作としか言いようがない出来栄えでした。
昔の3部作を知っている身としては、観る前に一番心配していたところとして、当然ながら主人公マックス=メル・ギブソンという印象を強く持っていました。本作は、『ダークナイト ライジング』のベイン役であったトム・ハーリーが演じましたが、心配は何のその、豪快かつ強いマックスとして名前負けせず見事に演じ切っていました。正直、主役の役者が変わった違和感全くありません。
この作品を評論しようという、ヤボなことはしてはいけないですね!なぜなら、99%アクションを楽しむ映画だからです。もー、悪役たちの容姿といい、改造車といい、攻撃といいなんて楽しいのでしょう。
そして、みーーーんな狂ってます。"MAD"です!
ボスの容姿も"MAD"
改造車も"MAD"
ギター弾きながら炎なんてびっくりキャラも登場!
(監督いわく、この映画はロックだ!を表現したかったとのこと)
とにもかくにも、この映画を27年ぶりに製作した、ジョージ・ミラー監督が一番"MAD"なことは間違いありません!撮影話では何度も何度も、悪条件が重なり延期に延期を重ねたというエピソードもあるようですが、よく完成させてくれました。監督のこだわりやマッドマックスにたいする強い愛情がひしひしと伝わってきました。
深いストーリーなどは考えず
現在、公開中のマッドマックス・ヒュリオサ、マッドマックスの世界観の知識皆無にもかかわらず話題の映画、でもその長さゆえに敬遠中でとりあえず予習をとアマプラ鑑賞。吹き替えから入ったけど絶対に字幕がお薦め。深いストーリーなどは考えずとにかくそのクレイジーな大迫力は満喫。
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