天使の処刑人 バイオレット&デイジー

劇場公開日:

天使の処刑人 バイオレット&デイジー

解説

「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナンと「旅するジーンズと16歳の夏」「シン・シティ」のアレクシス・ブレーデルが、ティーンエイジャーの殺し屋に扮したアクションドラマ。ニューヨークでお手軽な仕事だけを請け負う殺し屋のバイオレットとデイジーは、あこがれの新作ドレス欲しさに、ある仕事を引き受ける。それは、自ら電話をかけ殺してほしいと頼んできた男を殺すだけの、ごく簡単な仕事のはずだった。しかし、男は別の殺し屋にも狙われており、2人は思わぬ事態に巻き込まれていく。「プレシャス」でアカデミー脚本賞を受賞したジェフリー・フレッチャーが、オリジナル脚本で初監督を務めた。

2011年製作/88分/G/アメリカ
原題または英題:Violet & Daisy
配給:コムストック・グループ
劇場公開日:2013年10月12日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0アクション映画ではないので注意

2024年3月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

まるで海外版ベイビーわるきゅーれ といった感じに、バイト感覚でサクッと人を殺していく二人の少女。
いつも通りに手早く終わらせて買い物する予定だったのだが、今度の標的はなんと「早く殺してくれ」と言ってきた。

戸惑う二人にこの後起こるドラマとは…

序盤の軽い雰囲気が嘘のように後半深まっていくヒューマンドラマ。
アクションよりも心境の変化に重点を置いている感じですね。

次第に変わっていく二人の掛け合いと、ラストシーンの切なさが妙に考え深い作品でした。

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びぃあぃじぃ

2.5萌えて癒される!?

2018年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

萌える

バイオレットとデイジーを演じた二人の女優にでは無くてJ・ガンドルフィーニの存在感と演技に。

強面で嫌ぁな役を演じる印象が本作ではトボけていてバイオレットとデイジーを包み込むような大らかで哀愁が漂う笑顔の可愛いオジサンで。

一向に進まない展開にファンタジー色を絡めた女のコ映画な雰囲気をJ・ガンドルフィーニの存在感でそれなりに良さげな風合いに。

殺し屋としては突っ込みどころが満載で行動にイライラさせられたりもするが三人の会話が楽しい。

D・トレホもナイス!!

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万年 東一

3.5おもてたんとちゃうけど可愛いので良し

2018年3月27日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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palepurple

3.0処刑人は女の子

2017年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

萌える

『ハンナ』でもキレのあるアクションを見せてくれたシアーシャ・ローナンが再びアクション映画に主演してキレッキレの…
…ア、アレ? 確かに銃をブッ放すシーンはあるけど…。
この邦題に変に期待した自分が迂闊だった。まあシアーシャが、B級チックなバイオレンス・アクションに出る訳ないし。
それに、まんざら期待外れでもなかった。それなりに面白かった。

一見、普通のティーンの女の子のバイオレットとデイジー。
お年頃で、新しいドレスも買いたい。
ドレスを買う為に、彼女たちはバイトもしなければ風俗・売春的な事もしない。
殺し!

彼女たちは簡単な殺しを請け負うティーンの殺し屋。
ドレスを買う為に引き受けた仕事も簡単なものの筈だったが…

ターゲットのおじさんが何かいい人。
ターゲットが帰ってくるまでターゲットの部屋でつい居眠りしちゃったら、ターゲットのおじさんが布団を掛けて自分たちが起きるのを待っていた。
いきなり出鼻を挫かれたけど、さあ、お仕事お仕事。
ところがこの人、穏やかでにこやかで、手作りクッキーでおもてなし。
そして、殺してほしい、と。
そしたら何故か殺せなくなっちゃって…。

ターゲットに情が移るなんてプロ失格。
だけど、何でこの人がこんなに死にたがるのか、どうしても気になる。
今までそんな事考えた事も無かった。
殺し屋とターゲット…いや、二人の少女とおじさんの奇妙な交流。
パートナーでもあった二人の関係にも波紋が…。

ちょいちょい殺しのシーンはあるが、オフビートなドラマといった感。
擬似父娘のような関係にほっこり。
二人は愛情に飢えていて、おじさんに何らかの父性の温もりを感じたのは間違いない。
おじさんもまた…。
章仕立てで伏線張られて回収とか、最後にどんでん返しあるとか、そんなトリッキーな仕掛けも無く、これはこれで潔くていい。

シアーシャ・ローナンの映画を見る度に、美しいとかキュートとか魅力的とか言ってる気もするけど、本当にそうだから仕方ない。あのブロンドヘア、青い瞳、白い肌、あどけない雰囲気…そりゃあ、男4人組に殺されるより、シアーシャに殺されたい。
パートナーと言うか先輩と言うか、アレクシス・ブレーデルもキュート。…と思ったら、シアーシャより一回り以上も年上。何て童顔!
ジェームズ・ガンドルフィーニがさすがの妙演。ホント、惜しい人を亡くした…。

殺し屋でも、女の子は女の子。
おじさんはきっと教えてくれたんだろうね。普通に生きなさい、と。
風変わりだけど、実は思いの外、優しい人生見つめ直しのドラマ。

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近大

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