サウンド・オブ・ノイズ

劇場公開日:

サウンド・オブ・ノイズ

解説

身の回りにある日用品を使い、町中のいたるところに音楽を作り出す神出鬼没の音楽テロリストと、音楽嫌いな警察官の攻防を描いたスウェーデン発の異色クライムコメディ。音楽一家に生まれ育つも、生まれつきの音痴のため音楽が嫌いな警察官アマデウスは、ある事件現場でメトロノームを発見。それを手がかりに捜査を開始するが……。監督のオラ・シモンソン&ヨハネス・シェルネ・ニルソンが2010年に発表し、カンヌ映画祭などで評判となった短編「アパートの一室、6人のドラマー」を長編化した。

2010年製作/102分/G/スウェーデン・フランス合作
原題または英題:Sound of Noise
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2013年7月27日

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(C)2010 BLISS/DFM FIKTION/NORDISK FILM/WILD BUNCH/KOSTR-FILM/DFM/FILM I SKANE/FILM I VAST/EUROPA SOUND

映画レビュー

4.0北欧映画の斬新な発想力には目を見張るばかり

2020年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

北欧映画にはなぜ常識を飛び越えた快作が多いのだろう。本作もアイディアと娯楽性の融合に胸躍る快作だ。そもそもノイズ・ミュージックというと、それだけで一つの数時間にわたるレクチャーが必要になりそうだが、ここに登場するのは、むしろ誰にでも受容可能な、日用品でリズムを織り成すポップなアートというべきかも。これが一つのテーマとなり、一風変わったアーティストたちによる音楽テロと、それを追いかける刑事の追跡劇へと展開していく。

と同時に、これは「ロミオとジュリエット」のように異なる世界に住む主人公とヒロインが、かつて音楽という領域から放り出され、そこへまた舞い戻っていく物語でもある。つまりそこに横たわるのは「離れることで新たな魅力を発見する」という誰にでも身に覚えのある通過儀礼。社会や世間が決めた常識の枠組みを破壊する彼らの姿が、小さくとも大きなレジスタンスのように感じられて、とても痛快な一作だった。

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牛津厚信

5.0これが革命!!

2021年11月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

痛快だ。特に前半はもう3分に一回は笑い笑い出したら止まらないおかしさよ。これが革命、これ、これ、これ。若い頃やりたかったことにまんまと近い。ブラボー。

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redir

4.0ドラム演奏をする6人組テロリスト

2021年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.0そのトータルが音楽になっているか!?

2016年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

音楽嫌いな警官に倍返しだ!
違います。ええ、違います。
銀行強盗して置いてあるもので音楽を奏でつつ、お金をシュレッダーにかける!支店長の悲鳴!トータル、この全てが音楽となっている。
そんなこんなな、音楽テロ集団の話なんです。
自分にとって心地良い音楽が、他人には騒音(ノイズ)になり得るんだなぁと思ってみたり。
演奏してるとこは可愛いし、お洒落感満載だけど、でも果たしてそのトータルが、本当に音楽として完成しているか?
私にも時々、雑音に聞こえたりしました(笑)聞こえちゃダメじゃん!

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夏斗

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