GODZILLA ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラはガメラじゃないんで・・・
2D字幕で観た。論外のエメリッヒ版(あれはゴジラじゃないよ!)に比べると、悪くはないけど、やっぱり何か違うと思った。日本映画をリスペクトしてくれていることは、充分伝わってきたが、子どもの頃から親しんできた私にとっては、いろいろ気に入らない点が数多くあった。まず第一にムトーが出てくること。ゴジラ一体に絞って描いてほしかった。それから、東宝作品でも地球を守るとかあったけど、いつも良い子のモスラやガメラと違って、基本的に悪役、壊し屋なので、そっちの方が魅力的だと思う。「ガメラ対ギャオス」にストーリーが似ていること。ゴジラの形態についていえば、太りすぎで、背びれがステゴザウルスみたいで違和感があったこと。放射能を吐く時に背びれが白光りしなかったことなどだ。まあいろいろケチをつけたが、ゴジラじゃなければ、それなりにおもしろく観たので、厳し目の意見だが・・・
迫力は圧倒的!
あまり怪獣映画は見ないが、今回のゴジラは見てみたいと思い見てきた。
当然ゴジラが主役なのだが兵士の家族愛が半分以上時間を費やしていた感がある。
映画のCGはいつものように良く出来ていて本当に街が壊されている様だ。
ゴジラもかなり日本版ゴジラに近くなってきたけどまだアメリカ的なマッチョ的だし、顔が爬虫類のイグアナ的に見える。
映画の中でゴジラは鼻息をしているシーンがあるが、肺呼吸の生物!? だとしたら海を泳ぐシーンや普段生息している環境(深海)での息は!? 水中になるとエラ呼吸になるのか!?
その点ムートーはいかにもアメリカ人が想像しそうなスマートな怪獣にデザインされているなあ‥‥
渡辺謙もかなり出ていたが日本映画と違いあまりしゃべるシーンが多くなく、いつも何かを考えている顔だった。(役的に仕方ないか)
いつも思うのだけどアメリカ映画は必ず家族愛や友情を強く表現するように思うナゼだろう!? 思うに現代のアメリカ人はそう言う愛に飢えているのか? だからそのような愛を表現すると喜ぶし、表現しないと当たらないのかも‥‥
自然はバランス
「自然はバランスであり、それを体現するのがゴジラだ」
渡辺謙扮する芹沢博士は言う。
バランスを壊すものはいろいろあるのだが、それが人為的につくられた
ものも多いことに気づく。水爆実験や原発事故などの核が最たるものだろう。もちろん、地震や津波などの自然災害もあるのだが。
その人為的な部分、核に由来したものがムトーという怪獣。
それは、生物的本能によって種を拡大しようとする。
そのムトーと対峙し、自然を守るゴジラという構図が出来あがる。
この異形なる怪獣映画に何を込めるか?
このギャレス・エドワーズ監督や渡辺謙は、3.11や原発事故を踏まえた。そこに暮らす普通の人も描こうとしたのだろう。
彼らは「エコロジスト」だろう。アルゴアの環境問題の著書が「アース・イン・ザ・バランス」であるように。
とまあ、むずかしく考えれば、そんな感じになるのだが。
この映画を、単なるエンターテイメントとして見るならば、その描写は、監督の思う存分作り込むことが出来たのではないか。特にゴジラの登場シーンや怒りで吠えるシーンは従来を踏襲しつつもさらに上をいきたいという意思がはっきり見えた。
現代の問題とエンターテイメントの両立は確かに矛盾してしまうところがある。
例えば、主人公の家族は最後に再開して熱い包容を交わすが、怪獣たちの戦いの足下では何人の人たちが犠牲になったのか、隠されている。
現代の問題とエンターテイメントの矛盾に果敢に取り組んだ監督たちにエールを送りたいと思う。ゴジラという日本の素材の、原点でもあるのだから。
新生ゴジラ爆誕!
ゴジラのデザインの変更は成功だと思います。
吼える姿の格好良さ怪獣王の風格がありました。
夜の戦闘シーンが多く若干観づらく思います。
そしてゴジラの登場時間が短い
怪獣映画の主役は怪獣です!
ゴジラは優しかった。
映画を見終わってほぼ1日が経ちますが、映画の1シーン1シーンを思い起こす度に、ゴジラの優しさが、身にしみてきます。
放射能を餌とする、生物がいると言うことは、大いにうなづけるような気がします。そして、そのために、人間文明がなすすべもなく、破壊、崩壊されていくということも。
でも、人の心は強かった。
芹沢博士とゴジラは、強い心の糸で、繋がっているような気がしました。核ミサイルをだかせて、ムートーとゴジラとも、破壊させようとする、軍の長官を、広島で被曝死した父親の形見の時計を見せて、やめさせようとする芹沢博士と、苦戦をしながらも2匹のムートー戦うゴジラ姿に、「この地球を破壊してはならないのだ」という博士とゴジラの「優しい」気持ちが、ひしひしと伝わってきて、泣きそうな気持ちでした。
ラストシーン、雄叫びをあげて海に戻るゴジラに、拍手喝采でした。
⚪️⚪️があればなんでもできる
まぁ、元気とか。
お金とか。
コネとか。
それにしても、さすがアメリカ人は謝らない。
原水爆、使うのは仕方ないらしい。
きっと、これも立派な国民教育なんだろうなぁ。
なんとか日本の福島事情と合わせて、WINWINな感じにもってくる力技な脚本には本当に驚かされた。
それでも、核爆発と放射能の影響を受けることの痛みみたいなことをフィクションでも、少しだけでも取り入れてくれて、ありがとうと言うべきなのか。
それとも、こんな分かり易さでエンターテイメントとして表現できない日本人が悪いのか。
悩むところではある。
ゴジラがなかなか出てこないことと、内容盛り込みすぎで長いこと以外には、不満はないかなぁ。
監督さんの日本愛が特撮だけでなく、日常やアニメにも網羅されていることはよく分かった。
愛が暑苦しいくらいなので、もう少しへんてこりんでも大丈夫です。
大迫力の二時間
映画 GODZILLA(ゴジラ)をみてきました!!!
いやぁ~疲れた(笑)
汗がヤバい位興奮してしまいました。
テーマは「リアル」
今、人類をはるかに越えるゴジラが現れたら、我々は何を感じ、何をなすのか?何を大切にし、何を犠牲にするのか?
日本から始まる物語は、アクションをはるかに超え、壮大かつ緻密なドラマだった。
ゴジラ VS 人類 VS 二匹の怪獣
最後の一時間は息をするのを忘れるほどの緊張感、そして感動。これまでみたSF映画のなかでもかなり上位に入る作品でした!
なんといっても音響がはんぱねぇ。
ゴジラの雄叫びやバックミュージックの壮大さ。
耳栓欲しいぐらいの音響でした。
レンタルしてテレビの音を最大にすると確実に窓ガラス割れますね。
映画館で見れて良かったです。こんな興奮はそうそう味わえるものではないなぁ
GODZILLA… いや、ゴジラ。
賛否両論ありますが、
痛快娯楽×VFX特撮のハリウッド映画版なのだから…大画面ロードショーで楽しめれば良いのでは。
あの咆哮に身震いし、
背ビレの発光に心が踊り、
口を開けて…ついに○○❗️
日本の描写やヒューマンドラマ云々の小さい評論に耳をかさずに楽しみましょう。
アメリカ的ゴジラ
人間の力で壊してしまった自然は人間の手では救えない。
共感できるテーマでしたが、ゴジラがヒーローのように扱われているのが共感出来なかった。ゴジラに伴走する空母なんてびっくり。
ゴジラに破壊されちゃうよ!!確か日本のゴジラは破壊王で人々は逃げ回っていたような。
アメリカ人はヒーローが好きなのかな?ゴジラもヒーロー的な扱いになっているように感じた。
ローランドエメリッヒ版のゴジラに比べたらゴジラはちゃんとゴジラの造形をしていたので安心した。
カメラアングルやゴジラの見せ方(少しずつ少しずつ見せていくやり方)もよかったと思う。音楽はやはりあのゴジラのテーマが聞きたかった!
僕的ゴジラ最高傑作
面白かった。子どもの頃からゴジラシリーズを観てて、ゴジラが見たいのにゴジラによって右往左往する人間たちのシーン多いなぁと思ってたので、その部分はゴジラが出る伏線として楽しめたし、何より監督のゴジラへの敬意が感じられてゴジラが神々しかった。強者を求める闘神のよう。見せ方が凄く上手くてこんなにゴジラが格好良く見えたのは初めて。最初の咆哮でサブイボ出ました。
日本人は全員観よ
原爆。3.11。原発。
アメリカ。冷戦。9.11。
科学。自然。神への畏れ。
イギリス人監督が客観的に提示する。
アメリカ人に対するメッセージと日本人へのそれは違っているが。
その違いが分かるだろうか?
日本人はこの回答を映画ですべきだ。
次のゴジラを日本から産み出せ。
新しいゴジラを見た!
今までVSシリーズゴジラやミレニアムシリーズを見てきましたが、まったく新しいゴジラを見て感動しました。オープニングからの映画の入り方や、ゴジラが来るぞ来るぞっていう感じはとてもいいと思います。
興行収入No.1じゃないねー(笑)
なにいってんだかwww
エクスペンダブルズ3なんて約3.3兆円!
全然やすい(笑)むしろエクスペンダブルズの方が興奮する!!てゆうかランキングとかみたら1位じゃないし嘘じゃんこれwww
『GODZILLA』を弁護する。
意外にも否定的な意見が多いので、弁護の方向で書きます。
今作はハリウッド映画にしてはめずらしいアプローチを二つしている。
① 怪獣を原始的(非信仰的)な神として描いている。
② アメリカの核をネガティブとして描かれている。
① は神が通った後は破壊と死が残されるといった意味での神である。簡単に言えば“自然”そのものといえる。(ムートーが通った後がそれを端的に表している)そして、それとは矛盾しているかのように思えるが、いや、矛盾しているからこそ崇高な存在になり得ているのが描写されている。フォードが最初は「怪物」といっていたゴジラにクライマックスでは言いようの無い感情にとらわれる場面がそれを示している。それなのにゴジラは傍若無人に振舞う。(ラストシーンの「何だよ?」の目にそれが表れている)それから観ればこれは『平成ガメラ』より『大魔神』寄りの映画だ。
② は少し込み入ったつくりになっている。ゴジラを核で殺そうとしたが殺せない → 怪獣三体を核で一気に殺す。「今度はメガトンだからうまくゆく」→ 芹沢の告白 → ムートーに核を奪われサン・フランシスコに現れる → 核の回収。の流れは非核を支持した田中友幸イズムをアクションに落とし込んだ段取りだとわかる。
以下、気がついたことを書いてみる。
〇 怪獣を自然=災害で括るなら、ラストで家族が再開するのはデザスター映画の定番。
〇 作中で銃を発砲しないフォードが最後まで生き残るのは力で解決するやり方を暗に批判している。
〇 怪獣が登場する場面には子供がいるのは怪獣映画が誰のものか分かっている証拠だ。
〇 怪獣映画定番の電車で遭遇もある。
〇 提督役にリベラル寄りの作品に良く出演するデイビッド・ストラザーンが演じているのは興味深い。
〇 渡辺健が演じる芹沢博士は志村喬が演じた山根博士を参考にしたものだろう。
ゴジラファンには二種の人がいると考えている。それは……
「ゴジラ映画が好きな映画(一般)ファン」
「ゴジラが好きなゴジラ(映画)ファン」
今作はあきらかに後者のために作られている。そして私は紛れもなく後者だ!
GodzillaのBGMでテンションあがる。
冒頭シーンが個人的に好きでした。
ゴジラあらわれたときのBGMでもう
テンションあがりました。
結構アクションもあったし、
期待以上のものを見ることができました。
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