死霊館のレビュー・感想・評価
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【”悪魔が来たりて笛を吹く・・、”どころではない実在の事件を基にした西洋悪魔と、実在の心霊研究家ウォーレン夫妻との闘いを描く作品。リアリティの映像感覚が半端ないです。】
Sleep Walk
『エクソシスト』や『ポルターガイスト』を合わせたような作品だと思っていたが、この作品から「死霊館ユニバース」が誕生したのだと考えると感慨深い。ペロン一家の悲劇はさすがに身震いするほど恐ろしいものがあったけど、それに立ち向かうエド&ロレインのウォーレン夫妻の心意気にも感動してしまう。
冒頭ではアナベル人形の事件を訴える女性たちの映像で始まり、ウォーレンの講演会の模様が描かれる。霊能力があるロレインと科学的調査を行う夫エド。最初は躊躇っていた夫妻も悪霊を退治しなければならない宿命からペロン一家を訪れることに・・・
四女シンディの夢遊病と五女エイプリルのイマジナリーフレンド。『ソウ』シリーズにも似たスパイラルミラーのオルゴールが重要アイテムだ。夢遊病のシーンではBesty Bryeの「Sleep Walk」が流れ、うっとりするような雰囲気を醸し出したり、ゾンビーズの「タイム・オブ・ザ・シーズン」が流れたりして時代を感じさせる(ちょっとずれてるけど)。
神父にエクソシズムを頼んだり、その手続きはバチカンに許可をもらわねばならないとか、色々勉強にもなった。一刻を争わなければならない悪霊退治。間に合わないのでエドがエクソシズムを行うといった展開だ・・・。そんなこんなで鳥肌が立つほど怖かったのが、自殺した魔女がエドの側にいるのにロレインにしか見えないといったシーンや、ペロン家の母親の声がテープレコーダーに録音されていなかったとわかるシーンかな・・・
【物件】
この夏、YouTubeで結構怪談話を聞いた。
その中で、怖いけど、そんなこともあるのかと驚いた話があった。
(※ 前置き怪談話が長くなります。)
ある女性タレントが、街の不動産屋に物件探しに行った時の話。
クリアケースに入った間取りを束にして、何気に、選り分けていたところ、不動産屋のスタッフが、お客様もしかして“お見えになる方ですか?”と聞いてきたのだそうだ。
“どうしてですか?”と聞き返したところ、
“いや、除けている物件は、ちょっと噂があるやつなので”
“はあ…”
“ところで、謝礼はしますし、うちの仲介で賃貸していただけたら、当社の取分は結構ですので、いつくか見てもらいたいものがあるんですが…..。”
“えっ!?所謂、事故物件ですか?”
“いや、そうじゃないんですよ。そうじゃないのに、人がすぐ出ていってしまうんです。なので、オーナーさんも、うちも困ってしまって……”
“じゃあ、いいですよ”
と、一件目のマンション。
部屋じゃなくで、曲がった先にあるエレベータホール手前の入り口で。
“あっ、このマンション、ダメダメ”
“えっ、部屋に行く前ですよ”
“そこの角、エレベータホールが見えるカーブミラーがあるじゃないですか。何か見えませんか?”
“いや、なにも”
“映っているんですよ、女の人が。そもそもおかしいじゃないですか、カーブミラーって。”
“そうですよね。前に聞いたんですけど、マンションのオーナーさんが教えてくれないんですよ”
二件目のアパート、問題なし。
“単に巡り合わせだけの問題で、自分も住めますよ、ここ!”
三件目のアパート。リフォームしたて、システムキッチンの1LDK。南向きで明るい部屋。悪い感じはしないし、キッチンも、リビングも、脱衣所も、お風呂も、トイレも何も感じない。もう一つの部屋も大丈夫。
押し入れも、天袋もオッケー……と思っていたら……
“ガタン”と音がする。
ん?どこから?
リビングにもどったら、どこからか“ガタン”
脱衣所とお風呂でも、別の場所からか“ガタン”
トイレも異常なしだけど、また、どこからか“ガタン”
再度、押入れを開けて中を覗き込んでも何もない。
そしたら、背後で“ガタン”
振り返ったら、天井から下がったロープで首つりしているリクルートスーツの女性が見えて、すると、不動産屋のスタッフも“うわあああああああーっ”て、
二人で、ダッシュで部屋の外に出て、“今見えましたよね、ね、ねっ!?”って
ガタンって音は、踏み台にしていた椅子が倒れる音だったのだ。
物件の怪談話と、所謂“見える人”と行動を共にしていると、たまにシンクロして見えるようになることがあるという怖い話。
※ 長々とお付き合いいただいてすみません。
「死霊館」は、所謂、”物件話”なのですが、ロレインが見える人で、エドもつられて見えるようになるんじゃないか心配しながら観てました。
あと、僕の書いた怪談話もこの「死霊館」も首吊りの場面があるのも印象的で……。
日本では、幽霊は悲しい物語が背景にあったりしますが、キリスト教的には、幽霊は魔女や悪魔が操って出てくるものという考え方で、そこは、だいぶ違うし、悲哀などはないのかと、ちょっと考えたりしました。
僕としては、ロレインとエドが駆け付けるまでが、特に怖いような気がします。
徐々にくる恐怖感
今年の夏は各雑誌でホラー特集が多く組まれており、あまり普段観ないジャンルであったが雑誌のオススメに載っていた「死霊館」シリーズの第一作目を鑑賞した。
とんでもなく面白いではないか。
片田舎に引っ越してきた7人一家の恐怖体験を描いたストーリー。引っ越し当日はワクワクするはずなのに何故か不気味な雰囲気を漂わせている。。
王道のホラー映画といえば悪霊が姿を現して人々を恐怖に陥れる。しかしこの作品は姿を表さず人に憑依するという何とタチの悪いことか。それも一体何人の霊がいるんだよこの家は。
恐怖の存在が姿を表さずして観客にどのように恐怖観念を抱かせるか。この作品で特化してるのは人々の表情とカメラワークによるもの。昼過ぎの眠くなる時間に観るのが最適。面白いし眠気が覚める。
王道ホラー
恐ろしい映画
自宅PCにて、amazon prime videoで視聴しました。
死霊館シリーズの新作が公開予定ということで、シリーズ全部を見返しています。今作は過去にも見たことがあり今回は2度目なのですが、内容をはっきり思い出すために見返そうと思いました。
内容としてはこんな感じでしょうか。とある家に引っ越してきた家族でしたが、そこでは過去に悲惨な出来事が起こっていました。そして、一家はそこに住み着いた悪魔に攻撃をされ始めます。悪魔研究家のウォーレン夫妻がその家に赴き、悪魔を払うために闘う、と言った話です。
どうやら実話を元にした話らしく、現実にこんなことが起こっていたのかと、信じられない気持ちです。
各所の演出が恐ろしかったですね。最初の、犬が家に入ろうとしない場面で、この家には何かあるんじゃないかと視聴者に想像させます。そして、寝ている子供達の足が引っ張られる場面、目隠しかくれんぼをする場面、クリスティーンがドアの向こうに何かがいる、と言い続ける場面(我々には見えませんでしたが)、洗濯物のシーツが風で飛んだかと思いきや何か人型のものに一瞬引っ掛かる場面など、ドキドキハラハラ、ビックリさせる演出を挙げたらきりがありません。キャロリンの耳元で何かがクラップ(手を叩く)した場面は本当に驚きましたね。
恐怖演出も素晴らしいですが、ストーリーも結局ハッピーエンドで終わるのが良いですね。最終的には誰も死なず、皆んな笑顔で物語が終わります。後味の良い終わり方で、満足させてくれます。
アナベルさんちょい役で出演
邦題がダサすぎる
邦題がダサすぎるよね。
死霊館がアマプラは有料、Netflixは無いしで仕方ないのでツタヤに借りに行ったら
間違えてエンフィールド事件を借りちゃった😂
エンフィールド事件はアマゾンビデオで無料だからやむを得ずツタヤのネットのやつで
借りて見たから無駄に500円もかかってしまった😂
実話を元にということで、無駄に人が死なないのが逆にリアルだったかもしれないな。
最近のホラーはめちゃくちゃ死ぬから逆にリアリティないでしょ?
インシディアスとなんとなく似てるけど個人的にはインシディアスの方が
好きかな?エリーズと助手ふたりのトリオはなかなかいいと思う。
しかしながらウォーレン夫妻ももちろんいいけど。こっちのほうが
ちょっと抑えてる感じはするね。
見応えのある映画
エンフィールド事件を先に見て、おもしろかったので一作目を鑑賞しました。
なかなか見応えがある!笑
見る前は、アナベルの話なのかなとか思ってたけどメインではなかった。
幸せな家族が霊(悪魔)によって壊されていくのがかなしい。
けど、ウォーレン夫妻が修復、悪魔祓いをすることで家族に平和が戻り…って感じで最後はいい終わり方だから良かった。
家族愛がある海外のホラー映画って見たことなかったから死霊館シリーズはほんとハマる!
怖いけどおもしろい。
領域
…夏だし、たまにはホラーでもと不意に思い立った事を後悔するくらいには怖かった。
ネタ的にはよくあるものだと思う。
実話をベースになんて前説もあるのだけれど、それも含め演出ならいいなと思う。ただ、まあ、エクソシストって単語があるって事は、そおいう呼称を付けねばならないのっぴきならない事情があったという事なわけで…そんな事を考えるとフィクションとの線引きがあやふやになるなぁと常々考える次第。
予想は外れず、やっぱり前半の方が怖かった。
前兆の部分になるのかな。事が露見してからはアクション要素多めのバトルが展開されてく。
俳優さんは皆様熱演だった。
思うに…俳優の表情に釣られる。
画面の中から恐怖を訴える表情になびいてしまう。
アングルも煽ってくる感じが攻撃的でもあって、冒頭に家族が洋館に到着するカットは家の中からなのだ。しかも結構長い。「なんでこんな長いんだろう?」そんな疑問を抱いた時には、もう術中にハマってる。
家の中からの視点、いずれある疑問にぶち当たる「誰かの視点なのか?」カメラも家族をそのフレームに捉えながら移動してく、まるで観察してるかのようだっ。
この前半の雰囲気はとても秀逸で、在宅が故ヘッドホンでの鑑賞であったのだが、もう逃げ場がない。
雑音が全く入らない状況下でコレが続いたら、最後まで見てられないような気がして、片方の耳のイヤーパッドを外した。
…怖気づきました。
後半は全然そんな事なかったんだけど。
この手の話を見て思うのは、宗教的な価値観の差というか、捉え方の差というかを考える。
非科学を科学するというか…すんげえ民族だなと思うのだ。開拓精神の成せる業かとも思うのだが、立ち向かう。日本の場合はちょっと違うくて、八百万の神なんて言うくらいで、雷や地震なんかにも神の存在を当て嵌めちゃう。いわゆる制御できないモノなのだ。
欧米でいう悪魔祓いにあたるものも有りはするけど、どちらかというと祈祷であり、魂の救済が根元にあるように思う。
明確な「敵」ではないのだ。
悪魔博物館なんてモノを維持しちゃうような価値観は少なくとも俺にはない。
成仏してもらえと思うのだが、元々そおいう存在でもないようで違う次元からの侵略者なわけだ。
お願いしたって聞いてくれる訳がない。
過去から積み重なるそおいう儀式がバチカンの威光を知らしめる為の捏造であればいいなと思う。
インターネットが整備され、SNSが普及し情報発信の手軽さは過去類を見ない程に発達してる。
俺がそおいう記事を目にしないだけで、現在も各地で悪魔は出没してるのかもしれないし、どおやらエクソシスト業界も後継者が少ないようではある…秘匿していくには難しい状況にも思う。
いやいや、逆に悪魔は顕在していてSNSを駆使し世界に悪意を撒き散らしているのかもしれない。
PCのモニターだけが煌々と光る部屋で、あのお母さんのような顔をした人間が寝食も忘れ一心不乱にキーボードを叩いているのかもしれない。
…はてさて。
まあ、分からない、からこそ怖いんだけどね!
当初、頭を過った目的は達成してくれたと思われる。
こわ…
劇場で鑑賞し、このユニバースの作品は全てブルーレイを所有しているが、最近また鑑賞し始めたらまぁ怖い怖い。ストーリーはジェームズ・ワン監督の過去作、『インシディアス』とほとんど変わらないが、こちらの方が上質で味がある様に感じる。
実話ベースという事や、当時の雰囲気を忠実に再現している点等がそうさせるのだろうが、ジェームズ・ワンは毎度新たな恐怖、新たなインパクトを与えてくれる。
これまた『インシディアス』でお馴染みのパトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガらの演技力も素晴らしい。下手に悪魔や幽霊を出さず、『そこにいるに違いない』という雰囲気などで恐怖を感じさせるのは流石の演出だ。
古典的の恐怖演出なのだが、変化球を付けずド直球で来られると清々しい位だ。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』で超大作に挑んだジェームズ・ワンだが、やはり彼はホラーで来ないと。恐らくどれだけ大作を撮ってもホラー界からは離れないだろうが、これからもファンであり続けたい。
著名な学者が、キャリア史上唯一100%本物と認めた事件。
秀作
うぁぁってなる
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