きっと、うまくいくのレビュー・感想・評価
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インド映画最高傑作
インド映画「きっと、うまくいく」
『きっと、うまくいく』は、3人の若者がそれぞれの夢と現実のギャップに悩みながら成長していく姿を描いた、インド映画の名作です。大学で出会うランチョー、ファルハーン、ラージューの3人が直面する壁とその乗り越え方には、学ぶことが多く、人生の困難に対する向き合い方や希望の持ち方がユーモアと共に深く描かれています。私は、この映画を通じて「自分らしく生きること」の大切さを再確認しました。
1. 「自分の道」を見つける勇気
主人公ランチョーは、他のキャラクターに対して「自分の道を歩む勇気」を教え、彼の生き方が周りの友人たちを刺激していきます。特に印象的だったのは、ファルハーンが親の期待ではなく、自分の夢である「写真家の道」を選ぶシーンです。ビジネスでも同じで、周囲の期待や常識にとらわれず、自分の信念を大切にすることが重要です。この映画は、そうした「自分らしさ」を持って進むことの価値を教えてくれました。
2. 困難を笑い飛ばす強さ
ランチョーの口癖「All is well(きっとうまくいく)」が象徴するように、彼は困難に対してポジティブに立ち向かい、笑い飛ばすことで自分や仲間の気持ちを支えます。この姿勢には非常に共感しました。私もビジネスの現場で何度も予期せぬ困難に直面しましたが、落ち込むのではなく前向きな心で取り組むことが成果に繋がってきました。ランチョーが教える「気楽さ」は、努力や挑戦を続ける力の根底にあるものであり、大きな支えになる考え方だと感じました。
3. 友情と信頼の大切さ
ランチョー、ファルハーン、ラージューの友情は、映画の中での重要なテーマの一つです。彼らは互いを支え合い、信頼することで成長し、自分の人生を切り開いていきます。特に、ファルハーンとラージューがランチョーの言葉を通じて新たな自分を見つけていく姿には心を打たれました。ビジネスにおいても、信頼できる仲間の存在が大きな力になります。私も、全国でのビジネス展開において、仲間と共に挑戦し合うことで大きな成長を遂げました。この映画は、友情の絆が人生においていかに重要な役割を果たすかを教えてくれます。
まとめ:自分らしさを貫く人生
『きっと、うまくいく』は、人生の困難に直面しながらも、自分らしく生きることの大切さを教えてくれる作品です。笑いあり、涙ありのストーリーを通じて、自分の夢に向かって進む勇気や仲間と支え合う力が、最終的には成功に繋がることを感じさせてくれます。この映画から得た学びを胸に、私もこれからの挑戦に向かって自分らしく前向きに進んでいきたいと思います。
以前見て忘れてた
インド映画は似たような邦題が多く、内容も似てるのが多いので、すっかり忘れて2度目。
長いお菓子の名前が出てきて、以前見てることを確信した。
最初に見た時も楽しめたのに。たくさん映画見すぎたせいかな。
出てくる人みんな魅力的なのに、親しい人たちに対して突然連絡を切った理由がわからなかった。
長い割にストーリーの起伏が少なくダレる
長いけど最初から最後まで緩い感じだから、肩の力抜いて観れる。アホっぽいBGMと効果音の使い方が良かった。
現実パートではランチョーの行方を追うミステリー要素を楽しめた。ただ最後は予想通り学校の先生だったから驚きはない。ランチョーの意外な結末を期待してるとがっくりするかも。
長いのが欠点。長い割にストーリーの起伏が少なく、生徒と先生の対立をずっと見せられるので途中すこしダレた。インターバルで休憩を挟んで再開...もうちょい短ければ良かったなぁ。
きっと、うまくいく
かなり面白かった。オールイーズウェーール!! 三時間くらいある映画ですが飽きません。歌い踊り出して楽しい(>_<) 友情がよかったな…。親友が飛び降りたのは驚いたけどその後の入院生活がこれまた泣けました。かなり面白かったのにインドの闇みたいなのも見れてよかった。映画でその国の今を知れたりするから良いよね! 自殺ダメ絶対! また見たい! 16.12.22
テーマ曲を聞くと沸いてくる感
全編とおして感じるインドのパワーと勢い。それにインドの大自然も重なり大画面で観たい作品。突然のミュージカル仕立ても3時間の長尺もインド作品の伝統で、家族揃ってのエンターテイメント。
これ、日本の高度成長期に重なる。1960年代のクレージキャッツ映画で植木等が歌って踊る、あの勢いに近いな。
インドらしさと言えば、いまだカーストの陰が隠れているところか。いまだそれが物語になるのか?
アミールカーン万歳!!
きっとうまくいく
All is well
心躍らせ一流工科大学に入学してきた学生たち。
インドのキャンパスライフ
ウイルス学長の人生は競争、偏狭な結果主義、競争に負けることは死を意味するほどのこの考えのもと、学生たちが命をたつ、学長のむすこでさえも。、
エンジニアになるべく夢を持ってこの大学に入ってきた,と思いきや、三人三様の事情があった。冒頭のインド航空?機内シーンからつかみは最高で、やがてアミールカーンさまが登場してからは、アミールの一挙手一投足、顔の表情、首の動き全てに気持ちが集中する。
2007年作品?え?アミールカーン何歳??学生役??驚きしかない彼の若さオーラ存在感。
原題3人のバカ,3人のバカもそれぞれ事情あれど、社会制度社会通念を変えようと最初から素朴な疑問や自論を恐れも忖度もなく学長につくつけれランチョ(アミール)
学長家では男子が生まれたらエンジニア女子が生まれたら医師と出生前からの決めつけ
学長がいうには、ランチョの実家は大富豪ファルハーンの実家は中流ラジュの実家は貧困層、、ランチョが富豪の息子??と引っかかりながらもみていくことになるが、
インドの学歴社会
男女差別
その入口にも立てない貧困問題と今も残るカースト
そもそも職業なんて選べない前提が当てはまる人も多い社会
ランチョが社会の仕組み,人々の社会既成概念を変えようとする、なんとかなる,うまくいく、突破できる,人生を楽し,という、彼もあり得ない這い上がりの人生を諦めない心で歩んでいる自分だけではない、周りを巻き込んでいく明快なすがた。アミールがそれを体現するさまは圧巻。
歌と踊りあり、爽やかで男女平等感溢れる恋愛(と反対に親に決められた権威主義拝金主義女性蔑視に基づく結婚)あり、もちろんインターバルあり,とインド映画のお作法もバッチリ。
2回ある結婚式,結婚パーティーのシーンも、ピアの姉であり学長の娘の出産も、瀕死のラジュの父親をバイクで救急搬送するシーンもラジュが救急搬送されアミールカーンがバイクで先導するシーンも、そして、おそらくロケ地ハ地名通りかと思うがらマナリ、シムラー、ラダックと車で旅していく旅の景色も最後のランチョの社会貢献,工学を学び社会に還元していくところまで、インド映画ベタな展開の中で丁寧に話を繋げ拾い物語をつないでいく、そしてインドの人のみならず世界中の人が人生に希望や価値を見出し勇気をもらえるベタさが絶妙。なんといってもこの明快明朗氏を実現できるアミールカーンの力。もう一度言うけどアミールカーンこの映画時違和感なく躍動する学生なるお年ではないよね、、、
泣いて笑って泣いて笑って自宅でみたので、ティッシュ一箱くらい泣き笑い笑い泣きさせてもらいました。
ドタバタだがしっかり感動できる
俗世間に挑む主人公達の奮闘は、素直に笑って泣ける。勧善懲悪のストーリーと言うべきか、観終えてスッキリ。
あと、インドの素晴らしい景色の中、赤のボルボのSUVは映えた。ラストシーンの湖も幻想的で、インドのイメージが変わった。
合言葉は「うまーく いーく」、元気のおまじないだ。使わせていただこう!
長いが楽しめる。
DVD で試聴。半分のところで休憩時間もあるほど長い。でも、DVDで少しずつ見たが、それでちょうどいいかんじ。
難関大学に入学した3人。
本当は写真家になりたい。
家が貧しい。
金持ちの使用人だが勉強できるから金持ちの名前で入学。
それぞれに背景がありつつも学生生活を満喫する。
10年後、その1人に会いに行くも、田舎の教師と科学者になっていた。
友情と愛情と絆。それを感じることができる作品。
学長の教育方針と学びたくて来ている学生の方向性も考えさせられる。
All is well!
アマプラにて初めての鑑賞。社会の中に隠れてる問題をコミカルにリズミカルに訴えている素晴らしい作品だと思った。インド映画とあって3時間の長時間映画だったが山場が多くあっという間だった。
All is well〜すべてはうまくいく〜前向きになれる不思議な呪文♪是非子どもにも見せたい映画だと思う。
競争社会の片隅の天才
全くの初鑑賞です。広島市映像文化ライブラリーは、今度は週末のみインド映画大会。
インド映画らしく長い。と、海外上映を前提とした配慮に乏しく、各国の「意識高い系」の方々からはクレームがつきそうなエピソードや表現も連発の前半戦です。
コレがコレがコレが。
ランチョーの正体の謎。以降は、やたら盛り上がる気分。前半戦では、ちょっとやり過ぎだよ、等と共感出来なかった3人のアホさ加減も忘れてしまい。
で、ラスト一時間の破壊力ですよ。インドですよ。前振り回収の連発でフルスイング演出。いかにもインドですよ。出産シーンから mm→cm あたりまでは、涙を誘うシーンを畳み掛けて来ます。
コレがあってのバジュランギでありパッドマンなんですね。最近は今ひとつですが、また泣かすベタな物語り、期待してます。
パラサイトと比べると…
『パラサイト半地下の家族(以下パラサイト』と比較しながら観ると面白い。
どちらも成功、不成功の別が明確な格差社会を描いている(因みにインド、韓国ともに自殺者数が多い)。
しかしながら、ラストシーンにおいては、映画が違えば、あるいは国が違えば、ここまで異なる結末を迎えるのか、と考えずにはいられない。
『パラサイト』においては下層階級が上流階級を刺殺する展開で、概ね社会構造の告発、こんな社会だからこんな結末なんですというラストであった。上を向いて生を歩める希望は殆ど示されない。容易に解が見つからないのが逆に、格差の深刻さを物語る。
一方の『きっと、うまくいく』では、好きなことを追求したランチョーが社会に媚びて生きるチャトゥルを上回る成功を収めた。また、社会に媚びなかったラージュー、ファルハーンも望んだ通りの職につき幸せを得ている。この映画では、深刻な社会状況の告発以上に、社会に対するランチョー的アプローチ(好きに生きて、難あることには"All is well"と唱える)の肯定に重きが置かれている。個々の鑑賞者にアプローチを示すことで、個人の集合である社会に作用しようとしているのだろう。
そして、撮り方・表現方法(『パラサイト』の上下を意識させるカメラワーク、画面の中の嗅覚を意識させる「匂い」というキーワード/『きっと、うまくいく』のミュージカル)においても比較考察の余地は尽きないが、全て主題の相違に起因しているようだ。
観終えてすぐにもう一度観たくなるハッピーな映画!
予備知識なくタイトルに惹かれて見だしたら、トンデモな感じのインド映画。
明るい映画なのにいきなり自殺シーンがあったりで知らず知らずと釘付けに。
終わりがとっても良くて、観終えてすぐにもう一度観たくなるくらい素敵な映画でした。
ハッピーになれる映画が好き。
Aal Is Well 〜 きっと、うまくいく
エリート大 ICE大学のランチョー、ファラン、ラージュー、3人の学生を中心にインドの社会問題を織り交ぜた爽やかドタバタ青春ストーリー。
学ぶ事に喜びを覚える明るい青年ランチョー(アーミル・カーン)の率直な言動が、周囲を巻き込み変えて行く…。
アーミル・カーン、インドでは「ミスター・パーフェクト」と称され、社会活動に尽力されている影響力のある俳優さんなんですね。
爽やかなラストの余韻が残る作品。
ー成功は後でついてくる
ーファルファーン化ラージュー現象
ーオクラは12ルピー
NHK-BSを録画ににて鑑賞 (字幕版)
邦題の方が良い
何の予備知識もなく、なんとなくタイトルに惹かれて見始めた。
INTERMISSIONがある映画、久しぶり~。全編で171分、3時間近い映画だけど、映画の冒頭のエピソードがラスト近くにつながっている、伏線がすべてうまく回収されているので全編くまなく見ることが大事。
本作品のWIKIPEDIAによると主人公のランチョーを演じたアーミル・カーンはこの時44歳だったとか。そのために体をしぼり、撮影中は肌をフレッシュにするため水も毎日4リットル飲んでいたらしい。それでフレッシュになるのか??と思うけど、実際大学生を演じていても違和感なかったなー。アーミル・カーンは踊りも得意ではないそうだが、いやいやどうして、インド映画でお約束の群衆ダンスはしっかりこの映画でも出てきて、1曲に何バージョン撮影したのか、っていうくらい服を着替えて、踊ってた。また、曲がインド映画っぽい曲ではなくて、割とキャッチーなメロディラインが繰り返され思わず口ずさんでしまうような曲の連続で、話の内容、ストーリー展開のうまさ、出演者の熱意がこちらに伝わってきて、すごい感じるところがあった。
観ていてインドの若者の自殺の話が出てきて、インドの闇の部分も感じた。本作品のWIKIPEDIAでも「自殺率の高さを取り上げている」とのことで、これはこの映画を観るまで知らなかった。日本でも昔そうであった、家長である父親の言うことは絶対、長男であることのプレッシャーというのがインドで、いや多分アジア全体でもまだ残っているんだろうな。それでも父親は大事なんだね。プレッシャーの元凶である父親をある時は病院に連れていくためチームプレーで協力したり、あるときはその遺灰を脅しに使えるくらい、大事だったり。それほど大切に思っているからこそ、それがプレッシャーになってしまう。
最後に。
原題の「3 Idiots」。したまちコメディ映画祭では『3バカに乾杯!』のタイトルで上映されたらしいけど、このタイトルではたとえテレビの放映でも見る気がしなかったかも。“Aal Izz Well”(アール・イーズ・ウェル、“all is well”)「きっと、うまくいく」。このタイトルが良いね。
アーリズウェル
ランチョー、実際は別名だが、友を思う気持ちがとてもじんわりときた。
ただ彼にも間違いはあり、助言はとても核心を突くのに自分のこととなると途端に社会の枠に囚われてしまう。
別人のふりをしているランチョーは本当のことを知ったらと思い、彼女にプロポーズが出来ず、卒業で姿を消してしまう。
しかしみんなは彼のことを想っている。
冒頭から訳が分からず、一体誰がなんなんだい状態ですすみ、回想でどんどん深堀されていく。
分娩後の校長がランチョーにペンを渡すシーンもとても感動的だった。
終盤でミリという学校で雑用をして小銭稼ぎをしていた人がランチョーに雇用されてセンチになったというのも面白かった。周りがキロだろっていうのもセンスがあった。
そこでランチョーもずっと彼らのことを想っていたことが明らかになり、そこでもジーンときた。
ゴーカンというのが笑いを誘う言葉として使われるところにもインドがいまだに成長の途中にあるというのを感じさせた。
今だとまた変わっているのではないだろうか。
我々も不安になった時声高にして言おう「All is well!!!」と。
優秀ならば成功は後からついてくるのだと。
3時間弱アル映画だが垂れ場もなく、とても短く感じた。
インド映画にしては踊りも少なく、人生や家族のテーマを伝える良い映画だった。
人生最高の映画!
高校まではテストや受験のための記憶に頼る勉強、大学で初めて本物のアカデミアと出会った自分からすれば、心の底から共感できる映画だった。
学歴や肩書きじゃない、人の力で何ができるか。周りに、世界にどういう影響を与えられるか。
インド映画特有のダンスシーンがありやや長めだが、冒頭からの伏線を回収しながらテンポよく進むストーリーは圧巻。
社会問題も絡めながら、笑いあり、涙あり、学びありの三時間。
強いていうなら、ゴーカンはジェンダー的にアウトだと思った。いくら笑えるシーンでも、ゴーカンは笑えない。違う単語に訳して欲しかった、、
鑑賞中も鑑賞後も心がすっと晴れ晴れする傑作
ホリウッド映画を見てみたいと思い鑑賞。
想像の遥か上を行く気持ちの良い傑作だった。
鑑賞中も鑑賞後もずっと心がすっと晴れ晴れして気持ちが良かった。
ご都合主義的な部分も勿論あるが、
うまく現実と折り合わせてエンターテインメントとしてうまく昇華されていた。
「なりたい自分になる」というテーマはよくあると思うが、
この映画で特によかったのは自分を押し出そうと葛藤しつつも、
親への感謝の気持ちが全編を通して存在していたこと。
「世間にどう思われていもいいけど、父さんにだけは納得してほしい」という言葉が、
それをよく表していたと思う。
単なる反抗ではなく、納得してもらうというスタンスが、
よくある「親の反対を押しきって、最終的にうまくいって和解」のような話とは違い、
大人が見ても子供っぽいストーリーに感じず、
みんなが上手くいって欲しいと思わせる要因かと思う。
ごちゃごちゃ書いたこととは別に、随所に笑いがたくさん散りばめられており、
10年後からスタートしていることでの安心感もあって、
とにかく純粋に面白かった!
長いけどみる価値あり
本当に長い。なんなら2本映画を見れる長さ。
ただ、中だるみすることなく、テンポよく話が展開する。
何よりメッセージ性もとても高く、見てて元気になる。
ただ、なぜ失踪したのかはわからない…。
主人公のランチョーがアンソニーウォンに見えて仕方ない(笑)
ボリウッド映画にしては歌踊り控えめで物語をきっちり見せてくれます。
さて。
強権の父親に対して従順な子が唯一反論する手段が自殺という構図、
「いまを生きる」を思い出しました。
ただ、「いまを生きる」では自殺はニールだけで、
それが物語のクライマックスになるのですが、
こちらの映画では自殺エピソードがいくつもあったのが驚きでした。
学長によって望まぬ進学を強いられたその長男。
卒業制作が間に合わなくて留年が決まった学生。
3バカの一人ファルハーンの母親も息子が自殺しないようにと心配する。
もう一人ラージュも自身の卒業か友人を売るかを迫られ自殺未遂。
就職に失敗しても自殺しません、などの台詞。
厳しい階級社会ではそれに抗う最後の手段として自殺が多くなるのでしょうか。
そんなことが気になりました。
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