世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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ブラックユーモアもありながら、やけにリアリスティックで、テンポも良...
ブラックユーモアもありながら、やけにリアリスティックで、テンポも良く、ずっと飽きずに見られました。 細かいですが、カメラワークも秀逸です。
とってもクレイジーでとってもハッピー
人は誰しもみんな少なからず過去を引きずっていたり、少なからずクレイジーだったり、でもそんな中でも純粋に生きているからこの映画はすごく勇気や希望がもらえます。 とってもクレイジーだけどとってもハッピーな素敵なラブストーリーでした。。
一回目(映画館)は、弟が精神障害者なので(主人公たちとは違う種類で...
一回目(映画館)は、弟が精神障害者なので(主人公たちとは違う種類であるけれど)観に行った。その時はジェニファー・ローレンス演ずるヒロインの健気さが一番印象的だったけれども、その後皮肉なことに自分がブラッドリー・クーパー演じる主人公と同じ精神障害になってから観たら(DVD)、身につまされました。
嬉しいハッピーエンド
似たような境遇の男女が互いの傷を舐め合い、分かち合うような甘ったるい恋愛モノにならないのが、良い。 あんな事をしておいて被害者ヅラした奥さんに悪意を感じるし、同じ目に遭ったら精神的におかしくなってしまう主人公の気持ちも解る。 メイン、二人を包み込むような脇役陣も好演で特に両親、デ・ニーロの存在感が堪らない。 90年代後半?2000年代に入ってからのデ・ニーロの無駄に連発する出演作品の中でも、最高の演技と存在感な本作。 クレイジーがクレイジーを上回り、二人がぶつかり合う事で浄化されていく。
心の病の話が中心ではなかった
総合:70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 精神を病んだ登場人物の生活と人間関係を滑稽に描く。最初は主人公の異常性が目立ったが、家族も変人なのがわかる。そして友人の妻の妹もである。彼の病を克服していく話かと思いきや、彼女の登場で話の流れはだいたい予想できる。それで病気は結局どうなったのかと思うだが、全体として滑稽な演出でまずまず楽しめた。 でも2人の恋愛感情についてははっきりとしない。妻に貞操を尽くしてティファニーと体の関係を持たず、体の関係を持ちに来た軽い男を追い返すパットが気になるのはまだ少しはわかる。でもパットがむしろ軽蔑していたティファニーに惹かれるのはどのあたりからだろうと気になった。 脇役だが変人のデニーロは面白かった。ジェニファー・ローレンスの体形は良かったが、この役柄の放蕩できつい性格はあまり好きではない。
読めるラストですが感動します
再視聴。躁うつ病の家族がいると支える家族の方も凄く大変。誰しも一生の中で辛い時期はあると思うのですが、こう騒いだり暴れたりするとどうしていいか分かりませんね。ジェニファーローレンス登場から次第に面白くなってくる。ラストそうなるとはわかっていても感動します〜。
みんなクレイジー
いったいどれだけ怒鳴り散らせば気がすむのか…? とにかくみんな怒鳴りまくり(笑) 精神に病を抱える、男と女が友達になったのですから、無理もないけども…。 妻が突然浮気した男と、夫が突然死んでしまった未亡人の女。 互いに通ずるところがあったのか、それとも精神異常さの波長がピッタリと合わさってしまったのか? この2人がまさかのタッグを組んでダンスに挑むのだなんて、前代未聞(笑) 個性の強い2人が、上手く踊れるのかと不安になりましたが、なんとかハッピーな結末を迎えられたホッとしました。 彼らを支える、両親や友人が優しい人ばかりなのも救いの一つ。 夜中の3時に怒鳴り声を上げたとしても、近所に謝りに行ったり、警察にお詫びしたりと、常に献身的にフォローしている姿が印象的でした。 まさか、この作品がアカデミー賞候補にノミネートされたとは…。 でも、ジェニファーローレンスさんがいい味出してたから、仕方ないですね(笑)
病んだ二人の恋物語。奇抜なストーリーが面白かった。 この映画、一に...
病んだ二人の恋物語。奇抜なストーリーが面白かった。 この映画、一にも二にもジェニファー・ローレンス。肉感溢れるナイスバディに魅力を感じぬ男はいないでしょう。そんな彼女が○○○依存症なんていうもんだから…妄想が(笑)この要素、実は非常に大きい気がします。 デニーロは無駄遣いって感じだったかな。
不器用な男女がガンガンにぶつかり合った末に辿り着く境地が清々しい。
妻の浮気現場を目撃してしまい浮気相手を半殺しにして精神病院送りになって退院したばかりの躁うつ症の男(但し治療中ゆえ浮気現場で流れていた”My Cherie Amour”を聴くとスイッチオン)と、夫を事故で亡くして自暴自棄になった女のラブストーリー。 エクストリームな2人は出会った瞬間からガンガンにぶつかり合い、彼らの周りも巻き込んだ壮絶な修羅場をくぐり抜けた後に訪れるオチの爽快さに泣けました。ジェニファー・ローレンスの超絶ツンデレぶりにクラクラします。全然話は似てないですが、ダメ人間ばかりで崩壊寸前の家族が末娘のエントリーした美少女コンテストをきっかけに絆を取り戻す快作『リトル・ミス・サンシャイン』と似た清々しさがありました。
ジェニファー・ローレンス最高!
役者さんがとにかく魅力的。 主人公のブラッドリー・クーパー、父役のロバート・デ・ニーロ、ダニー役のクリス・タッカー・・・。 でもまあ何と言ってもジェニファー・ローレンスですね。 パッセンジャーからジェニファー・ローレンスにはまり、幾つか見ましたが、今の所一番好きなジェニファー・ローレンスはこの世界にひとつのプレイブックのティファニーです。変な女を演じさせたらこれほど上手い女優さんはいないでしょう!あの溢れるパワーはどこから出てくるんだ?? 主演女優賞は伊達ではないです。 この作品を見てジェニファー・ローレンスが良かったなら他の作品も是非。
妻に浮気された男と、夫に先立たれてしまった女の再生。
妻に浮気をされ相手をボコボコにした。そして今は精神科に通っているパット。 ティファニーは夫に先立たれた悲しい妻ではない。セックスすることに違和感ができてしまい夫はセクシーな下着を買いに出た。その帰り、事故で死亡してしまった。 そんな中で二人は出会う。 過去が二人を暗闇に覆い尽くす。 二人が初めて会う夕食会。ティファニーの美しさがひときわ際立つ作り。見ているこちらもグッとハートを掴まれた。ただ美しいだけではない。背景にある暗さ、寂しさ、悲しさがグサッと突き刺さるのだ。 死んだ夫を思い出しパットと抱き合うティファニー。しかし、体を離れすとその頬を平手で殴る。その複雑な女心がティファニーというキャラを引き立たせる。魅力的だ。 ダンス大会で5点を取り喜んでいる面々。日記と会話するパットをじっと見つめるティファニーのシーンが最高だ。それまでのパットへの想いが、深く、濃く、現れている。そして何よりも、その物悲しそうな表情が美しい。 最後の告白は、とても良い。 手紙をティファニーが書いたオチは途中で分かる。最後にもう一通手紙がある、と言ったところで、あぁティファニーへのだなと分かりニヤッとできる。
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