世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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「不安定な感じ」の演出が面白い
主人公が精神病患者、という部分に不安を感じながら鑑賞しましたが、結果的にストーリーが楽しめたから問題なし。
うまく場面を指摘できないけれど、なんというか、見ていて居心地の悪くなるようなシーンがいくつかあって、これって「不安定な感じ」の演出だったんだろうかって感想。
なんか全然言いたいことがまとまらないのはラブ・ストーリーに免疫が無いからだろうか。
見どころは?と聞かれたら何も答えられないくらい散漫とした印象。
まぁ面白いっちゃ面白いんだけど、誰かに勧めるほどではないかな。
「はじまりのうた」と比較できる
メインキャストの二人が人生のどん底から明るさを取り戻すという点では「はじまりのうた」と類似性が見られる。
比較すると「プレイブック」は音楽にパンチはないけど(中毒性がない、一度見たら満足する映画)、カットや回しがバランスを欠いて印象に残るシーンがあって、ちょっと感動した。
邦題のプレイブックはちょっと微妙なんじゃないか。
不完全な家族が温かい
途中から結末が見えてきて
実際に予想した結末で
一時的な幸せで話が終わって
話にはなくても
こっからも怒鳴り合いの毎日が見えてて
パットは大事な人の近くにいたら
また傷つけて傷ついて泣くだけだ
と感じてしまった
が、実は結構泣かされて
ギャンブル、暴力のお父さん
自分の都合や周りの圧力で
最後まで子供を守りきれないお母さん
比較し優位にたとうとする兄
頭に血が上ったら抑えきれない
暴力的な主人公、パット
ストレスがあると
すぐ男に逃げてしまうティファニー
しかし、一方で
子供と仲良くなりたいお父さん
子供を心配し守ってあげたいお母さん
本当は仲良くしたいお兄ちゃん
単純な主人公
賢く、パットに気持ちや
他の人の気持ちがよく読めてるティファニー
不完全で弱い人が集まった家族が
それでも確かにお互いを想い合ってる
そんな温かさがわかる映画だった
男女が立ち直るための、たったひとつの冴えたやり方
こんなん収集がつくのか?って思うくらいハチャメチャだったけど、最後に向けて一気に畳み掛けていく感じが凄い。
タイトルの世界にひとつのプレイブック、って意味が最後まで見てもよく分かりにくいが、原題のsilver linings playbookを読み解くと意味がわかる。silver liningsは、逆境にあっての希望の光という意味で、主人公たちの立ち直りを意味してる。
プレイブックは、脚本って意味もあるけど、アメフトでの作戦書のことでもあるらしい。本編でも散々アメフトに関わっていたので、こちらの意味だろう。
要は、立ち直るための作戦書って意味なのだ。邦題は、そういう意味じゃあ、意味が全くなくなっている。まあ、彼らが立ち直るための唯一の方法だったってことでも言いたいのかな?
前情報をほとんどなしに見たので、最初に思い描いていたのと違って、かなり激しい内容だったが、終始楽しめた。とても面白い。
目標に向かって自分との勝負に勝つ!これこそが勝利なのだと学んだ。
ゴミ袋を被って走るのがチャーミングやね。
躁鬱病に巻き込まれる人達
初めて見た時は前半50分程度までしか見れなかったがその時は面白いと思った
でも二度目に最後まで見直すとジェニファーが可愛いしか残らない
クーパーが躁鬱で荒れてる時は病気だからねで片付けられるがそれ以外の普通の会話のときでも相手を考えない発言をするのは躁鬱と関係無いと思うがどうなんだ?あれも躁鬱の症状なんだろうか、最初はアスペルガーを伴っているのかと思ったがまともな発言もするんだよね
結局精神疾患者を立ち直させるには個人の力だけじゃ駄目で家族や友人に恵まれてないと駄目なんだと思わされる映画でだからこそジェニファーがヤリマンなのは疾患者なだけじゃなく家族や友人に恵まれずに人寂しいから
そう考えるといきなり友達になりたいと言ってきたのも理解しやすい
この映画が恋愛映画として見たら今一つなのは関係を持つきっかけも一致団結するまでの間も純粋な気持ちじゃなく最終的には互いが互いを純粋に思い合うのでチャラといえばチャラだがどうしても真実の愛感が濁る
あと親父の遺伝でしょ(笑)
excelciorの完璧な発音
・・・え、これがアカデミー賞ノミネートかーい!!!
どんだけ普通なお話よ。どんだけpredictableよ!
ティファニー役のローレンスが主演女優賞を取ったのは納得。
ブラッドリー・クーパーがは平均的にかっこよかった。
それ以外、特筆すべきこともないよ。
妻の浮気で精神を病んだ夫が、暴力事件を起こして精神病院に入院。
退院後、身の危険を感じて接近禁止令を出した妻の信頼を回復させるため、苦心する夫。
↑ってこの時点でおかしいでしょ。なんで不倫された側が苦心しなきゃなんないのさ?
暴力を振るったのは妻にではなく不倫相手の男だし、そもそも不倫相手を家に連れ込むとかクソなのは妻でしょ。
こういうのってアメリカ的なのか?矢口は離婚して「旦那が可哀想」ってなったけどな。
でもあの旦那もあの事件をいいように利用してメディアに露出してるから、今となっては別に可哀想でもないし全然好きじゃない。って何の話。
とにかく、話題作の割に単調な感じがした。
ものすごいダンスが上手くなっているわけでもなかったし、まぁそれがストーリー的に逆に重要というのでもあるんだけど。
やっぱり私は劇的な展開がある作品が好きなのでしょう。
excelsior
一言で言えば、精神を病んだ者達の恋愛事情。
患者を抱える家族は想像以上に大変だと思います。軽症とは言え映画に描かれているようなコメディでは済みません。でも笑い飛ばせるようなタッチが良かったです。主人公が手紙の秘密から、実は自分の環境は愛に包まれているということに気付いた?ように見えたシーンが一番好きです。
主人公は自分を捨てた不倫妻に、彼の父親は息子と観戦したゲームは勝つという迷信に、それぞれ執着しています。でも視点を変えれば違うものが見えてくる、最後に2人は現実を見据える勇気と覚悟を持ったように思えました。
昨日の自分より一歩上へ、でも自分なりのゴールで良い、自分の合格点で良いんだ!っていうメッセージに溢れていました。
"The world will break your heart ten ways to Sunday."
イカれててもいいじゃん
ジェニファーローレンスはキレさせれば世界一だと思う!
イカれ具合においおいと思ってたけど、誰にでもこういう一面あるんじゃないかな
誰にもわかってもらえなかった2人が共感し合う感じが好き
「世界にひとつのプレイブック」を観て・・
妻に浮気され躁鬱で精神科に入院したパッドと、職場の同僚11人と寝て首になった未亡人ティファニーがダンスの練習を通じて付き合っていく物語。パッドの父親役のロバート・デ・ニーロが優しい・・好きな俳優のひとり。パッドがヘミングウェイの「武器よさらば」の結末が気に入らなくて本を家の窓から投げ捨てたシーンに(笑)アメフトのイーグルスに全財産を賭けた父親にも(笑)パッドとティファニーは社交ダンスのコンテストに・・果たしてその結果は!?
原題の意味を知って色々合点がいきました
アメフトの予備知識だったり、ファンの感覚だったりがあるともっと感情の入り込めたなーと思いちょっと残念…笑
物語としては中盤の物足りなさを終盤、ティファニーがパット家に殴り込みにいったところからフィーバーしました。笑
デニーロ凄え…
チョイ役にクリス・タッカーかい!笑
など突っ込みを入れてました。
うーん、ラストはキュンとなってしまった…笑
でも、鑑賞後に振り返ると「クレイジーラブコメ」ではなく「希望の光は必ずある」というヒューマンドラマかなーという心境に
原題の意味と日本語タイトルとで全然趣旨違うから、調べたり考えたりしないと訳わかりませんね
原題の意味を考えると
終盤のキーワードの意味も
デニーロ父さんの息子に贈った言葉の重みも
深ーーーくなりました。笑
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