劇場公開日 2013年2月15日

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ゼロ・ダーク・サーティのレビュー・感想・評価

全134件中、101~120件目を表示

4.5ビン・ラディン殺害までの緊迫の10年間

2013年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

 昨今の世界で起きた事件の中でも、最大の驚きを持って迎えられたのが「ビン・ラディン殺害」であろう。元々ビン・ラディンの捜索に四苦八苦するCIAを描くつもりだったらしいが、この一報を聞いて急遽脚本を変えたらしい。正直そのニュースを聞いたときは「どうなることやら」と思っていたが、それは私の完全な思い違いであった。  まず映画は9.11のときに様々な人の間で交わされた電話のコラージュからスタートする。画面は真っ暗のまま、人々の恐怖を音声のみで描き切っている。このシーンに代表されるように、「ゼロ・ダーク・サーティ」は全編を通して音響効果が素晴らしい出来映えだ。爆破のシーンも、電話の盗聴も、終盤の作戦決行時も「音」が映画の持つ異常なまでの緊迫感を生んでいる。  CIAによる捕虜の拷問シーンも前半では盛りだくさんだ。容赦ない水責めに合わせたり、陰部を露出させたまま首輪をつけて狭い箱の中に閉じ込める。オバマがあれほど捕虜への拷問を禁止すると言っていたのもうなずける、凄まじい描写だ。  ビン・ラディン殺害に成功したCIAを、ただ賛美するだけに終わらないゆえんはここにある。このシーンだけでなく、CIAに批判が飛んで拷問を取りやめた後半でも、「拷問」がいかに有効な手段かを暗示する台詞が登場する。極悪非道のテロリストを洗いざらい見つけ出すために、極悪非道な手段をとるのだ。いかに「大義」というものが不安定なのかを指し示している。  こういったシーンの冷酷さが際立つのは、"The Killer"と呼ばれるマヤを演じたジェシカ・チャンスティンによるところが大きい。今まで彼女が出演した映画をいくつか見たが、毎回まったく異なる役柄に完璧になり切る。今回も例外ではない。捕まえたアルカイダの幹部を尋問する時でも欲しい情報を吐かなければ、傍にいる男性の軍人に殴るよう促す。人間がする行動とは思えないことを繰り返し、精神が疲弊していく様は時折描かれるが、それでも申し訳程度だ。ひたすら全面に押し出されるのは、ビン・ラディン捜索のためなら何をすることも厭わないマヤの冷酷さと異常な執着心だ。  キャスリン・ビグローは「ハート・ロッカー」でもそうだったが、戦時下などの異常な状況における「麻痺した」人間を描くのがとても上手い。拷問を加えた後は優雅にコーヒーをすすっている。こういった場面が今回ではより強調されているが、それに伴い「ハート・ロッカー」のときよりも、個々の人間の内部の描写に欠けているとも感じた。  というのも、主人公のマヤには最後まで感情移入できない。いくら9.11の主犯であるからとはいえ、彼女のビン・ラディンへの執着心は異常としか言いようが無い。なにしろ上司にすら「気でも狂ったか」と言われる始末なのだ。劇中の人物が理解できないことを観客が理解できるはずが無い。憎悪にも似たその感情をもう少し丁寧に描けば、ラストシーンもより深みが増したのではないだろうか。  その他の人物も同様だ。すべての人物が「ネプチューン・スピア作戦」実行までの駒に過ぎず、それまでに感じる葛藤などは「ほぼ」見えてこない。「ほぼ」というのは、作戦決行時に一兵士が困惑した表情を見せるシーンがあるからだ。だがそんな彼もコードネームで呼ばれる特殊部隊の1人でしかなく、あまりにも大きな事件の影に埋もれてしまっている。  さらに「ビン・ラディン殺害」に対する監督なりの考えも一切見えてこない。いや、オリバー・ストーンのように自分の考えをゴリゴリ押し付けてくるのもどうかと思うが、「ゼロ・ダーク・サーティ」は一定の筋道ですら見せない。  そもそもキャスリン・ビグローは社会派映画監督ではない。彼女は一流のアクション映画監督だ。自分の得意分野を理解しているからこそ、テロリズムにおけるイデオロギーを映画に込めるのではなく、作戦決行までの張り裂けそうな緊迫感を描く方を選んだのだ。  だがこんなにタイムリーな題材を用いているのだから、何か「一つの答え」を提示することはできなかったのか。「ゼロ・ダーク・サーティ」が映画史に残ることは間違いないのだから、もう少し大胆なアプローチもを取っても良かったのではないだろうか。  しかし先ほども言及した通り、キャスリン・ビグローは最高のアクション・サスペンス監督だ。テロリストによる自爆テロの場面はあまりのことに見ているこちらも息を呑む。会議室のシーンでさえも、(ビン・ラディンの潜伏先を発見してからは、あまりにもじれったいが)捜索に必死になるCIAたちの対決が見られる。ほとんど戦闘シーンは無いが、2時間半の上映時間で飽きがくることはまったくない。  そして何と言っても、終盤の作戦決行のシーン。彼女の手腕が遺憾なく発揮された、手に汗握ること間違いなしの名場面だ。通常のカメラと緑色の暗視カメラに切り替えることで、闇夜に浮かぶ特殊部隊の不気味な姿が一層不安感を煽る。銃撃が開始されても、むやみやたらに撃つことは無い。標的を確実に、かつ静かに仕留め、倒れたその体にも銃弾を撃ち込む。冷静さと残酷さを兼ね備えた、リアリティあふれる場面だ。  おそらくアルカイダに関連した映画はこれからも製作されることだろう。しかし、事件後わずか1年半後に公開された点、それでも最高のクオリティを保っている点でこの映画は歴史に名を刻むだろう。必見の作品である。 (13年3月12日鑑賞)

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キューブ

3.5「ていうかそういえばいつイラク戦争終わったっけ?」

2013年3月12日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

戦争が終わると映画が作られる。 「ていうかそういえばいつイラク戦争終わったっけ?」っていう人達に向けてのメッセージ映画っぽい。 見終われば、確かに戦争終わったんだっていう感想を抱かせる。 こんな悲惨さは終わったんだ!だから新しい所へ歩んでいけるんだ我々は! という思想に満ちてる=プロパガンダ映画に近いのかなー、と。 主人公をアメリカと重ね合わせて、主人公の真っ白な未来=アメリカのこれからみたいな隠喩で終演。 この主人公の趣味や過去が全く描写されない『職場以外に存在しない』かのような独特の主人公像は、見る人(アメリカ人)の意識の投影であるからです。『主人公をあえて描写しない』手法をとり、自己投影をさせようとする方法は『グリーンゾーン』にもありました。 次回作は今回の戦争で親を殺された人達が育って復讐戦争後かもね、期待しましょう^^ メッセージが押し付けがましいように感じるけどそれは当該事件を遠巻きに見ていた外人だからか、 当事者のアメリカ人だったら思う所あるかもしれないし、 バシバシ心を打つかも知れない。 だけど僕、アメリカ人じゃないし特に心に響かなかったです。 拷問が嫌いじゃなければ見るといいです。

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いずる

5.0忠実にただ忠実に。これがハリウッドだ!!

2013年3月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

見終えた後は、ただその細部までにこだわったシーンが焼き付き脳裏から離れなかった。事実はその場にいないとわからないと思うが、この映画は見るものにその場を巻き戻して見せてくれる錯覚を起こすような映画だと思います。実際報道でしか断片的に情報がはいってこなかったのですべてを把握している訳ではなく、本作を見たが、はっきりいって衝撃を受けない人はいないと感じた。なぜなら、時代の大転換期の終焉と始まりを告げるできごとだからだ。IT革命の幻想と形あるものが一瞬にして崩れてしまった9.11は、これまでの希望を打ち砕いた。一瞬にして。この事件を受けて世界はより身近にそれぞれが影響されあって相互依存しなければ成立しない時代がやってきたと思う。その時代の大変換期のエピローグを本作は忠実にただ忠実に再現、描写している。しかも驚いたことにここまで細部にこだわっている職人気質の映画であることも個人的には驚いた。うん。素晴らしい出来だと思う。

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yuri8

4.0佳作

2013年3月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

ビンラディン暗殺作戦というセンセーショナルな主題を扱っていますが、映画として見ると、主演ジェシカ・チャステインの演技が光っていたように思います。 全編を通じてダレることなく、適度に起伏のある緊張感が続きました。荒削りな娯楽戦争映画などとは全く違い、とても丁寧に作られた作品。満足感がありました。

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ブースカちゃん

2.5ミリオタ向けでは無い

2013年3月9日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

いかにもミリオタ向けの映画かと思わされるが、ラスト20分位からようやく盛り上がる。 正直2時間30分は長すぎる。 はじめから分かっていた事ではあるが、そんなに過激な戦闘シーンがあるわけでもなく、 地味な映画だと思う。 やはり、事実をベースにしたらこうなるんだろう。

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maaamaam

4.0クライマックス凄い

2013年3月7日
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鑑賞方法:映画館

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吉泉知彦

4.0前作超えてきた

2013年2月28日
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興奮

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kmkmacek

5.0渾身の演技と渾身の物語

2013年2月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

傑作。 まず物語に言及するよりも兎に角、先に触れておくべきが主演のジェシカ・チャステインでしょう。凄いです。渾身の演技ってのはこのことを云うんじゃないですかね。 正義と呼ぶには拷問やら殺人が横行する血濡れた稼業。悪と呼ぶにはその大義が意味する処を思えばグレーの世界。 そんな只中に放り込まれた新人CIA。彼女がビン・ラディン暗殺を画策する凄腕エージェントに成長を果たすまでの一大エピック。 見事に演じ切っておりますよ、ジェシカさん。 物語冒頭の拷問に閉口しつつ、やがてそれも『毒を喰らわば皿まで』的に受け入れてく、否応なしで身に付けるタフネス耐性。 何度も命を狙われながら、決して任務遂行の手を弛めぬ、ある意味で意地にも似た狂気的信念。 あまりに不甲斐ない上司に激昂し顔筋歪めてキレる心情吐露しまくりの鳥肌モノシークエンス。等々。 素晴らしいです彼女。あんだけの登場人物、アンサンブルなキャスト揃えてるにも関わらず、主演ジェシカ・チャステインの一人勝ち。独壇場。 ―な、安定(?)した主役を据えての、肝心の物語の方なのですが。 これもこれも。ストーリーも秀逸。 終わりの見えない、気が遠くなる程に長い年月の追走劇。 掴んだ証拠はどれも霞の如く手指をすり抜けていく。不透明で空虚な証言の数々。 諦めムードも許されない精神疲弊の孤独な環境。 しかし。 それでも着々と、着々と首謀者ビン・ラディンに近付き行くアプローチ感。 結末は世界中の誰もが分かってるのに、この固唾を飲まされる緊迫感。 恐らく今年度で1番強いられたであろう、切迫した緊張感。 どれを取っても一級品。 このブロックを一段づつ積み重ねるが如くの丁寧な物語運びが、エンターテインメント性を廃しつつ、だけどこれこそ寧ろエンタメだったんじゃないか、という映画的カタルシスを用意されたラスト。 非常に面白かったです。 傑作。

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ロロ・トマシ

4.5観てよかった。

2013年2月27日
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怖い

興奮

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迪宮裕仁

3.0長い

2013年2月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

いつかは映画化されると思ってたビンラディン暗殺ミッション。 ただこの映画は、女性係官目線で、しかも8年くらいに渡った調査の上ようやくアジトを見つけるという展開。それ2時間半の尺で延々やってるので、まぁ途中飽きますよ(笑) 肝心の暗殺現場も、夜中の作戦決行なので映像が真っ暗。暗視カメラ使ってアジトに忍び込んでるけど、これ映画なんだから照明当ててもよかったでしょ(笑) 題材は興味深かったけど、思いのほか欠陥が目立つ作品。

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ジョン

3.5なんとも重い気持ちに…

2013年2月26日
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悲しい

難しい

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harukita

5.0知るべき真実とは。

2013年2月26日
フィーチャーフォンから投稿
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泣ける

興奮

知的

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Takapy

1.0これほど後味の悪い映画も他にない

2013年2月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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DOGLOVER AKIKO

3.5デリケートな題材を扱ってるだけの映画

2013年2月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

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Helguera

4.5最も卑劣で効果的な。

2013年2月24日
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悲しい

怖い

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ハチコ

4.0失敗で失うものより、やらずに失うことの大きさ

2013年2月24日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

世界中の誰もが知る2001年の反米テロ組織アルカイダによるニューヨークの9・11同時多発テロ。その首謀者・ビンラディンは行方が掴めないまま年月が過ぎるが、2011年5月11日、パキスタンの地方都市アボッターバードの潜伏先を急襲した米軍特殊部隊によって殺害される。この極秘作戦をクライマックスに据え、作戦実行に至るまでのCIAによるビンラディン捜索活動を克明に描いたのがこの「ゼロ・ダーク・サーティ」だ。タイトルは深夜00:30を意味する軍事用語。 ブラック・サイトと呼ばれる米軍秘密基地での拷問や、CIA組織内での攻防、中東諸国の何を見て何を信じればいいのか右も左も分からない雑多とした拒絶感など、キャスリン・ビグロー監督の演出は相変わらずシャープだ。 手持ちカメラを故意に揺らしたり無駄に顔をアップするような小手先の描写がなく、第三者のクールな目で捉えられたような映像はドキュメンタリーを見ているようだ。 突然の爆発や心理戦など、映画的な描写をつける技もクリント・イーストウッドなみだ。 映画のオープニング、9・11同時多発テロ事件での死を迎える直前の被害者と家族や警察との電話の肉声が真っ暗ななか交錯する。スクリーンにあのときの映像を流したりはしない。何もない真っ黒なスクリーンに、観客は皆、頭のなかのあのツイン・タワーの映像を想い描いたに違いない。観る者を信じて作品から贅肉を削ぎ落とすキャスリン・ビグローの思い切りのよさが出ている。 監督の緻密だが潔い性格と主人公のCAI情報分析官マヤのしたたかさがリンクする。周りの男たちがビンラディンが潜伏する確率に100%を求めるのに対し、失敗することよりも何もせずに失うことを恐れるマヤは、作戦の実行を上に対し強引に進言する。 マヤの分析能力と何年にも及ぶ執念が実を結ぶわけだが、そこには条件を引き算していくだけではない彼女の決断の大胆さがある。 作戦は成功するが、マヤは世界の至る所に見えない敵を作ってしまったに違いない。今もCIAの任務に就いているようだが、いつこれまでの人生を断ち身を潜めなければならない事態になるか分からない危険を抱える。 たったひとり、C-130輸送機のドロップゲートが閉じても彼女の髪の毛が揺れ続ける。任務完了の開放感にそよぐ風というよりは、行くアテもなくぽっかり空いた心の穴に吹き込む隙間風に見える。

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マスター@だんだん

3.5観て良かった!!!

2013年2月24日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

寝られる

前半はまだ少しのんびり感が漂ってて眠いのを我慢するのに必死でしたがビン・ラディンの名前が出て来た辺りから集中出来ました。 特にヘリからの突入、作戦は物凄い緊張感が伝わりニュースで見たあの衝撃的なシーンとリンクして手に汗握りました。 誰もが知ってるあの凶悪なテロ事件をとてもリアル感がある映画に作ったのでその分盛り上がりに欠ける所もありましたが結果それが良い方向に行ったと思います。

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アンちゃん

3.0観てよかったのかな?

2013年2月23日
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悲しい

怖い

2001年9・11起きた同時多発テロこんな事がアメリカで、ありえない、あのツインタワーが本当に衝撃でした。 関連した映画ユナイテット93はドキメンタリーを観ているのかと錯覚するほどで、 テロリストに立ち向かう乗客たちの混乱と勇気、最後のメッセージに嗚咽しました。 映画終わってもほとんどの人がすぐ立ち上がらなかったのを覚えています。 そして今回はその首謀者オサマ・ビンラディン暗殺に関わった人々。 ただ淡々と事実?だけを写していく、拷問や多くのテロシーン悲しむ暇もない。 作戦決行の日のオサマ・ビンラディンの住む現場は子供たちの泣き声、女性達の死、達成感など何処にもない。 CIA女性分析官マヤと決行部隊の心情は? すべてを観客にポーンと強く投げてくる。 これを映画にした事で、マヤ(仮名)は普通の女としてこの先の人生を送れるのだろうか。 英雄として持て囃される訳もなく、報復に怯えながら密やかに生きなければならないのなら、 彼女も被害者なのかも知れない。専用飛行機に乗った時の彼女の涙は決して誇らしげでは無かったもの。

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メイばば

5.0‘ハートロッカー’に続きズッシリ。

2013年2月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ストーリーはご存知の通り。 ビンラディンを見つけたCIAの女性情報分析官のお話。 とにかく、派手なアクションシーンとかほぼないのに、全編緊張感とすごい張り詰めた空気が続きます。 これは、実話だから? ワンシーンワンシーンのつなぎ方やひとコマひとコマの映像全てがピーンっと張り詰めているからだと思います。 とても女性監督とは思えない。ガッツリ男映画になってます。 主演のジェシカチャスティンもすごくよかったです。 高卒の何の功績もない彼女が執念でオサマを追い詰める。 ひしひしとその感情が伝わってきました。 ラストシーンは喪失感?絶望感?の涙? 9.11テロで多くの人々が犠牲になったけどどこからスタートしてこうなってしまったのか。 ビンラディンを見つけ出したことで問題は解決したのか? この話にしても‘衝撃の実話’ということだけど、あくまでも‘証言にもとずいて’出来上がったお話だし…。 どう考えるかは人それぞれなんでしょうね。 とにかく‘必見!’と僕は思います。

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peanuts

4.5絶対的なインパクトが有り、迫力は感じるが、それだけで終わってはならない!

2013年2月22日
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怖い

知的

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ryuu topiann