オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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たまったもんじゃないよね笑
何回死んでも生き返る。繰り返すことで、少しずつ強くなりボスに近づいていく。 行きたくもない戦地に無理やり送られて、何回も死ぬ。たまったもんじゃないよね笑。 ループでおんなじ映像何回も流すと飽きるんで、上手く編集したと思う。 ループものだからラストの解釈も色々ありそう。 今作の脚本にもクリストファーマッカリーいるけど、トムどんだけ気にいってんねん。
物語の構造が上手くて面白い!
ゲーム的な構図を見事に実写シナリオに落とし込んでいる作品。
何度もゲームオーバーしてやり直しながら、学習を積んで強くなる。これは明らかにゲームプレイヤーの視点が意識された作品だ。
私は2020年初見だけど、これはたぶん後の色んな作品に影響を与えてるんじゃないかなと感じた(原作のほうかな)。
とりあえず私が思いつく範囲でも「魔法少女まどか☆マギカ」の暁見ほむらと、「涼宮ハルヒ」シリーズのエンドレスエイトは明らかにケイジの系譜よね。
最初は非武闘派だったケイジ(トムクルーズ)がどんどん武闘派にワイルドになっていくのが面白い。
作品内で描かれるのはケイジが繰り返しの末に会得した「成功ルート」のみだけど、これに辿り着くまでに気が遠くなるような繰り返しをやってるわけよね。ケイジが他の人物たちに「このやり取りも始めてじゃないのか」とか「何度目だ」と言われる度に少し哀しそうなのが切なかった。
原作とは結末が違うらしいけど、ケイジがループできなくなった状態から敵を倒し、ハピエンルートに辿り着くのは、ハードな作品だからこそ後味良くて良かったな。
あとリタさん美しくてカッコ良くて素敵…!
時間軸が絡む作品は難解になりがちだけど、何より構造の上手さが面白い作品であった。
死んでやり直せる力。 戦場は敵が恐ろしいモンスター。 ちょっと何が...
死んでやり直せる力。 戦場は敵が恐ろしいモンスター。 ちょっと何が起きているかわかりにくいです
前半が良かった
日本のライトノベルというあまり世界的に日の目を浴びそうにないものがこうして成功したことが嬉しい。ラノベが海外で出版されるなんてことも初めて知った。それで偶然アメリカのプロデューサーの目にとまったそうだ。 このネタは日本では非常に有名な作品があり、実写とアニメと2作もあるので今さら・・・という感じがあるがハリウッドでは珍しかったのだろう。もっと上手く売り込めば日本の作品がたくさんハリウッドで映画化されると思う。脚色が得意なシナリオライターはどんどんやればいいと思う。 この映画のいいところは何と言っても前半だ。特に導入部が非常に見事に決まっている。スケールが大きなことが起こっている中で非常にちっぽけな人間のちっぽけなこだわりだけを描くというコントラストが決まっていた.またトムクルーズの演技が光った。トムクルーズは強くてクールなキャラだけでなくこのようなへっぽこキャラもうまく演じられるのだと知った。本当に腰抜けのボンボンに見えた。 脚本には主人公がどうして頑張らなきゃいけないのかということが書かれていない。こいつは実はすごいやつなんだということも書かれていない。だから導入部のトムクルーズの演技力が非常に重要なのだ。単なるぼんくらなのに後で何かやりそうな気がする・・・そういう雰囲気を醸し出していた。それがフックになって見るものは釣られて作品にのめり込んでしまうのである。さすが!! また戦闘用のモビルスーツも魅力的だった。こういうものが一つでも入っていると随分と映画というものは面白くなるものである。このモビルスーツは漫画GANTZに出てくるものにそっくりのような気がするのだが、やはりハリウッドは日本の漫画をよくチェックしているのかもしれないな。 作品のネタからして途中から飽きてくるのは仕方がないと思う。最後は何というか単なるドンパチでセオリー通りにまとめてしまった感じすらある。もうちょっと意外な結末が欲しかったような気もする。でも全体にエンターテイメントとして中の上ぐらいのレベになっていてよかった。
久々にトム・クルーズで楽しんだ。
ストーリー性という点では大満足。 ほらやっぱり 宇宙からの生命体の目的は地球の侵略でしょう?の作品。 英語の学習に出て来る All you need〜を覚えるには最適な題名 そう言えば昔よく 英語の歌で覚えたものだった。 only explanation I can find〜 When I was young I listen to the radio どれもカーペンターズだなあ。
劇場で観るべき作品でした。
[過去鑑賞] 適度に笑いも恋愛要素も含めながら、きっちりアクションも決め、終わり方も悪くなかったですし、安心して楽しめる作品でした。 原作はどうなのかわかりませんが、死ぬ(殺されるw)時は痛みや苦しみを感じないのでしょうか? いくら本当に死なないとしても辛そう(。>д<) そしてそれ以上に、僕だったらあのループには間違いなく耐えられそうもないかなぁ。心が折れそうです( ;∀;) そんな訳で今度は原作も読んでみようかと思います。 それにしてもトム・クルーズさん、いつまでも若いですし、最初と最後では全く別人になってたのも凄いですが、それ以上に、演出のお蔭もあるかと思いますが、少しずつ逞しくなっていく様をしっかり感じさせてくれる辺り、さすがですね。 同じバイク好きとして親しみのあるトム・クルーズさんですが、今回はあまり意味無く バイクに乗られていたような気がします。 車種は違いますが、MIP Ⅱと同じくトライアンフでしたね。
ゲームをやっているかのような感覚になった
複雑性が少なく理解しやすいタイムループ映画。日本人の方のラノベが原作の様ですが原作は未読なのでどの程度違うのか不明。 難易度の高いゲームをやっているかの感覚に落ちいった。なかなか先に進めない、よしもう1回、次はあれをやってみよう、てかもうこのゲームやめたいわぁ…といった感じ。そのため、死ぬという事、リセットされることもゲーム的な感覚なんだけど、トム・クルーズのキャラクターのユーモアが利いていてのと、遠慮なくリセットさせる演出がよかった。 トム・クルーズがキャラクターのゲームをプレーしているかの様な感覚になった。ストーリーや設定に深みがないので今一つ。
テンポが良い
前半のテンポの良さは今まで観た映画の中で間違いなく断トツ。テンポ良くサクサク進むけど、宇宙人の侵略を受けてるという世界観やタイムリープのシステムが自然に理解できるような脚本構成になっていて、そこが本当に素晴らしいと感じました。
「何回も死んで敵のパターンを覚える」というのが面白い。流れ作業のように死ぬトム・クルーズは戦争を描く映画に似つかわしくないコミカル感を演出していて笑っちゃいました。
後半にタイムリープ能力を失った主人公がJ分隊と共に敵の中枢に乗り込むシーンでは、前半の「死んでも大丈夫」という意識から一転して「死んだら終わり」な状況になるというギャップが凄まじい緊張感を生んでいたように感じます。
ストーリーもアクションも良い。シリアスとコメディのバランスも良い。本当に面白い映画でした。
無限地獄(笑)
これはリアルだったら地獄だ。たとえ復活が約束されていたとしても。むしろ死んだほうがマシだ(笑)あの日を何日分過ごしたのか気が遠くなる。 そしてほろりとせつない。ハッピーエンドだけどあのループな日々を誰とも共有できないんだよね。そういうところもよく描けてたと思います。
前半は、かなり良かった!
タイムループモノに外れなし。そんな定説があるんですね。確かにこの映画もアタリだったと思います。 最初は全く役立たずだったケイジが戦い方を覚え、敵の戦略を覚え、徐々に物語が進展していく過程がおもしろかった。また、スチームパンク的な戦闘スーツももさカッコいい 笑 ただ、前半〜中盤の盛り上がりに比べると、後半〜終盤が尻すぼみだったかな。時間の関係仕方ないんだろうけど、タイムループで元の時間に戻ってリスタートする流れを丸々カットしちゃってることで、そもそもタイムループ感がなくなってしまったからかな。タイムループの起点が複数あるとか工夫があってもよかったかな。パリへ向かう当たりからは、結構あっさり終わってしまった印象。 あと、最後のタイムループは何だったんだろう?オメガ側の力の暴走?実はにタイムループ能力がよこってた?若干消化不良・・。
へなちょこ戦士トム・クルーズがタイムリープを繰り返すうちにどんどん...
へなちょこ戦士トム・クルーズがタイムリープを繰り返すうちにどんどん屈強になっていく。 文句なしの面白さ。仄かな恋模様も心地よい。トムはやっぱりすごい。 鑑賞後すぐさまの再見が超オススメ。初見では段々鬱陶しく思えてきたタイムリープが、再見ではもはやギャグに。情け容赦なしのリタに笑いが込み上げてきます。もはやゲーム。 あー私もリセットしたい(笑)
【生と死のタイムループを繰り返しながら、徐々にサバイバル能力を高めていく男と女の姿を描く。】
軍の報道官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、危険な任務を回避しようとするが、将軍から不興を買い歩兵として最前線に送られることに。 ケイジはその後、何度も死亡するが何故か出撃前日まで戻る。 徐々に学習していくケイジ。生き残る時間も徐々に伸びていく。 そんな中、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」と呼ばれる女兵士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)との関係性が増していく。 彼女も、ケイジと同じタイムループを経験している事が徐々に分かり・・。 ラストシーンのほろ苦さも印象的な、日本のライトノベルを原作にした新しき視点で描かれたSF映画。 <今作をきっかけに、ダグ・リーマン監督とトム・クルーズとの関係性が出来、ミッション・インポッシブルシリーズにダグ監督が起用され、シリーズの中でも秀作と呼ばれる2作品が出来上がった・・。> <2014年7月5日 劇場にて鑑賞>
この設定で、たっぷりの人間ドラマとは!
ループを繰り返す。自分の死を何度も繰り返す。そしていつの間にか守りたいと思うようになった人の死を体験することを何度も繰り返す。なんて切ない、やりきれない。 ケイジにとっては知っている人も、相手にとっては初めての自分…。なんて切ない。 こんなに命かけて頑張っているのに、周りは知らない。信用もない。なんて切ない、やりきれない。 よく自暴自棄にならないものだ。(途中でやけくそになっていますが) リセットしてやり直そうと立ち上がることも必要だけど、記憶は、感情は蓄積されていく。 悪夢の世界。 唯一心が折れないでいられるのは、次こそ守れるはずだ、守ると己に誓う心。愛する人の心には別の恋人がいて、自分のことは”兵器”としてしか見ていないけれど、でもそんなことは関係ない。守ると決めたんだから。ああ、切ない。 その悪夢の世界が終わった時…あのラスト。心が満たされる。どんな感情で?それは観てのお楽しみ。 そんな感傷的なストーリーが、小気味良い展開、唸ってしまうアクション、ユーモアに彩られて魅せてくれます。 一つ一つのエピソードも「えっ?!それだけ?」の短いショットで綴られていく。それで話を繋いでいくので、展開早すぎて、もっとじっくり見せてほしいとも思うけれど、へたするとだれる。そのぎりぎりのところで展開していく。そのエピソードが出てきた状況については観る人の空想に任せられる。そんな演出・編集の妙。そしてその短い場面の演技で魅せて下さるトム様はじめとする役者さん達の演技の妙。それらが絶妙に絡み合って、あっという間に終盤に。 女性教官と言えば、『トップガン』を思い出してしまうが、テイストはかなり違う。若かったトム様も良かったけれど、今のトム様の方が魅力倍増!!!役者としての幅も人間的魅力も拡がったと思います。
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