オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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繰り返されるリセット
このリセットは、生き地獄ですね。。
女性兵士リタ( 潤んだ瞳が魅力的なエミリー・ブラント )の容赦無さが半端ない。( リセット出来るからですが・・・。)
未知の生命体?( 動きが読めず怖い。 )との戦闘を想定してのトレーニングが凄い。戦闘シーン多めながら、時折見せる爽やかな笑顔と制服姿は、トム・クルーズ!でした。
無残な戦闘シーンが、戦争のむごたらしさにも見えた。
テレ東を録画にて鑑賞
たまったもんじゃないよね笑
物語の構造が上手くて面白い!
ゲーム的な構図を見事に実写シナリオに落とし込んでいる作品。
何度もゲームオーバーしてやり直しながら、学習を積んで強くなる。これは明らかにゲームプレイヤーの視点が意識された作品だ。
私は2020年初見だけど、これはたぶん後の色んな作品に影響を与えてるんじゃないかなと感じた(原作のほうかな)。
とりあえず私が思いつく範囲でも「魔法少女まどか☆マギカ」の暁見ほむらと、「涼宮ハルヒ」シリーズのエンドレスエイトは明らかにケイジの系譜よね。
最初は非武闘派だったケイジ(トムクルーズ)がどんどん武闘派にワイルドになっていくのが面白い。
作品内で描かれるのはケイジが繰り返しの末に会得した「成功ルート」のみだけど、これに辿り着くまでに気が遠くなるような繰り返しをやってるわけよね。ケイジが他の人物たちに「このやり取りも始めてじゃないのか」とか「何度目だ」と言われる度に少し哀しそうなのが切なかった。
原作とは結末が違うらしいけど、ケイジがループできなくなった状態から敵を倒し、ハピエンルートに辿り着くのは、ハードな作品だからこそ後味良くて良かったな。
あとリタさん美しくてカッコ良くて素敵…!
時間軸が絡む作品は難解になりがちだけど、何より構造の上手さが面白い作品であった。
前半が良かった
日本のライトノベルというあまり世界的に日の目を浴びそうにないものがこうして成功したことが嬉しい。ラノベが海外で出版されるなんてことも初めて知った。それで偶然アメリカのプロデューサーの目にとまったそうだ。
このネタは日本では非常に有名な作品があり、実写とアニメと2作もあるので今さら・・・という感じがあるがハリウッドでは珍しかったのだろう。もっと上手く売り込めば日本の作品がたくさんハリウッドで映画化されると思う。脚色が得意なシナリオライターはどんどんやればいいと思う。
この映画のいいところは何と言っても前半だ。特に導入部が非常に見事に決まっている。スケールが大きなことが起こっている中で非常にちっぽけな人間のちっぽけなこだわりだけを描くというコントラストが決まっていた.またトムクルーズの演技が光った。トムクルーズは強くてクールなキャラだけでなくこのようなへっぽこキャラもうまく演じられるのだと知った。本当に腰抜けのボンボンに見えた。 脚本には主人公がどうして頑張らなきゃいけないのかということが書かれていない。こいつは実はすごいやつなんだということも書かれていない。だから導入部のトムクルーズの演技力が非常に重要なのだ。単なるぼんくらなのに後で何かやりそうな気がする・・・そういう雰囲気を醸し出していた。それがフックになって見るものは釣られて作品にのめり込んでしまうのである。さすが!!
また戦闘用のモビルスーツも魅力的だった。こういうものが一つでも入っていると随分と映画というものは面白くなるものである。このモビルスーツは漫画GANTZに出てくるものにそっくりのような気がするのだが、やはりハリウッドは日本の漫画をよくチェックしているのかもしれないな。
作品のネタからして途中から飽きてくるのは仕方がないと思う。最後は何というか単なるドンパチでセオリー通りにまとめてしまった感じすらある。もうちょっと意外な結末が欲しかったような気もする。でも全体にエンターテイメントとして中の上ぐらいのレベになっていてよかった。
久々にトム・クルーズで楽しんだ。
劇場で観るべき作品でした。
[過去鑑賞]
適度に笑いも恋愛要素も含めながら、きっちりアクションも決め、終わり方も悪くなかったですし、安心して楽しめる作品でした。
原作はどうなのかわかりませんが、死ぬ(殺されるw)時は痛みや苦しみを感じないのでしょうか?
いくら本当に死なないとしても辛そう(。>д<)
そしてそれ以上に、僕だったらあのループには間違いなく耐えられそうもないかなぁ。心が折れそうです( ;∀;)
そんな訳で今度は原作も読んでみようかと思います。
それにしてもトム・クルーズさん、いつまでも若いですし、最初と最後では全く別人になってたのも凄いですが、それ以上に、演出のお蔭もあるかと思いますが、少しずつ逞しくなっていく様をしっかり感じさせてくれる辺り、さすがですね。
同じバイク好きとして親しみのあるトム・クルーズさんですが、今回はあまり意味無く バイクに乗られていたような気がします。
車種は違いますが、MIP Ⅱと同じくトライアンフでしたね。
ゲームをやっているかのような感覚になった
テンポが良い
前半のテンポの良さは今まで観た映画の中で間違いなく断トツ。テンポ良くサクサク進むけど、宇宙人の侵略を受けてるという世界観やタイムリープのシステムが自然に理解できるような脚本構成になっていて、そこが本当に素晴らしいと感じました。
「何回も死んで敵のパターンを覚える」というのが面白い。流れ作業のように死ぬトム・クルーズは戦争を描く映画に似つかわしくないコミカル感を演出していて笑っちゃいました。
後半にタイムリープ能力を失った主人公がJ分隊と共に敵の中枢に乗り込むシーンでは、前半の「死んでも大丈夫」という意識から一転して「死んだら終わり」な状況になるというギャップが凄まじい緊張感を生んでいたように感じます。
ストーリーもアクションも良い。シリアスとコメディのバランスも良い。本当に面白い映画でした。
無限地獄(笑)
前半は、かなり良かった!
タイムループモノに外れなし。そんな定説があるんですね。確かにこの映画もアタリだったと思います。
最初は全く役立たずだったケイジが戦い方を覚え、敵の戦略を覚え、徐々に物語が進展していく過程がおもしろかった。また、スチームパンク的な戦闘スーツももさカッコいい 笑
ただ、前半〜中盤の盛り上がりに比べると、後半〜終盤が尻すぼみだったかな。時間の関係仕方ないんだろうけど、タイムループで元の時間に戻ってリスタートする流れを丸々カットしちゃってることで、そもそもタイムループ感がなくなってしまったからかな。タイムループの起点が複数あるとか工夫があってもよかったかな。パリへ向かう当たりからは、結構あっさり終わってしまった印象。
あと、最後のタイムループは何だったんだろう?オメガ側の力の暴走?実はにタイムループ能力がよこってた?若干消化不良・・。
へなちょこ戦士トム・クルーズがタイムリープを繰り返すうちにどんどん...
【生と死のタイムループを繰り返しながら、徐々にサバイバル能力を高めていく男と女の姿を描く。】
軍の報道官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、危険な任務を回避しようとするが、将軍から不興を買い歩兵として最前線に送られることに。
ケイジはその後、何度も死亡するが何故か出撃前日まで戻る。
徐々に学習していくケイジ。生き残る時間も徐々に伸びていく。
そんな中、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」と呼ばれる女兵士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)との関係性が増していく。
彼女も、ケイジと同じタイムループを経験している事が徐々に分かり・・。
ラストシーンのほろ苦さも印象的な、日本のライトノベルを原作にした新しき視点で描かれたSF映画。
<今作をきっかけに、ダグ・リーマン監督とトム・クルーズとの関係性が出来、ミッション・インポッシブルシリーズにダグ監督が起用され、シリーズの中でも秀作と呼ばれる2作品が出来上がった・・。>
<2014年7月5日 劇場にて鑑賞>
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