■健康計測機器メーカー・タニタの社長(草刈正雄)の一言がきっかけで、肥満体型の2代目副社長(浜野謙太)と体脂肪率40%超のお気楽社員3人がダイエットをすることに。
嫌々ながらプロジェクトに取り組む彼らは、就職浪人中の栄養士・菜々子(優香)の指導の下、ダイエットに励む。
◆感想
・食いしん坊なので、映画は面白く鑑賞した。
・私事で恐縮であるが、30代後半に私のBMI値は基準値をやや超えていた。理由は夜遅くまでの仕事と、その後に部下を連れて行く行きつけのバーである。
その後、間違いなく誰かが”拉麺を食べたい”と言い出しラーメン屋へ。
そして、そのまま酩酊状態でタクシーで我が家へを繰り返していた当然の結果である。
ー 何で、酒を呑むと拉麺が食べたくなるのかは永遠の課題である。因みに我が家には数年前から袋面はない。-
■今作では、そのような体脂肪率40%を超える社員たちを、優香さん念じる春野菜々子が食指導する様が面白く描かれている。
<すでに不惑を越えたので、流石におバカな食生活はしないし、聡明な家人の作る栄養バランスの取れた食事はとても美味しい。
有難い事である。
朝は乳製品、昼は軽く(土日は身体を動かさないのでアプリ。で、映画鑑賞。)
夜は酒を可なり飲むので(医者曰く、アセトアルデヒド耐性が欧米人並であるそうである。)家人の作ったつまみを軽く食する。
その後、昭和の文豪の中でも横綱と言われていた立川正秋氏の食エッセーなどを読んで夜中に就寝。>
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ダイエットをやった事が無いので何とも言えないが、キチンとした食事と(私の場合、大量の酒を呑むのでエラソーな事は言えないが・・。)定期的な運動(私の場合、週末早朝の矢作川沿いの堤防道路のチャリンコ(約一時間半)と会社での現場確認で毎日二時間は歩く事であろうか。)をしていれば、ダイエットって必要なのかな?と思ってしまう。
土日は私が夕食を作るので、スーパーに買いだしに行くが、つい周りの人の籠を観てしまう。そして、そこに収められた食品と、その人(家族)の体型が見事にマッチするのである。
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新聞のTV欄に眼を通すと、グルメ番組ばかりである。故に私はTVを殆ど観ない。
今作を否定する積りは毛頭ない。面白かった。
だが、”何で、ダイエットをする必要があるのかな‥”と少し思ってしまった作品であるのである。