サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ

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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ

解説

映画の唯一の記録フォーマットだったフィルムが、デジタル技術の台頭により消滅しつつある現在の映画界を概観しながら、映画におけるデジタル技術の革命を検証するドキュメンタリー。製作を務めたキアヌ・リーブスが自らホスト役も務め、マーティン・スコセッシ、ジェームズ・キャメロン、デビッド・フィンチャーら大物監督や撮影監督、編集技師、特殊効果技師など映画制作者たちへインタビューを敢行。その証言から、映画制作の未来を探っていく。

2012年製作/99分/アメリカ
原題または英題:Side by Side
配給:アップリンク
劇場公開日:2012年12月22日

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映画レビュー

5.0公開から20年後にまた観たい。

2019年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映画と写真が、フィルムからデジタルに移行して行く間に作られた貴重なドキュメント。

多くの著名映画人の語る映画や映像感が、面白い。

フィルムにこだわる人、もうデジタル以外要らないと豪語する者を覚えておこう。

個人的には、フィルム撮影の色調や階調の美しさや儚さは、捨てがたいので、なくならないで、欲しい。

フィルムでもデジタルでも、道具の選択肢がある現状で大事なのは、何を、どう撮るのかだと思います。

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ミラーズ

5.0求められるのは「躍進」?それとも「温故知新」の精神?

2018年1月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

例えばビデオテープが衰退、DVDが躍進しても、古きはただただ淘汰されていく存在なんだろうか?知らない人ももちろん多いが、知ってる人はビデオテープを忘れていないと僕は思うし、昔ビデオに録画していた映像が見つかると、逆に新鮮な存在に見えた事例はそこそこ多い。技術って日進月歩で常時変化を強いられてるし、衰退も発展も避けられないし、止められない。とはいえそれがイコール"滅び"の目印だと言えないし、今のネット配信や映画館の関係も然り。配信がスクリーンを脅かす脅威と批判しても、そんな通俗見解だけで物事って括れない(ここはある意味本編中のデヴィッド・フィンチャーの言葉に通じる)。

『サイド・バイ・サイド』自体はフィルムとデジタルの話だけど、それだけに終わらない広がりが詰まっていたし、ここ数年僕が観たドキュメンタリーではトップ。断トツで面白かったし、非常に頭の良い映画!モノ作りを目指す人なら、通るべき登竜門かと。

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平田 一

5.0映画制作に携わる人はもとより、映画ファン必見の1本

2013年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

この作品は、あのハリウッドスター俳優であるキアヌ・リーブスが制作をした作品だと言うので、非常に興味が涌いて、正月の今年の映画初めの作品に選ぶにはピッタリの作品だと期待に胸を膨らませて映画館へ向かってきました。
映画館には、1月2日だと言うのにまずまずのお客さんが来場していた事がとても喜ばしかった。
それにこの作品は、ドラマでも無く、何か社会的に重要なテーマ性の有る、ドキュメンタリー映画でも決して無い。
この作品は、今から約120年ほど前の1893年にエジソンによってキネトスコープと言う活動写真が一般公開され、ほぼ同時期の、1895年に、フランスでは、リュミエール兄弟によってシネマトグラフが発表された、これらの人達により発明された、カメラ+映写機+プリンターで撮影された作品が映画としての原型となり、1920代にサイレントからトーキー映画として、映画に音が吹き込まれ、その間には機械の改良は幾度となく重ねられながらも、現在の映画にまで延々と100年以上人々を魅了して続けて、総合芸術として映画文化は現在に至っているのだが、映画がサイレントからトーキー映画へと移行するようにして発展してきたのと同じ様に、1980年代になるとそれまでのフィルムに替わり、デジタルカメラによる撮影と言う、今迄に無い映画の撮影方法と映像処理技術の変化が生れて来たわけだが、そのフィルムから、デジタルカメラへの移行の過程はどの様に、どんな試行錯誤を繰り返しながら現在の映画産業が、生れて来ているのかを、普段は決して覗く事が出来ない制作現場へと、カメラを持ちこみ、ナビゲーターとしてキアヌ・リーブスが巨匠にデジタル化する映画産業の行く末について、意見を聞きまくって行く本作品は、私の様な単なる映画フリークで、映画制作の一員ではない素人人間にとっても、普段は完成作品しか観る事が出来ないので、自分が今迄観て来た作品の数々が、完成する迄どの様工程を経て、完成した上映作品として世に生れ出るのか、制作される裏側では、どの様なドラマが展開されているのかを知る事は、本当に、興味の尽きない、面白い、インタビューの連続であった。
正直私などは素人なので、フィルムから、デジタルへと撮影カメラが移行する事で、どの様に映画の未来に展望が生れるのか、想像すら出来ないでいたが、確かにここ20年程に起きている科学技術は、映画のみならず、私達の生活全般に多大な変化をもたらし、その進歩は急展開を日々続けているのだ。
この科学技術の進歩の波は、同然映画撮影産業にも、多大な変化を産み出してきている。20~30年前には考えられなかった様な映像が産み出されるようになり、CG撮影や3Dと特撮技術は進化し続けて、試行錯誤を繰り今の、更に尚も進化をしている。
その一方で、昨年の様に「アーティスト」がアカデミー賞を獲得し、ヒットするなど益々映画産業の多様性の可能性は限りなく開かれていると思う。しかし、これらの映画も、観客あっての事だ。
映画COMサイトをチェックしている、映画を愛する友よ、今年も映画を通じて楽しい生活や、多くの学びを得た充実した生活を送って欲しい。どうぞ今年も宜しく!

「スピード」の大ヒットにも関わらず、「スピード2」の出演オファーを断り、バンド活動をするなどで、風変わりなビックスターとして、アンチハリウッドスターと異名を持つキアヌ・リーブスの想いによってこの作品が制作され、世に生れ出ていると言う点でも、とても注目出来る、喜ばしい作品であった。映画好きには絶対観て頂きたい1本だ!!!

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ryuu topiann

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