Playback

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解説

人生の岐路にたつ俳優が、過去と現在を行き来しながら新たな一歩を踏み出していく姿を、美しいモノクロームの映像で描き出すドラマ。監督は、本作が長編2作目の新鋭・三宅唱監督。40歳を目前にひかえた俳優のハジは、体調不良や妻との別居など頭を悩ませる問題が重なり、仕事にも行き詰っていた。そんな時、長い間会っていなかった高校時代の友人ボンが現れ、地元の友人ユウジの結婚式に出るようハジを誘う。ボンの運転する車で故郷に向かったハジは、車の中で居眠りをしていたが、目を覚ますと大人の姿のまま20年前の高校時代に戻っていた。主演の村上淳をはじめ、渋川清彦、三浦誠己、渡辺真起子、菅田俊ら実力派俳優が多数出演。

2012年製作/113分/日本
劇場公開日:2012年11月10日

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映画レビュー

2.5やばい。1秒も寝なかったのに、全然わかんなかった。自分にはすごく難...

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やばい。1秒も寝なかったのに、全然わかんなかった。自分にはすごく難しかった。テーマがセリフとして語られてたし、繰り返しの話であることもわかったんだけど。でもわからなかった。スケボーのくだりは監督の抜群のセンスを感じたなあ。

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kazuyuki

3.5人生は選択の積み重ね

2021年6月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

落ち目の役者、離婚と仕事もプライベートもうまくいかない男が、ある日突然学生時代と時間を超えて行き来し、人生を見つめ直し前に進んでいく話。

全編モノクロで時代感を中和し、タイムリープもシームレスに繋いでいる。現代も学生時代も同じ姿で最初少し迷うが、全体が見えてくると自然と入ってくる。

人生は選択の連続で、自分の行動と決断で決まっていく。いかに日々些細なことも大切にし、意識を向けていくかで生き甲斐が変わる。

「過去のことを言うと罰当たりで、未来のことを話すと恥ずかしいこと」と言う言葉が心に残っている。「今を生きる」ことしかできないか。

※Thanks Theaterにて鑑賞

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もの語りたがり屋

3.5モノクローム、アナログフィルムというこだわり

2021年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 人生の壁にぶち当たっていた俳優ハジ(村上)は、高校時代の友人ボンに誘われるまま同級生ユウジ(山本浩司)の結婚式に参加する。ラフな格好のままでの参加で、懐かしい面々と顔を合わせるが、それは夢?気づくと、道端で倒れ、意識不明だったと告げられる・・・

 スケボーに乗って走るが草むらに倒れてしまうシーンが都合3回。スケボー少年に発見されるというオープニングが生かされている。高校時代の映像、そして現実かどうかわからない結婚式や同級生モンジ(渋川)との対話など、奇妙な体験だったがそれがまた繰り返すという現実。

 それぞれのエピソードは面白くもないのだが、学芸会のビデオを見せられて「他人様の子のビデオを見せられてもつまらないでしょ?」などという言葉がそれを表しているのではなかろうか。しかし、それがタイムスリップ(playback)となると話は別。どこからどこまでが夢なのか、現実なのか、人生を振り返る上での貴重な邂逅となるのだ。

 フィルムのこだわりや『勝手にしやがれ』のようなフィルム切り取り編集なんて、全国公開されてないのが残念だと感じるほど凝った作りだと感じます。服装に注目していれば、どこまでが実体験なのかはわかる親切設計だし、二度目となる追体験はハジにとっても希望が沸くことだったと理解できるのです。見舞いに行かなかったことを反省したり、つまらない会話にも友情があることを実感したり、人生のどこに転換点があるのかということを教えてくれたような。そんな雰囲気の作品でした。また、スケボーシーンの道路に震災の痕が残っているのも印象的だったなぁ。

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kossy

3.5いろんな仕掛けがありそう

2020年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

役者として岐路に立っている主人公の前に、幼馴染が現れ、友人の結婚式に出ようと誘う。
向かう途中でリアルな夢を観ることになるが、高校生時代や結婚式が繰り返される。
いろんな話が出てくるのだが、すべてを拾うことは出来なかったが残念。

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いやよセブン