月世界旅行

劇場公開日:

月世界旅行

解説

マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」(2011)でも中心人物として描かれたフランスの伝説的映画監督ジョルジュ・メリエスが、1902年に製作した世界初のSF映画とされるサイレント作品。6人の天文学者が巨大な大砲の砲弾に乗って月へと飛ぶが、月の住民と遭遇して戦いが起こり、月の王に捕われてしまう。当時としては長尺となる16分間のなかに、史上初めて複数の場面転換を用いた物語性や特殊効果が用いられた記念碑的作品。93年に発見されたカラーフィルムをデジタル修復し、フランスのエレクトロデュオ「エール」が新たにサウンドトラックを制作。12年、ドキュメンタリー「メリエスの素晴らしき映画魔術」とあわせて劇場公開。

1902年製作/16分/フランス
原題または英題:Le voyage dans la lune
配給:エスパース・サロウ
劇場公開日:2012年8月25日

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(C)Steamboat Films-Lobster Films-2011

映画レビュー

4.0みんなちょこまかしていて、可愛い!

2023年11月29日
iPhoneアプリから投稿

映画史を勉強する上で履修しとこうみたいなノリで観て、全く期待はしてなかったんだけど、普通に楽しめてびっくり! 6人のおじさんが、7人の小人ばりにちょこまかちょこまかと動いていて可愛い。笑 月に大砲で行こうという発想も可愛いし、月に刺さって、月がギャッ!っとなるのも可愛い。全然現代で通用すると思う。 月に着陸した時に見えていた月のような星は、たぶん地球なのかな?「地球は青かった」以前の地球って、そうか、月のような星だと思っていたのかと興味深かった。 あ〜れ〜と崖から落ちていって、海に着いたと思ったらそこはもう地球!その発想はなかった!面白い! ぼふんと煙を出して「やっつけた」判定になるのも面白いし可愛く、アニメーションと実写の融合のような世界観がとても楽しい! 発想も撮影のトリックも面白いし、映画らしい映画がこんな早くに出来ていたんだと驚きの連発だった!

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とも

5.0映画への期待と夢

2023年11月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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しゅうへい

4.0夢のある娯楽映画に理屈はいらない

2023年10月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

久々に鑑賞 YouTubeにて 1902年の作品 制作国フランス 無声映画 モノクロ版 舞台のような演出 天文学者の皆さんはキャンパスに集まりみんなで月へ行くんだとやんややんやと大騒ぎ そうと決まればさっそく宇宙船を作っちゃう 大砲でカプセル型宇宙船を月まで飛ばす計画 届くわけないだろ でも計画は無事成功 月にはなぜか顔が 宇宙船が月の顔の右目に突き刺さる 監督のギャグか? 月に着いたらまずずいぶん乗ってきたんだな天文学者のおじいちゃんたち しかも当時は全く知識がないのか宇宙服無し 向こうも地球と同じ環境だと思ったんだろうな なぜか着いた途端毛布を被りぐっすりすやすや眠る一行 月にはキノコのジャングルがあり月の住人がいる よそ者を月の民たちは襲撃 命からがら逃げる天文学者一行 月はアフリカや南米の未開の大地と同様の感覚があったように感じた 月の崖から落ちたらそのまま地球の海にドボン まさかの展開 無事帰還 自由すぎる発想 嫌いじゃない これで本当に月に行けるならアメリカだって何度も行ってるよね 実際はお金がべらぼうにかかるんだもん 「そんなカネがあるなら他のことに使え」「月に行ってる場合じゃないでしょ」って非難轟々の嵐は避けられない そんな事情も想像できず2度目がないから本気で月に行ってないとか主張する奴アホかと

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野川新栄

4.0人間が想像力を持つということのいじましさ

2023年3月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

最初は舞台の感じが強かったけれど、月の登場あたりから、映画でなくてはできない表現へと変わっていって、どんどん引き込まれた。夢見るような夢のお話。

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ouosou