レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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終始涙
舞台見たことなかったので
こんなに悲しいストーリーだと思わなかったぁ
本当に悲しくて終始涙が止まらなかった
ラッセル・クロウが意外にも歌がうまくてびっくり
ヒュー・ジャックマンとの掛け合いが良かった
でも、最後飛び降りたシーンは痛々しい音が…
アン・ハサウェイ登場シーンは本当にずば抜けた可愛さ
ボロボロになっても可愛さは失わないなー
さりげなく好きなキャラはエポニーヌ
好きな人のためにけなげに奮闘して
身を挺する!
まさに捨身の愛
そこまで人を愛せるって素敵だなー
150年前の原作が新しい
ヴイクトル ユーゴーは フランスを代表する作家で、ロマン派の詩人。ボードーレールを見出して世に紹介たことでも有名。たった23歳で詩作や小説を評価されて、レジオンドヌール勲章を受け、ルイ18世から高額の年金を受け取っていた。にも拘らず、リベラルな知識人として、コメデイフランセーズの台本で、王政を笑い上演禁止になったり 1848年にはルイ ボナパルトが政権をとると これに真っ向から反対して弾圧され、ベルギーに亡命せざるを得なくなった。以来、1870年でナポレオンが失脚するまでフランスに帰ることができなかった。 小説「レ ミゼラブル」は ベルギーで出版される。
クリスチャン精神に裏打ちされた人道主義。人としてより良き人として生きようとする男、ジャン バルジャンの半生を描いた。1本のパンを盗んだゆえに19年間投獄され、出獄後 一晩の宿を許された教会から銀食器を盗み、捉えられるが、神父から、それらは盗んだものではなく与えたものだ、と証言されて罪を逃れる。この神父に 良き人として、人の為に生きることを諭されて良心に目覚める というお話は余りにも有名。 子供の頃は 岩波少年少女文庫で読み、心が躍った。ジャン バルジャンと警部シャベールとの確執、どこまでも追ってくる執念の塊のようシャベールの恐ろしさ、パリの地下水道のドラマテイックな逃走、コデットを虐め抜く叔父叔母のいかさま師ぶり、せっかく安定した生活ができるようになり人々の信頼を得て市長にまで成りながら、他の男がジャン バルジャンとして逮捕されたと知ると、すべてを投げうって出頭する勇気、、、ジャン バルジャンの冒険に息もつけずに読み進んだ。人間として、良き人として生きる決意、少女を守り、幸せになるまで見届けると言う断固とした決断、自分の良心を見つめる厳しい目、本当に素晴らしい名作。感性豊かな子供のうちに 是非読んでおくべき本のひとつだ。
ミュージカルはロンドン コペントガーデンで上演されて大成功、ロングランで、今でも上演が続いている。映画化してフイルムを作ったのは トム フーバー。「英国王のスピーチ」を作った監督。 ジャン バルジャン役は オージーの、歌って踊って演じる、ヒュー ジャックマン。44歳。身長190センチの大きな体で、ミュージカル「オズから来た男」を演じて、オーストラリアよりもアメリカで先に、人気者になった。全然名前のない役者時代に テレビで共演した7才年上のオージー先輩役者デボラリー ファーネス(全然美人じゃない)と結婚して以来、ずっと離れたことが無いという仲良し夫婦だ。
このミュージカル映画は、演技を撮影した後、レコードしておいた歌を画面にくっつける従来のミュージカルの製作方法をやめて、演技と歌をライブで撮影している。そのため どの役者の歌も迫力のある臨場感に満ちている。
映画の最初のシーンに、みな度肝を抜かれるのではないだろうか。オーケストラの重厚な響きで始まる大スペクタクルだ。どでかい帆船を修理するために港のドッグに船を停留させるために何百人もの囚人たちが鎖につながれたままロープで船を牽く。ドッグの畝かと思っていたものが、船をひくロープでそこに豆粒のようにへばりついていたのは 疲れ果てた囚人たちだったのだ。ここでヒュー ジャックマンが歌う「囚人の歌」がすごい迫力だ。彼いわく、36時間水を飲まないで居ると、顔が4.5キロ痩せることが出来る。そうして自ら激しい頭痛と戦いながら脱水し、骸骨のような形相になってこのシーンを演じたのだそうだ。恐るべき執念。本当に圧倒された。
驚いたのは、コデット役のアン ハサウェイが、とても高い綺麗な声で歌っていたこと。娘のために痩せた体で、身を持ち崩し初めて体を売ったあとに歌う「I DREAMED A DREAM」(夢やぶれて)は、可哀想で不憫で 聴いていて自然に涙が浮かんでくる。でも、エプニーヌ役のサマンサ バークスには勝てない。彼女の歌唱力は本物だ。たった一人、片想いとわかっていて自分の愛した青年を見つめる けなげな純真さを「オン マイ オウン」で歌い上げる。その姿に胸がつまる。
ジャン バルジャンが富も名誉も地位も捨てて、身代わりに拘束された男を救うために名乗りを上げる決意を示す「WHO I AM」(おれは誰だ)も、すごく良い。もう怖いくらい。
たくさんの登場人物に繰り返し繰り返し歌われる「民衆の歌」は 本当に心に響く。貧しくて もう失うものなど何もない民衆蜂起の歌の合唱が、映画を観終わった後でもずっと頭の中で繰り返されて、忘れられない。
原作が良いので ミュージカルにしても、映画にしても人の心を打つ。古典作品だが 今でも人々は富める物と、何も持たないものとに分断され、厳しい生活の中でも、人は愛する人のために身を投じ、良心をもって良き人でありたいと念じて生きている。150年前に出版された文学作品だが、少しも古くない。今日でも全く新しい。
これだけ力の入ったミュージカルをほかに見たことが無い。2013年のアカデミー賞は、全部これにあげたら良いのではないだろうか。
監督はイングランド人です。
いや、役者配分は最高なんです。しかも実際に歌わせることで、ほぼ全編歌いっぱなしという大技を実現しています。特にアン・ハサウェイは素晴らしい。
それじゃあ何でこんな低評価かというと...トム・フーパーはフランス的革命高揚感を理解してないみたいなんですわ。
そもそもレミゼって作品の主題は、人間の尊厳を守るはずの法が逆にそれを踏みにじっているという現実、ジャベールみたいな人間がまるで弱いものいじめのように庶民の心を砕いてしまっているという状況描写です。法と正義の狭間に押しつぶされる人々が集まって革命に向かう時、そこにフランス的高揚感が生まれるわけです。ところが本作には、それがほとんどない。
原因はフーパー監督が主題を見誤ったことでしょう。男女愛は確かに原作にも書かれていますですが、それがメインデッシュじゃない。おまけに本来の主題とはあまり関係のない盗っ人夫婦のキャラが立ち過ぎて、革命メンバーの影が薄くなっています。
そもそも最初からして、司教様に助けられるまでの過程がまるでダイジェストです。おまけにこの時のバルジャンはただの乞食と化してます。違うでしょ。ビクトル・ユーゴーが言いたかったのは「パンが食べられない怒り」じゃなくって、「人間の尊厳を踏みにじられた怒り」でしょ。メシのための革命は、バルジャンが逮捕される遥か前にもう終わってるんです。そういう意味で、フーパー監督はやっぱりイングランド人でした。
彼はレミゼに手を出すべきじゃなかった。それこそマイ・フェア・レディの方が向いていたはずです。
これぞ名作 観て公開無し。
今までに何回も映画や舞台化されてきた不朽の名作である本作。
今回はヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウの二大名俳優を主役クラスに据えてミュージカルシネマでの登場。
オープニングの歌からして圧巻でした。
貶める訳では無いのですが、片手間役者が多い日本の俳優では到底出来ない映画です。
ミュージカルとしても素晴らしく、何度か拍手したくなりました。
重たい話で長めだがテンポが現代的で歌も上手い
100門(大砲の搭載数)はあろうかという座礁した大型帆船を乾ドックに引き込むため集められた大勢の囚人たちが、荒波を浴び“囚人の歌”を唄いながら何本もの太いロープを引くオープニングは圧巻で映画ならではだ。
続く“バルジャンの独白”も、ヒュー・ジャックマンの歌声は芯がしっかりしてよく通る。
バルジャンと運命の糸で繋がるファンティーヌが職場から追い出された嘆きを歌う“夢やぶれて”はこの作品の中で最も耳に馴染むナンバーだが、アン・ハサウェイが心の奥底からこみ上げるように切なさを吐露する。
このミュージカル、台詞のほとんどが歌ということもあって、ミュージカル特有の〈いきなり歌〉という突飛さがなく自然に歌に入るのが特徴だ。そして一切ダンスがないのが特異だ。
ほかに聴きどころは、青年マリウス(エディ・レッドメイン)への片思いを唄うエポニーヌ(サマンサ・バークス)の“オン・マイ・オウン”。なかなかの歌唱力だ。コゼット(アマンダ・セイフライド)とマリウスが互いの愛を打ち明ける“心は愛に溢れて”では、ラストにエポニーヌが被せてきて、これも聴き応えがあるナンバーだ。
人気も実力もあるスターを揃えて、しかも唄わせれば本職顔負けの歌声を聴かせるのだから、皆、芸達者だ。もっとも、生半可な才能ではハリウッドスターの座に君臨することはできないということだろう。
ちょっと残念だったのはジャベールのラッセル・クロウ。好きな役者の一人だが、バルジャンが真の悪人ではないと知ることで正義と罪の間で揺れ動き、信念が根底から崩れ去るいわば精神破綻へ突き進む歌にグッとくるものがない。押し殺した台詞の役が多いせいか、歌に声質が合わなかった。
パン1枚で19年も服役するというのは現代では考えられない話は古くさいが、人が正しく生きる道を何びとも犯してはならないというテーマは不変だ。だからこそ現代人も不運なファンティーヌや権力に抗って死にゆく学生たちに涙し、執拗なジャベールや身勝手な宿屋の亭主と妻は苦々しく思いながら観てしまうのだ。
舞台が観たくなりました!
すでに舞台で大絶賛のこの映画。
当然、期待度マックス!重厚感あるミュージカルでした。
批評家からはラッセルクロウの歌が賛否両論と言われてるようだけど、俺はそれなりにいいと思います。
絶望から希望と使命を見つけ出して、自分の人生を全うさせるジャンバルジャン。
数々の試練が涙を誘います。
特に、アンハサウェイの人生は悲し過ぎる…けど、それぞれの人生に救いをみいだせていると思います。
昔からミュージカル映画大好き。
ミュージカルっていうと踊りも欲しいかな…って思っちゃいました…。
けど、この題材で踊りは不釣り合いか…。
多分、舞台の方が数倍素晴らしいんだろーな。
生まれてよかったと思える感動作
今年のベスト。圧巻!原作は大好きだし、俳優陣が素晴らしいので、もちろん期待してましたが期待以上でした。最初から涙が止まらなかった。こんなに美しい話があるのでしょうか?余韻が素晴らしい。ヒュージャックマン、見事!彼の瞳、美しかったです。皆さんもおっしゃるようにアンハサウェイのあの歌は映画史上に残る名シーン。早速iPodにダウンロード。
綺麗な涙を流せます。人間の哀しさ、強さ、愛、愛おしさ、贖罪などを描いてます。いい意味でキリスト教的ですが、人間のテーマですね。百年以上前だからかけた作品かも。
人間賛歌、人生賛歌なんですね。
細かい解釈や理屈は不要。感性の映画、そして、観るものを選ぶ映画。
その人の感性、人生経験、人間のこさ、魂とわれます。苦労をした人ほど、響きます。
人間に生まれてよかった!生きてよかった!
ヒュー、ありがとう。
ジャンバルジャンが私の理想の男性像になりました。
曲もほとんど覚えました。
原作、再読します。
この映画が公開される時代に生まれて、よかった!ありがとう!
良かったねぇ
今年も何本か観たけど、一番良かったんじゃないかなぁ。
もう一回観たいなぁ。
ミュージカルは、好きでもないんだけど、この作品はミュージカルだからこそ良いんだろうネェ。
人の描き方も良いなぁ。
原作のストーリーがしっかりしてるのもあるだろうけど、配役や演技も素晴らしいように思うなぁ。
しぶとく、それが美しい
帝国劇場に通っています。ブロードウェイで二度観劇したり、舞台俳優さん達のコンサートにも行くほど、好きな作品。
場面展開が映画はとてもスムーズで、舞台特有の暗転やセット配置がなく息つく暇がない。さらに一幕の終わりの場面でも休憩できない。怒涛の展開。
持って回った説明的演出が皆無であっという間。
でも逆に慣れない鑑賞者にはキツイと思います。
登場人物の表情の捉え方は映画ならでは。天候の表現も映画の良さが非常に出ていて、感情にリンクしやすい演出。
逆に映画では、生声ではない、生演奏ではない、空気感の薄いハンデがあるが、丁寧にシーンを切り取り、シーン毎の主題が迫ってくる。
キャメロン・マッキントッシュの新曲、いいですねぇ。
身請けされたコゼットが安心して眠り、馬車に揺られながら決意を新たにするバルジャン。ここを加えてくるかぁ…。変化点にフィーチャー。
ガブローシュの胸に自分の勲章を静かに置くジャベール。変わることを殺されたと捉えるあのジャベールがっ!!
この作品は、役者に注目するのではなく、役者が何を表現しようとしているのか注目したほうがいい。そしてこの作品の魅力は、観るたびに、聴くたびに気づかされることが変わっていくこと。好きな役から入って行っても、他の役との関わりで意味合いが化学変化する。
この気づきの変化は舞台の方が起きやすい、キャストの違い、その日の間、声のトーンなどの提供側の不確定要素がふんだんにあるから。
しかしこの映画、当然ながら提供側の変化は起こせない。なのに、受け取り側の鑑賞者の気分や経験、最近気になっていることと言った違いだけで化学変化が起きる。凄いパワーを秘めている。
キッカケや理由はなんでもいいので、繰り返しの鑑賞をお薦めする。分かり切ったストーリーや場面展開なのに毎回気づいていなかったことに気づかされる。誰から教えられたり強要される訳でもなく鑑賞者は何かに気付く。それはその時の自分自身に気付くこと、そして静かに涙してしまう。
この作品はミュージカル「レ・ミゼラブル」の映画化
映画らしく撮っても、や歌いすぎ!と思う気持ちは分かりますが、ユーゴー作の「レ・ミゼラブル」ではなく、マッキントッシュのミュージカル「レ・ミゼラブル」の映画化なので、映画のほとんどを歌が占めるのは、ドラえもん映画にひみつ道具を出すようなもので…
出さなくても可能っちゃ可能だけど、魅力が大幅に下がっちゃいますよね。
ミュージカルの場合、舞台と観客なので、一期一会のパフォーマンスであったり、舞台に響かせる声量ある歌がメインになりますが、
映画の場合は、高解像度のカメラが逃さない役者の一挙一動や、舞台だと聴こえないようなくらい小さくても、ちゃんと演技して歌えるので、そういった役者さんたちの演技と、長年愛された歌がどうアレンジされているかというところがこの映画の見所だと思います。
自分も前知識なしで見に行きましたが、音楽に普段から慣れているので特に違和感なく感動し、そこから舞台、ミュージカル音源など聴きこみました。
ひと通りさらってから思うのは、やはり映画は映画の良さがあり、映画レ・ミゼラブルが傑作なのは間違いないです。原作やミュージカルの舞台が既にあったとしても、この映画単品で讃えられるだけの良さがこの映画にはあります。
(歌に抵抗のない)初見の人も、また長年ミュージカルを愛した人も納得して素晴らしいと思える映画を撮ることが、いかに難しいか。今までで一番配役が難しかったと監督がおっしゃるのもその通りで、ミュージカルにも充分活躍できるハリウッド俳優だけでなく、今まで歌をメインではったことのない俳優や、逆にスクリーンに出たことのないミュージカル俳優を積極的に登用する賭けをして、見事成功させたその手腕は本当に素晴らしい。
間違いなくミュージカルの映画化史上に残る名作です。原作とミュージカルが有名だからこそ半端ないプレッシャーがあった中で、何の不満も出ないほど見事に演じきったキャストの努力、そしてアン・ハサウェイの夢破れてやサマンサ・バークスのオンマイオウンなど、シーンだけで抜き取って絶賛されるような名演技を披露してくれたことに感謝して、ぜひ2013年のアカデミー賞で取り上げられて欲しいと思います。
まだ見に行ってないかたはぜひ一度映画館で!!行くときは、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のあらすじを読んでいくと余裕を持ってみれます。
ミュージカル映画
レミゼラブルのミュージカルが好きだったので映画版も見てみようと思い見てきました。映画はミュージカルをなぞっているという印象を強く受けました。その一方でミュージカルでは表現できない部分を映画では表現することが出来ているのでミュージカルよりも深く楽しむことが出来ると感じました。
ただ、ミュージカルを意識しすぎているという点もあり、カメラアングルがいまいちだな…と感じることもありました。せっかくなので、個人的にはもっと映画という点を意識して作品を作って欲しかったという思いが強く残りました。
最後が長く感じる
ミュージカルをそのまま映画にしたような作品ですが、あまり気にならずに集中してみれました。途中まで。ただ、これでもかってほど歌ってて本当にくどい。学生が決起して戦うところが見所。そこまではすごくいい映画だなっておもったんですが、そこからエンディングまでが長かった。もっと映画らしく作っても
歌に次ぐ歌のオンパレード
過去にミュージカル映画で「シカゴ」や「オペラ座の怪人」などいろいろありましたが、
ここまで歌うシーンが多いのは予想してませんでした。
90%いや95%くらい?いやもっとか?
それくらいほとんど間髪いれずにこれでもかという歌また歌の連続・・・
話の内容とか特に予習してから観に行ったわけではなかったので、
あまり知っている歌もなかったし、
「またそこで歌うかー」な感じで自分はお腹いっぱいでした。。
途中、オリジナルの曲が入っていると聞いてはいましたが、
どれかはわかりませんでした。
ジャンバルジャンがパンを盗んでつかまるシーンから始まると思いきやそうではなく、服役のシーンから始まるし。
見所というか話題になっていたアンハサウェイが髪を切ってしまうシーン。本番でホントの地毛を切ってしまったらしいですが、
編集されてしまったせいか自分はなんか後味が残る。
ここのレビューもそうですが劇場内も女性客が多かったですね。
けど、ヘレナボナムカーターはこうゆう役非常に合ってますね(笑)
ミュージカル映画らしいミュージカル映画!
セリフの99.9%が歌!
舞台版を観た事はないが、
まさに舞台をそのまま
映像化した様な作品。
楽曲も印象的で、
同じ曲で歌詞を変えてたりや、
キャラや情景に合わせた
テーマ的なもので構成されてて
わかりやすかった。
しかし話の流れ上、
説明不足であやふやに
流した部分も少々。
最近ではオバカ芸人的ポジションに
いるサシャ・バロン・コーエンが
まともにミュージカル役者してたのが
驚きでした(笑)
ちなみに『レ・ミゼラブル』
とは【悲惨な人達】
って意味らしぃ。
12/28(金)
[W.M.C.新百合]
20:50〜のレイトショーにて鑑賞。
絶対映画館のスクリーンで!お正月はこれで決まり!
俳優達のセリフにメロディーとリズムが付いて唄い出して、急に踊り出す様な動作がどうしても不自然に見えしまうので、ミュージカルは根っからの苦手という方には向きませんが、それ以外の映画ファンには、この作品は絶対お薦めです!
舞台でミュージカルを観られてライブでなければ嫌だと考えておられた方にも、この映画なら決してもの足りなく、嫌になる事無く最後まで、みんなにそれなりに満足してもらえる最高のクリスマスプレゼントになった映画だと思うのだけれども、みなさんはどんな感想をお持ちだろうか?
個人的な事だが、私はこの映画を、公開初日のレイトショーの始まり10前に映画館に到着して座席購入したのだが、シネコンのチケット販売のお姉ちゃんが「あいにく、お席の空席が前の方に僅かしか残っておりませんが、よろしいでしょうか?」と言うので、私もにっこり笑顔で、「はい、結構です、ガラ隙の映画ばかりが、最近多かったので、このお正月映画が大ヒットすると良いですね!!」と言うとチケット販売のお姉ちゃんの後ろにいたマネージャーらしき人がにっこりと笑顔で微笑まれたのが、何だかウキウキ気分を倍増させてくれて、楽しい気持ちで、本当にリラックスして映画を楽しむ事ができました!
この物語は学生時代には、必ず学校の指定図書として選ばれるお話しで、読書感想文の課題作として感想を書かされる物語だから、きっとストーリーを知らない人はいないだろうし、舞台でも有名な演目だし、映画でもお馴染な作品で、日本でも超有名な文学作品のリメイクを今回は、ミュージカル映画作品として映画化するのだから、そこにはスタッフ及び、キャストであるこの映画関係者にとっては有名なだけに、やり難く、プレッシャーの重く圧し掛かる大仕事であった事だろう。
そして、今回は全編作品の唄を同時録音していると言う点で、俳優陣の熱気が直に映画の画面に封印された様に迫力満点の画像がスクリーンに蘇っている点でも、是非とも映画館の大画面で観て欲しい作品だ!
そして大勢の人達と一緒に、空間を共有しながら作品を楽しんで感動を共有してもらうのがこの映画を一番楽しく映画を観られる最高の方法だろうと思う!
終映は夜の11時を過ぎていたにも関わらず、エンドロールの終わりまで殆んど席を立つ観客もいませんでした!
しかし俳優と言う職業は大変ですよね!こうして歌も立派に唄えなければならないのだから、どれ程特訓をうけたのか!「英国王のスピーチ」で国王がスピーチの為の発声の特訓を受けていた場面とダブって、アン・ハサウェイやヒュージャックマン達俳優陣がトム・フーパー監督の前で唄の稽古をしているシーンが目に浮かぶ様で可笑しかった!!
それにしても、この監督は人を楽しませるツボを心得ているようだよね!アカデミー賞受賞後の作品では尚更失敗は許されないから苦労しただろうが、この作品を観る限り彼はこれで一発屋では無く、本当の大物監督の仲間入りが果たせたと思う!
素晴らしいとは思うのだが…
脚本も映像も歌も良いのですが…正直、ミュージカルである必然性をいまいち感じませんでした。
あと、この映画は、正義やら革命やらを賛美してるのでなく、人間の尊厳と意志を連綿と繋いでいく尊さを描いたものと思います。
こらえきれない位の感情が沸いてきた!
とても良かった!泣けます。
自然なメロディーと俳優の声がマッチしてて違和感ありません。
ミュージカルはちょっとと、思ってる人も、全然いけると思いますよ!
日本の若者は、元気がないと言われていますが、この作品を見て自分も、もっと自己主張してもいいんじゃないかって思いました。フランスの高い水準の福祉は、フランス国民自身が勝ち取った物であるんだと実感しました。
もう一度、映画館に行こうと思います。
2回目は、一人でゆっくり行こうかな(。・_・。)
見てきました☆星三つです!!
最近の、見て何も残らない映画とは確実に違います。レミゼラブルを読んだ人も読まない人も、心に響く映画です。アン・ハサウェイが素晴らしい。歌声もすべて演者さんが歌っていて吹き替えなし、それが魂を揺さぶられる。もう少し見ていたかった。長くは感じません。
全ての政治家に観て欲しいと思いました。「この世に貧困と無知がある限り、この小説も無意味ではないであろう」と書き残したユゴーの、魂の叫びを日本の為政者にも感じて欲しい。今の日本に決して無縁ではないテーマです‥。
エポニーヌ役の女性が、最も役に近かったと思います。完全にエポニーヌでした。歌声から目の表情に至るまで。
年末にこの映画を観れて良かった。人がなんであれ、環境がなんであれ、世相がなんであれ、人間として正しく生きたい。あの、彼らと一緒に、最後に正義の旗を振っていたい。そんな気持ちになりました。
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