劇場公開日 2013年2月9日

脳男のレビュー・感想・評価

全132件中、121~132件目を表示

4.0俳優「生田斗真」ってイイね。

2013年2月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

同時期に上映されている洋画を見なくてよかったと思えた映画。
特別すごい展開があるわけではないが、脳男のキャラクターがおもしろかった。

マイナス面としては、テロ事件の犯人の過去をもっと知りたかったこと。それがあればもう少し長くても見ていられただろう。
もうひとつ。その犯人が天才的すぎるというか何でもできすぎる。都合がよすぎる場面もチラホラ見られる。

それらを差し引いても見る価値は十分にあると思う。できれば劇場で。

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tranquility

3.5松雪が主演って感じ…。

2013年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

松雪泰子、こういう役いつもはまってますね〜。
苦悩を抱えながらの台詞回しは、この人の声のトーンがピッタリはまりますね。
物語も猟奇殺人ベースで面白かったです。
‘犯人が誰’というよりはヒーロー対悪人の構図をクッキリさせてくれているからただただ単純にハラハラドキドキ見ることができました。
生田斗真といい、二階堂ふみといい、若い俳優さんなのによくこんな役やったな〜、と。
江口洋介はただ、がなり立てているだけでちょっとうざかったかな…。
仲間が容赦なく殺されちゃうのは日本映画にない潔さ。
普通以上に面白かったです。

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peanuts

4.0テレビドラマにした方が

2013年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

良かったんじゃないかと思ったり。。。

原作は知らないのですが、もっと色々と脳男と敵役の戦いがみたかったなぁ。

主役の脳男より、敵役が気になってたのですが、二階堂ふみさんだったんですね。あのメイクじゃ分からんかった。

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ぐるもこ

3.5それでも人は、人の感情を信じたい

2013年2月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

巷を脅かす連続爆弾テロ。
容疑者として捕まった一人の男、鈴木一郎。彼は驚異的な頭脳と身体能力を持ちながらも、人の感情が一切無かった…。

邦画にしては珍しいハードなバイオレンス・サスペンス。グロい描写もあり、全国公開の大手映画会社の作品にしては天晴れ。見世物的な「悪の教典」とは訳が違う。
韓国サスペンスや園子温作品を見慣れていると物足りない部分もあるが、邦画もいよいよハードなバイオレンスに目覚めた?

実は、あまり予備知識無しで鑑賞。
なので一番驚いたのは、生田斗真は犯人じゃないんだ(笑)
犯人はサイコな女の子。あちこちの映画雑誌にも普通に書いてあるし(笑)
脳男とサイコな爆弾魔の戦いに、脳男の過去と脳男から感情を引き出そうとする精神科の女医の苦悩が複雑に絡む。

一切の感情を排され、祖父から「この世の悪を殺せ」と叩き込まれて育てられた脳男は、言わば殺人ロボット。
いくら手を下したのが極悪人ばかりとは言え、人を殺めた時点で人殺し。罪は罪。
爆弾魔も似た境遇を持つが、犯行を快楽として行う爆弾魔とは決定的に違う。
無い感情の奥底に眠る本当はあるかもしれない感情を信じ、彼をそうした過去が哀しい。

生田斗真が熱演。イメージを一新させるダークな役を演じきり、唯一認めるジャニーズの演技派だ。
松雪泰子も、自らの過去と脳男の境遇に葛藤する精神科医を、ほんのり色気も漂わせて演じる。
圧巻は二階堂ふみ。イッちゃってるサイコな爆弾魔を怪演。ただ可愛いだけじゃなく、これからも楽しみ。
二階堂ふみが出てるので、染谷将太も出演。出番は少ないが、印象と衝撃を残す。(それにしても、この二人はもはやコンビか?)
江口洋介はいつものクールな雰囲気とは違うワイルドな刑事を熱く演じていたが…一人だけちょっと浮いてたかな?

ツッコミ所やご都合主義も少々感じるが、ハード路線を一貫し、おセンチになり過ぎないモヤモヤとした感が残る締めくくりも悪くない。
今年は邦画に大型サスペンスが多く控えているが、その一発目、なかなか楽しめた。

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近大

3.5ダメな人には見ていてつらくなるかも

2013年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

グロさは大丈夫でしたけどダメな人にはダメですね。
だけど映画館は生田くん効果なのか女性多かったような(中高生いたので大丈夫かと思いました)。
生田君は演技力の高いジャニーズの一人なので無表情なのはもったいないなと思ったが,後半の足をひきずっての演技は素晴らしかった。体しぼったのを露骨に出して女受けとらんでも...とは思ったが。あともっと前髪あげてくるっても良かったのかと。かっこよすぎです。
江口さんは濃すぎた。あの髪形も,んー目立ち過ぎな感じが...。もうちょっと若手起用でも良かった気が。
松雪さんは前半演技が熱過ぎだなと思ったけど後半の精神異常シーンなどは高評価だった。女の色気もチラリズムかかってて良かった。
ふみちゃんは本当に何にでも適応できるなと絶賛です。染谷くんとの絡みあっても良かったのではと少し思いました(今までの二人の作品をみると息がぴったりなので)。
全体としては良かったです。キングクリムゾンの主題歌は挿入歌で使っても良かったような。
同じキャストで別の作品もみてみたいです。

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kmkmacek

5.0面白かった

2013年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

これは映画館で観て欲しい作品でした。凄く面白かったです。原作も昔に読んでいたのですが、映画のアレンジが上手く、エンタメ要素が膨らんでいて始まりからがっつり引き込まれました。生田斗真くん演じる脳男、素晴らしかった。感情が欠落してるロボットのような男だけどどこか気品があり、容赦無く極悪犯を殺める時のギャップ、脳男の辿ってきた人生がわかるに従って自分の中にも深い哀しみが膨らみ涙していました。生田くん筆頭に若い役者の演技が凄く良かったです。二階堂ふみさんの狂いっぷりも見事で本当に怖かった。人によって神と言う存在は様々で悪とも表裏一体な感じに鳥肌が立ちました。ラストまで前のめりで見入ってしまう映画です。衝撃のラストを見て脳男のダークヒーローっぷりにスカッとしました。最後の脳男の表情が印象的です。そこでキングクリムゾン!鳥肌です。超オススメ!もう一度観たいです。

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niko

4.0灰色で皺だらけの善悪の境界線

2013年2月10日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

爆破シーンや挿入歌が強烈な予告編や、同監督の『犯人に告ぐ』が好きだったので楽しみにしていた映画。
なんだか江戸川乱歩の小説みたいなタイトルだなあと思っていたら、
実際に江戸川乱歩賞を受賞した小説の映画化だそうで。

結論。重いが面白い!
グロテスクなシーンも多いので注意だが、混沌として、
情け容赦の無い超ヘビー級バイオレントサスペンス。
爆破シーンもスゲエ。

まずは役者陣について。

二階堂ふみ、どうした。非常にお狂いになっておられますが大丈夫ですか色々と。
小さな体で強烈な存在感。人の理解を拒む邪悪で虚無的で
荒唐無稽なキャラだが、本作の中では浮かずに現実の存在に見えた。

松雪泰子も頑張っている。ひたすら耐える展開ばかりなので
なんだか可哀想になるが、芯の強さも感じさせる。
染谷将太も短い出番ながら重要な役所。あの曖昧な表情がいい。
石橋蓮司、夏八木勲らベテランも相変わらず強烈。
江口洋介は……も少し体温を下げて演じても良かった気が(笑)。

そして主演、生田斗真。
均整の取れた顔立ちと肉体、マシンのように統制された所作。
白磁の人形のように冷たく不気味な印象を残すだけに、
ほんの僅かに『人間』を感じさせる、微妙な表情の変化が活きてくる
(個人的にはもう少しささやかな変化でも良かったと思う)。

彼が最後の最後に見せた表情には「あ、」と声を上げそうになってしまった。
敵も味方も傍観者も情け容赦なく殺され、何を信じて良いかも分からなくなる混沌の中で、
あの表情だけが唯一の救いだった。

難を言うなら、
『似通った境遇の怪物2人の対決』という図式をもう少し強調して欲しかったかな。

つまり、爆破犯・緑川の背景が深く描かれない為、
鈴木一郎と対になる存在(劇中の言葉を借りるなら“蛇の双頭”)としての
存在感が不足してしまったと思う。演技・演出が良いだけに、惜しい。
また、『鈴木一郎の解明』というサスペンスに比重を置いた分、
『連続爆破犯の追跡』というサスペンスが弱まってしまった点も残念か。

だが、大満足の4.0判定!
人に人を裁く事/更生させる事が出来るのか?
人の善悪を他者が見抜く事など、果たして可能なのか?
善悪の境界という、灰色で皺だらけの曖昧な領域。
誰も信じられなくなりそうな無慈悲で混沌とした世の中。
だがそれでも、彼のようにどこかに暖かい心は残っていると思いたいもんです。

<2013/2/9鑑賞>

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浮遊きびなご

3.5“違和感”の正体は・・・。

2013年2月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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ひまじん三太

5.0良かったです!

2013年2月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

グロいの苦手だけど・・・
怖い物見たさで見に行った脳男

いや~良かった!面白かった!
正視に耐えられないシーンもあるものの
目をつむれば大丈夫!
でも、話の中身に引き込まれるよ~

後半はドキドキのシーン満載!

生田斗真さんの熱演・・・と言っても静かなる怪演
脳男の悲しみ、そして圧倒的な美しさ!

思わず抱きしめたくなります

一見の価値アリ!おすすめです!

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桂

4.0そもそも人間なんざぁ他人の血肉の破裂を望む生き物

2013年2月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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全竜

5.0すごい!!

2013年2月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

正直江口洋介や生田斗真見たさに鑑賞したのですが・・
とにかく凄い!!

殺人シーンなどグロテスクなシーンも多いですが・・(-_-;)

話が進むにつれてわかってくるそれぞれの事情
感情を持たない人殺しロボットが一人の女性のおかげで
変化していく様子・・

最後まで目が離せないとはこのことだなぁと思わされました。

もう一度見に行こうと思います。

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noooko

3.5どんより・・・

2013年2月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

優れた身体能力と頭脳を持ちながら、
生まれつき感情を持たない通称"脳男"を、
生田斗真が、
目の奥に哀しみを宿しながら体現。

観ていてツラくなるほどの存在感で強く印象に残る。

映画そのものは
アクションシーンの臨場感が目を惹く程度で、
だらだらとしたスピードのドラマパートが平板。

緊張感にも乏しくて奥深い絶望が届いてこない。

終盤、
先生と刑事が直面する無力感が半端なくて、どんより。

それだけが全身を満たして疲れる。

非道ばかりが目立っていてイヤな感じ。

"脳男"に救いを・・・

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AKIRA