すべり台

劇場公開日:

解説

「Jam Films」の第3作、シリーズ1作目に参加した監督たちが人選した7人のクリエイターによるショート・フィルム集「Jam Films S」の中の一作。少年と少女の未熟な愛の形を描いた短篇コメディ。監督は『ウルトラマンネクサス』の阿部雄一。阿部監督の原案を基に、『脱がされた水着』の元優が脚本を執筆。撮影を「丹下左膳 百万両の壺」の津田豊滋が担当している。主演は、「北の零年」の石原さとみと映画初出演の柄本時生。

2004年製作/18分/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2005年1月15日

ストーリー

転校を明日に控えた小学6年生の夏美は、公園のすべり台の下で、同級生の且人を待っていた。7年前、すべり台から彼を転落させたことを謝るつもりで。少しして公園にやって来た且人、ひとつだけ言う事をきくと言う夏美に対し、彼はセックスを要求した。果たして、あっさり受け入れる夏美だったが、ふたりはどうしていいか分からない。そこで、夏美は想い出を作ろうと彼とキスしようとするのだが…、そこへ、母親から寿司を食べに行くと言う電話が入る。思い出なんかそっちのけ、彼女は家へ猛ダッシュ、一方の且人もアニメの放映時間が迫っていたことに気づき、家へ帰って行くのだった。その一部始終を公園の片隅で窺っていたひとりの男は、呆気無い結末にただただ脱力するばかり。

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