さすらいのカウボーイ<ディレクターズ・カット版>

劇場公開日

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解説

1971年に公開され、興行的にはふるわなかったものの熱狂的なファンを生んだピーター・フォンダの初監督作。デジタルリマスタープリント、ディレクターズカット版(91分)としてリバイバル上映された。

2001年製作/91分/アメリカ
原題:The Hired Hand
配給:クレストインターナショナル

ストーリー

コリングス(ピーター・フォンダ)が年上の妻ハンナ(ヴァーナ・ブルーム)と幼い娘を捨てて荒涼たる放浪の旅に立ってから7年の歳月が流れていた。コリングスはいま、ハリス(ウォーレン・オーツ)とダン(ロバート・プラト)とトリオを組み、夢の国カリフォルニアを目ざして旅を続けていた。しかし、7年間の放浪生活はコリングスを一人前の男に仕立てあげ、彼はようやく、旅の魅惑に疑問を感じ始めていたのだ。すでに40の坂を越したハリスはコリングスの気持ちが理解できたが、若いダンは当然強く反発した。3人が食糧を求めて入ったデル・ノルテという寒村はマクベイ(セヴァーン・ダーデン)の支配下にあったが、3人は久しぶりの歓楽に酔った。ところが、女を求めて夜の街へ飛び出したダンが重傷を負って帰ってきて、すぐにコト切れた。マクべイは、ダンが自分の妻を襲ったので撃ったと明言した。マクベイが、ダンの馬を狙って仕組んだ罠だと察した2人は、マクベイの家を襲ったが致命傷を負わせるには至らず、村を逃げだした。コリングスの気持ちは決まった。今こそ自分の家族のもとへ帰るべきだと悟ったのだ。ハリスも同行を決意した。2人はハンナの農園へたどりついた。娘のジェニーもいた。コリングスは過去を詫びた、がハンナは何よりも現実の厳しさが身にしみていた。コリングスとハリスは雇われ人として納屋をあてがわれた。2人は夢中で働いた。次第にコリングスに心を開くようになったハンナを見て、ハリスは黙って旅立っていった。コリングスはこの生活を守ろうと必死になって働いた。ある日、1人の流れ者が農園を訪れ、ハリスの指が入った包みを渡した。あのマクベイのおびきだしだ。コリングスにとって選ぶベき道は2つに1つだ。コリングスはハリスとの放浪の旅を思い出していた。そして家庭を思いやった。瞬間、コリングスの心は決まった。ハンナの引きとめるのもきかず、コリングスは馬をひき出し、デル・ノルテへ向かった。デル・ノルテで罠を張ったマクベイとの撃ち合いで、コリングスはあっけなく死んだ。何日か経ち、コリングスの帰りを待つハンナは、今日もポーチで豆の皮をむきながら遠くから馬に乗ってくる男の顔にじっと目をこらしていた。

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映画レビュー

3.0待つのは辛いさ

2020年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

幸せ

男はいつも待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれてとは松山千春さんの歌詞

待つ女の気持ちがストレートに響いてくる
男がアメリカに生まれたなら思うのは
あの丘の向こうはどんな景色なのか、あの山脈の向こうにはどんな街があるのか
どれだけ走ったら夢のような世界が広がっているのだろうか
そんな事ばかり考えてしまうのでしょうね
分かりますよ、私も一緒です だから育った家を出てずっと離れた街で一人で暮らし始めましたからね
不安に思ったことは一度も無かったな
ただこの先自分はどうなっていくのだろうとぼんやり考えたりした事はあったかな
待たせている女の子も居なかったしあの頃が1番自由に生きてたように思えるけど自分の中じゃ生活することでいっぱいいっぱいで「自由」を満喫した事なんて無かったな
今にして思えばやりたい事はたくさんあったのにめんどくさいとか疲れたとか天気が悪いだとか言って今よりもずっとずっと怠けてたと思う
今からでも遅くないのかも と、ついつい考えてしまうのは昔から変わらないな
あの山や海の先の先へ行ってみたい、ずっとずっと時間をかけて旅をしてみたい
帰る頃にはもうもう待つ人は誰も居なくたって良い
なんて気分になってしまったよ

昨日の8月16日はピーター・フォンダの命日だったのですね、1年前の昨日です。

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カルヴェロ1952ll

3.5自然体で飾り気の無いあるがままの姿が美しい異色の西部劇

2019年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

ピーター・フォンダ監督・主演。

独特な映像演出が印象的な作品。自然や景色の美しさが強調されていて素晴らしい映像美だった。それに加えて劇中で流れる美しいギターメロも映像に絶妙に合っていて、完成度の高い世界観だった。どこかノスタルジックな世界観で印象に残る。

ストーリーはシンプルだが、飾り気が無くリアリティに溢れた味のある内容だった。特に夫婦のやりとりはリアリティがあった。そしてクライマックスの銃撃戦は西部劇らしいキメた格好良さは無く、飾り気の無いあるがままの姿が素晴らしかった。そこはやはりピーター・フォンダ監督らしくアメリカン・ニューシネマらしさを感じた。

役者陣の演技も素晴らしかった。特に妻役のヴァーナ・ヴルームの飾り気の無い演技は素晴らしかった。そしてウォーレン・オーツの優しさがにじみ出た演技も素晴らしかった。そのオーツ演じるアーチとフォンダ演じるハリーの友情もこの作品の見どころのひとつ。

自然や景色の美しさと、キャラクター達の自然体で飾り気の無いあるがままの姿が印象的な、異色の西部劇だった。

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アントニオ・バンデラス
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