リターナー

劇場公開日:

リターナー

解説

「ジュブナイル」の山崎貴監督の長編第2作で、裏社会の仕事人が未来からやって来た少女と出会ったことから地球の命運を左右する戦いに巻き込まれていく姿を、スピーディーなガンアクションとワイヤーワーク、斬新なVFX映像で活写したSFアクション。

2002年。闇の取引からブラックマネーを奪って依頼者に送り返す「リターナー」のミヤモトの前に、2084年からタイムスリップしてきた少女・ミリが姿を現す。2084年の地球は宇宙人・ダグラの侵略によって人類存続の危機に陥っており、ミリは地球にやって来た最初のダグラを抹殺するため2002年に送り込まれたのだった。やがて2人の前に現れた最初のダグラを巡り、ミヤモトの宿敵で裏社会を支配しようと目論む溝口との激しい攻防が繰り広げられるが……。

リターナーのミヤモトを金城武、未来からやって来たミリを「ジュブナイル」に続いて山崎監督とのタッグとなる鈴木杏、ミヤモトの宿敵・溝口を岸谷五朗が演じた。2024年11月、山崎監督のデビュー25周年を記念して4Kデジタルリマスター版で公開。

2002年製作/116分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年11月29日

その他の公開日:2002年8月31日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第26回 日本アカデミー賞(2003年)

ノミネート

助演男優賞 岸谷五朗
助演女優賞 樹木希林
新人俳優賞 鈴木杏
話題賞 作品部門/俳優部門 鈴木杏
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映画レビュー

3.5MRX+T2+BTTF+E.T.+LEON

2024年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

銃による戦闘が得意な黒いロングコートの男が、未来から送り込まれた少女と行動を共にし、地球に来た宇宙人と接触し、最後は….

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Kei6

3.0好きなものを詰め込んで作り上げた?

2024年12月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

お気に入りの映画の要素をすべて詰め込んで、使いたいカッコいい俳優使って映画作っていいよって状況を与えられたら、こんな感じになるのだろうか。 90年代前後?E.Tとかブレードランナーとかターミネーターとかマトリックスとか、その他、印象的なわくわくさせる映画がたくさんあって、アート系やドラマ系でも、ウォン・カーウェイの映画なんかも人気だったり。 その当時にわくわくした世代または、まあ、そこそこその時代の有名どころ知ってる今の若い人が見ても、わあ、これって、あれじゃん!!!みたいなポイントがありまくって、この映画の印象は、他の人も言っていたが、パクリコレクション。堂々と。 ヲタクが好きなもの詰め込んだ映画作っていいよってのを体現したような。 感動の、お迎えシーンみたいなのでも、笑いそうになってしまって、涙出た。 主人公金城武じゃなくてもいいんじゃないかって思ったが、マトリックスみたいな衣装似合って、あんちゃん風もあって、カッコいい俳優、日本人ではなかなかいないしな。 彼にとって日本語外国語だし、映画設定でもそうだったから、日本語ぎこちないのはしかたないのだが、そのせいか、日本人が海外の映画に出てる時みたいな?なんか演技の硬さがあった。が、まあ、立ってるだけでもカッコいい!雨に濡れて走ってるだけで、フォトジェニックなので、金城武ファンの心は満たせる。 女優さんの演技も、最初は、あー、日本の映画の演技って感じって思ったが、全体通してみて、これ、女優さんもなかなか大変だっただろうな、一生懸命やってるな、と感心した。 悪役の演技が、うまいけれど典型的な悪役像で、目新しさがなかったけれど、役割は果たしていて、足りなくはなかったから、十分なんだと思う。樹木希林の役も普通にいいし。 詰め込み加減も、俳優の演技も、すべて足りなくはなくて十分で、観る方も、場面に合わせて、どうなるんだろう?って思って物語に没入できるし、 最後も納得できる終わり方だったので、普通に映画としてちゃんとできてる作品だと思う。 途中で、ん?あー、もしかして、って思ったことが、あーやっぱり、ってなるのは、快感。 実は、そうではありませんでした、っていう要素や、こうなるのかって思ったらそうならなくて、ああよかった、とか、物語も工夫されてるところあったと、あとあと思った。ひねくれてはないけれど。 最後の方で旅客機が現れた時に、擬態型ってのが、個人的には、うっわあああああ、、、のマックス。ネタバレにしないで説明するの難しいな。 パクりまくりに失笑して軽く疲れた。しかしそれなりによくできてると思う。 なぜか、人にも、観てみて…って勧めたくなる。パクりまくりについてと、金城武カッコいいっていうことについて、共感しあいたいからか。それにしても、宇宙人が傑作だった。宇宙人と対面した時の主人公たちの様子、面白かった。 宇宙人の指の動きも注目してしまった。

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しゅま子

4.5ちょっと重いテーマが隠されていた

2024年12月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 3件)
やきすこぶ

4.0バランスのいいSF

2024年12月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2002年の日本を舞台にしたSF。 2000年前後って、ちょっと日本や中国台湾などのノスタルジックな雰囲気の映像が流行っ出たと思うんだけど、それがうまい具合に映像に活かされてた。 それがVFXとうまい具合にバランスとって作られてたのが見事。 で、SFって映像にほぼもっていかれてストーリーが雑なことも多い中、ストーリーもきちんと描かれてた。 ちょっとしたコメディ要素も良かった。 最後にしっかりと疑問に思ってた箇所も回収されてて満足。 役者さん達もいいねー! 岸谷五朗さんはほんといろんな役できる俳優さんですよね。 鈴木杏さんも良かった。 金城武さんはこの時代以降、姿を見かけないので久しぶりに見られてよかった。 アクションもすばらしい。 ビジュアルが大好きで、そもそもそれを見たいがために今回鑑賞したんだけど、やっぱりかっこいいね。 母国語を日本語としないせいもあるのか、本人の個性なのか、ちょっと緊迫感のない台詞回しではあったけど(私にはそれが癒された)、それが作品の中のキャラの優しさみたいになってて良かったかも。 鑑賞してるとき、マトリックスやらターミネーターやら、E・Tやらが頭の中よぎったりしてたけどそれは私だけかな…。

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ゆの

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