殺し(2000)
劇場公開日:2000年11月4日
解説
殺し屋としてスカウトされたリストラ・サラリーマンの姿を描いたドラマ。監督・脚本は「一週間 愛欲日記」の小林政広。撮影監督に「BOOTLEG FILM 〈海賊版〉」の佐光朗があたっている。主演は「AUDITION」の石橋凌。第53回カンヌ国際映画祭監督週間、第22回モスクワ国際映画祭正式出品作品。
2000年製作/86分/日本
原題または英題:Koroshi
配給:ミュージアム
劇場公開日:2000年11月4日
ストーリー
雪に閉ざされた北の町。3ヶ月前にリストラされたことを、未だ妻の和子に言えずにいる浜崎は、出勤するふりをしては時間を潰す日々を送っていた。そんなある日、彼は殺し屋のスカウトマン・市原に声をかけられ、殺しの仕事を引き受ける。めは戸惑う浜崎であったが、一度成功すると労働意欲がわいてきて、市原に仕事を要求するようになる。ところが、彼の元上司の下條が標的になった時、さすがの浜崎も躊躇した。結局、仕事は果たしたものの、浜崎はそれを機に殺し屋稼業から足を洗うことにする。だが、彼もまた別の殺し屋に撃たれてしまう。実は、和子が夫殺しを依頼していたのだ。