ヨハネスバーグ・レイプ・ミー

劇場公開日:

解説

文化的・政治的にも“レイプ”されている南アフリカの現状を、演劇的ドキュメンタリーの手法を用いて告発した一編。「アムステルダム・ウェイステッド!」はじめ、オランダを拠点にラジカルな表現活動を続ける新世代の映像作家イアン・ケルコフ監督作品。脚本はケルコフとピーター・J・モリス。撮影は「獣のようにやさしい人」に続きユースト・ファン・ゲルダー。録音はフォッケ・ファン・サネ。出演はエリック・ミイェニ、マシュー・オーツ、グスタフ・グラス、ビル・カリーほか。16ミリ。

1996年製作/71分/オランダ
原題または英題:Nice to Meet You, Please Don't Rape Me!
配給:スタンス・カンパニー
劇場公開日:1999年6月22日

ストーリー

ネルソン・マンデラが大統領に選出された1994年総選挙下の南アフリカ、ヨハネスバーグ。黒人、アフリカーナー(主に南アフリカ在住のオランダ系白人のこと)の白人、西欧人を代表する3人の男のディスカッションが繰り広げられる。いまなお消えぬアパルトヘイトの抑圧、83分にひとりの割合で女性がレイプされているという暴力的な現実、さらに南アフリカを取り巻く西洋の精神と言語による、“レイプ”等々、問題が俎上に乗せられ、男たちは替え歌の“レイプ・ソング”を歌い踊る……。

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