リングのレビュー・感想・評価
全73件中、41~60件目を表示
私の好みにピッタリな映画でした。
観ると1週間後に謎の死を遂げる謎のビデオを巡り、主人公と元夫が奔走する物語。
元々ホラーが苦手でサスペンス好き。真田広之出演映画として鑑賞。私のような人間にはドンピシャな映画でした。
つまりホラーとしては、まったく怖くはないです。
逆に、サスペンスとして秀逸に感じます。過去の貞子の悲劇を交えながら、主人公達がビデオの真相に迫るストーリーはテンポもあり、観るものを引き寄せます。
クライマックスも驚きのある展開で、納得感がありました。
もはや怖くない
公開当時ではなく最近観たからだろうか、全然怖くもないし面白くもない。貞子がTVから出てくるところも公開当時に観ていれば結構ショックだったかも知れないが、いま観ると「ああ、これか」くらいの感想しかない。映画としての稚拙さと、松嶋菜々子の下手くそさが目につくだけ。要は映画としての耐久性がないのだ。駆け出し時代の竹内結子の恐怖歪み顔が拝めたことくらいが収穫か。
原点
アマゾンプライムで久々に鑑賞。
これを3とかにしてしまうと、ほかのホラーがそれ以下になってしまうので、
甘めに採点。
いま改めてみると、映画館で見た当時の怖さはさほどない。
もちろん子供だったというのもあるけれど、
一番大きいのはネタバレを食らっているということ。
「貞子がテレビから出てきて呪い殺す」
これを知っていて見るのと知らずに見るのでは、
緊張と緩和の度合いがまるで異なる。
公開当時は井戸から這い上がった時点でのろいは解けたという安心感からの、
貞子登場という性格の悪い流れ。
晴れやかなエンディングに見えて、
妙にまとわりつく違和感からの貞子、
そして母親の呪いにも似た愛情。
そういったものが前知識なしで連打された当時は、
複雑な感情、つまり恐怖だけではない感情から、
なんとも気持ちの悪いものを見たという印象でした。
今の世代が、半ばギャグ化された貞子の知識を前提に、
この映画を見てしまうことは、すごく残念だと思います。
とはいえ、演出などはやはりJホラーという言葉が生まれた原点のようなもので、
見て損はないかと思います。
伝説の始まり
今までゆるキャラになってみたり、Tiktokで踊ってみたりとすっかりネタキャラとなってる貞子さん。でも一番最初の本作ではしっかりホラーしてました。でもホラーというよりサスペンスかな?1週間っていう猶予があるのが、サスペンスを盛り上げます。
やっぱりテレビっという日常に普通にあるものから恐ろしい怨霊が出てくるっていう所が当時新しかったのではないでしょうか?テレビって生活の一部ですしね。そこから逃げられない呪いが来るって嫌過ぎる!
本作で一番最初に車の中で亡くなったカップル。当時はスマホ無かったでしょうし、貞子さんは何処から出てきたのでしょう?ナビかな?となると、貞子さんは狭い所からも出てこれるって事ですかね?そう言えば当時はブラウン管だったからまだしも、現代の薄型テレビだと隙間なくって出てくるの難しそう。4Kだと貞子さんがくっきりはっきり綺麗になったりするのでしょうか?
と、様々な疑問は残る訳ですが、本作はその後20年以上も続くコンテンツの幕開けであり、ジャパニーズホラーの旗手として日本の映画史にその名を刻んでいる事は間違いないでしょう。
竹内結子と佐藤仁美でてたんだな知らなかった。 こんな若い二人を見る...
竹内結子と佐藤仁美でてたんだな知らなかった。
こんな若い二人を見るのはなんか斬新。
すごくストーリー重視で貞子なんて最後だけ。
それでも十分怖い。
中島!見習え!
初ホラー
"リング" シリーズ第1作。
テレビ大阪「年忘れロードショー」で鑑賞。
原作は未読。
人生で初めて観たホラー映画が本作でした。
確か6歳か7歳の時。テレビから這い出して来た貞子と真田広之を睨みつける白目に震え上がった記憶があります。
呪いのビデオの正体に迫っていく様がスリリングで釘づけになりました。その先に待っている意外な事実に戦慄!
ビデオの呪いを解く方法がえげつな過ぎました。子供を助けるために親を犠牲にしようとする松嶋菜々子、ヤバ過ぎます。
※修正(2024/04/24)
主人公しょっちゅう気絶しがち
貞子に乗り移られてるような所もあるからそこはしょうがなくても、井戸の水をかきあげてる途中に疲れて気絶したところはイラッとした。
.
しかも力がないから、代わりに井戸の中に入れと言われてやだとごねるとこにもさらにイラつき。こんだけ元旦那振り回して最終的に死なせるんだからとんでもない悪女だよね。貞子より怖いよ君。
.
ちょくちょく新しい貞子シリーズやってるけど、これはブラウン管だから怖いんじゃないかなと思った。新しいの見たことないけど。
.
あの画質の悪さがいい感じに不気味なんだよね。それに超感覚的なんだけど、何となく液晶テレビからは飛びたしてこなさそう(笑)薄いからかな(笑).
久々に観ても面白い
20年前に公開され、自分が観るのは15年以上振り。
夏になってもテレビは怖い話をしなくなったので、動画配信で鑑賞。
冒頭に竹内結子と佐藤仁美が出ているので、思わずテンションあがる。佐藤仁美、変わってない。
展開も結末も全部知っているのに恐怖を感じるし、古臭くない。
こういう映画を良作とか傑作とか呼ぶんだろう。
テレビから出てくる貞子はあまりにも有名で、笑いのネタにまでなってるので、そこは…まあしょうがない。
当時のように、『らせん』と二本立てで観て欲しい作品。
ハリウッド版と見比べてみた
改めてハリウッドリメイクとオリジナルを両方観てみました。
大筋は同じだけど、オリジナルは超能力というものが割と平然と受け入れられているオカルト作品で、リメイクは謎解き要素が強調されてるサスペンス作品になってました。
意外と怖さ度合いでいうとどちらも同じくらい。むしろオリジナルの方が少し緊張感のないシーンが多いくらいかもしれない。
それぞれが完全な別物としてシリーズしていき、それぞれがトンデモ作品になっちゃうわけですが、第1作は両方観る価値があると思います。めずらしくリメイクがきちんとできてるタイプの作品。
私の中ではNo.1ホラー
久しぶりに見たけど最初の竹内結子と佐藤仁美のシーンの緊張感ハンパない。分かっているのにハラハラしちゃう。
初めて見た時は暫く夜中にテレビに近づくの怖かったなぁ。
真田広之が渋い魅力振りまいてカッコいい。
怖面白い
MAD(元々あるものを、面白くパロディ化したもの)を旦那さんに見せ、
元ネタを当然知っていると思っていたら「知らない」と一刀両断され、
だいたいのあらすじくらいは知っているよね?と言っても「怖いってことしか知らない」と。
「今すぐTSUTAYAに行って借りよう!そして今日のうちに観よう」と提案。
「別に怖くないけど、何か不思議で面白い話だねー」と大感動していた。
全く予備知識を知らないだけにきっと新鮮に映ったと。
松嶋菜々子と真田広之が魅力的で、
今気づいたけど、その魅力(容姿)が映画を引き立てる要素のひとつになっていたのかも
色っぽい
監督の中田秀夫は成瀬巳喜男のファンだそう。
伊豆大島の宿や、漁船で伊豆へ向かう場面は、「浮雲」の屋久島を意識したのかな。
ともかく、松嶋菜々子が恐怖に固まる演技が色っぽい。
貞子の恐怖よりもそれが印象的。
久しぶりに見てもこわい
やっぱりこわい。
当時、身近にあるビデオ。
見てしまうと死に至るなんて、もうこわくてこわくて
たまらなかった。
テレビから出てくるところなんてもう…
今だったらDVD?
ダビング簡単にできないよー!
母親の行動が気に入った
総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
私は徹底した科学の信奉者で非現実的なものを一切信じないので、この手の作品はあまり興味がない。呪い・怨念といったものが大きな役割をするものを斜め上から見てしまうし、基本的にそういうものに恐怖を感じない。初めて観た時は適当に流しながらで、たいした盛り上がりもなく結末近くになって有名な貞子のテレビの場面でやっと少し面白くなってきたなと思ったら終わってしまっていたという程度だった。
今回は改めて最初から物語を追いながら観てみたが、恐怖映画としてだけでない視方もあって意外と面白く感じた。呪いの謎解きについてはそれほどでもなかったが、母親役の松嶋奈々子が自分の子供のことでは迷わず全てを犠牲にしようとする態度が潔かった。子供が呪いのビデオを観ているのを発見した場面の演出は衝撃で、その衝撃ゆえに後でこの呪いを解くためには何でもするのだという決意を持つことを納得させるだけの重要性を持っていた。母子家庭でも良き社会人・母親として日々過ごしているようで、子供のためには元夫と父親をためらわず犠牲にしてもぶれない狂気の母親役が気に入った。
実際は彼女の作戦が上手くいくかどうか全くわからないまま結末を迎える。しかしもし一週間以内に他人にビデオを見せればいいのならば、二人で一週間ごとに交互に観ればいいのではないかと思うのだがどうだろうか。
ホラーといえば
久々にみたリング、やはりいい。
このちょっと古い年代のものは今活躍されてる役者さんたちの若かりし姿をみれる。
竹内結子、佐藤仁美、中谷美紀が若い、そしてかわいい。
今は見かけることもないビデオテープ。やっぱりDVDじゃなくビデオテープってのが雰囲気でて最高。
ダビングが呪いから逃れる唯一の方法になるのだが、最後いくら息子を助けるためとはいえ、自分の父親を犠牲に…怖いよ、松嶋菜々子。
なんだかんだで元夫まで巻き込んで…ブラウン管テレビから出てきた貞子の犠牲になったじゃないの!死んだと知って、なんで?じゃなくてごめんなさいなんじゃない?と、思ってしまいました。
全73件中、41~60件目を表示