ナン・ゴールディン I'll Be Your Mirror

劇場公開日:

解説

95年から始まった、“アートとフィルムの境界線に位置する”映像作品を集めた映画祭で上映された作品。ファッション・デザイナー、音楽家、漫画家、写真家……などを被写体に、人とアートの関わりを検証する作品が並ぶ。

1995年製作/49分/イギリス
原題または英題:I'll Be Your Mirror
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1996年12月14日

ストーリー

ゲイやレスビアンなど、既存の枠組みから外れ、社会のマージナルな部分に赤裸々な残酷さと愛情を交えた視点を向け続け、センセーショナルな作品を発表し続けている写真家、ナン・ゴールディン。彼女自身が監督したある現代写真家の自画像ともいうべきアート・ドキュメンタリー。出演はゴールディン自身と友人たちで、その写真作品でおなじみのブルース・バルボニ。シャロン・ニエスブ、ゴッチョ、写真集『A Double Life』 (94)を共作したデイヴィッド・アームストロングなどがインタビューに答える。そしてゴールディンの写真作品とプライベートな映像が構成され、そこに自分の過去をふりかえる彼女自身によるナレーションがかぶさり、その残酷にして愛にあふれる写真の創作の秘密が明らかにされていく。またニューヨークのゲイ・コミュニティのなかで作品を撮りつづけるゴールディンにとっては当然のことだが、エイズで衰弱し、死んでいく友人たち、その姿を映し出す映像にも圧倒的な悲痛さと親愛さがあふれている。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「ナン・ゴールディン I'll Be Your Mirror」以外にこんな作品をCheck-inしています。