クラッシュ(2005)
劇場公開日 2006年2月11日
解説
「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家ポール・ハギスの長編初監督作。ロサンゼルスを舞台にさまざまな人種や境遇の人々が織りなす“衝突(クラッシュ)”の連鎖を描き、2006年・第78回アカデミー賞で作品賞・脚本賞・編集賞を受賞した。クリスマス前のロサンゼルス。黒人刑事グラハムと同僚で恋人のリアは、追突事故に巻き込まれる。その前日、ペルシャ系の雑貨店主ファハドは護身用の銃を買おうとするが、銃砲店で不当な扱いを受ける。白人の地方検事リックと妻ジーンは若い黒人男性2人組に車を強奪され、ジーンはマイノリティに対し差別的な態度をとるように。白人警官ライアンは黒人のテレビディレクター・キャメロンとその妻が乗る車を強制的に停止させ、屈辱的な尋問を行う。ライアンの相棒トムはその行為に嫌悪感を抱くが……。
2005年製作/112分/アメリカ
原題:Crash
配給:ムービーアイ
スタッフ・キャスト
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2021年11月23日
iPhoneアプリから投稿
これは時々観たくなる作品。社会問題を取り上げるならファンタジーと言われても、どこかに救いがあるものがいい。
メリハリがよく効いてる作品。前半の不快感がMAXにあるから、ラストの行動に本当救われる。
究極な状況に置かれた時に、どーするのか?あなたならどーする?と、これはどちらにも問いてる作品かと。
2021年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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星3.8ぐらいの作品かな
久しぶりに観直したんだけど良かった
メルティングポットであるアメリカで暮らす様々な人々と
それらの人々の持つ差別、偏見、憎悪が色んな出来事を起こしていく
それぞれのエピソードも、考えてしまうような救いのなさがあり
とても深い情感を巻き起こす
現代アメリカを描いているように思えるなかなかの良作です
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人種差別を扱ったかなり重いテーマの物語で、2006年アカデミー賞作品賞を受賞した映画。アカデミー賞受賞作品は人種差別を扱った作品が多い気がする。
21世紀になっても、まだまだアメリカでは人種差別が多いんだなと痛感した。たとえ有名人でも高い地位の人でも、一旦何か少しでも隙があれば、陰湿な人種差別、イジメが起こってしまう。
同じ「クラッシュ」でも、クローネンバーグの「クラッシュ」もお勧めです(一部の人には)。間違って先にそっちを見てしまった(笑)。
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オスカー取った以外は予備知識ゼロでいま観終わりました。
いくつかのエピソードが同時進行したり交錯したり時間が戻ったりして、どれとどれが繋がっているのか、なぜこんなことが起きるのか、あの人とこの人関係あるんだっけとか???が山ほどあって、よほど勘がいいか、メモ取りながらじゃないとわからないことだらけです。
一貫してるのは人種差別らしいので主題はそこなんでしょうが、最後に全部がつながるわけでもなく支離滅裂のそしりは免れません。
なのに、脚本がいいのか、シーンのつなぎ方がいいのか、次はどうなるんだろうか、気になってあっという間に終わってしまって、こんなにわからないのにとても面白い魔法みたいな映画です。
では、解説読みに言ってきます。
解説や感想読んできました。やはり人種差別らしいです。話が繋がらないことはあまり気にしない人が多いようです。でも筋がわからんという人もかなりいるので、裏返せば私の疑問も正しようです。私は面白かったけど、ストレス溜まる人も多いでしょうね。
最後に、あのアラブ人の店壊したの誰だったんでしょう?これだけは全然わからない。
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