記憶の棘

劇場公開日:2006年9月23日

解説・あらすじ

ニコール・キッドマン主演、ニューヨークのアッパー・イースト・サイドで暮らす美しい未亡人アナが再婚直前、夫の生まれ変わりと告げる10歳の少年に出会い苦悩する、切ない愛のミステリー。二コールと互角の演技で圧倒させる少年ショーンに、「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」のキャメロン・ブライトが扮する。監督はレディオヘッド、ジャミロクワイのPVで知られるビジュアリスト、ジョナサン・グレイザー。

2004年製作/100分/アメリカ
原題または英題:Birth
配給:東芝エンタテインメント
劇場公開日:2006年9月23日

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映画レビュー

5.0 ゾッとするほど美しいオカルトサスペンス

2026年5月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

消されてしまった最初のレビュー。
理由は 絵画「夢魔」の画像のリンクを貼ってしまったがためでしたが、
投稿のやり直しも永く放置したままでした、気味が悪かったからです。

この映画で僕が震え上がってしまったシーンが二つ。いや三つ。

① 開始そうそうの、劇場シーン。その客席で混乱のパニックになっているアナ(ニコール・キッドマン)の
120秒間、長回しでのアップ。

=何が起こっているのか、
=あれは何だったのか。
=あれは死んだ夫なのか!

暴力的とも言える、目をそらさない120秒です。度肝を抜かれて固まってしまったのはこちらも一緒です。あんなに長いワンカットの顔のアップは他に類がないのではないでしょうか。

②は、 ”あの子“ ショーンがスルスルッと夜の木に登り、太い枝に座ってからこちらを振り向くシーン。光る目。丸めた背中。小さな黒いシルエット。
ゾッとして背中に氷水が流れた光景でした。
あれは有名な「夢魔」(ヨハン・ハインリヒ・フュースリーの「夢魔」。その馬の首が並んだ絵)をそのまんまで撮影のモチーフに使っていますね。間違いありません。
僕はあの絵が幼少期から苦手でした。うちにあった画集を遠ざけていました。悪夢を恐がるのは子供の常ですよね。
トラウマ級の妖獣の絵でした、あれは本当に怖い。そして

③ アナが海岸で物狂いになって、ぐるぐると回るシーンです。目が死んで灰色になっています。完全にあれは憑かれています。
(⇒kossyさんへのコメント欄をどうぞ)。

・・

ニューヨークの高級レジデンスが舞台でした。成功者の暮らしぶりは眩くて、
上背のあるニコール・キッドマンが、ベリーショートの髪で魅せてくれます。上質の銀食器。マホガニーのアンティークのスタインウェイ。ルブタンのパンプス・・

しかしそのハイソサエティの人々を恐怖に落とし入れるオカルトスリラーでした。

彼が死んだセントラルパークの「あの地下道」は、僕はむかし一人でぶらぶらと散歩でくぐったこともあるのですが、
この映画を先に観てしまっていたら・・
きっとあの場には近付かなかったでしょうね。

アメリカ映画の絶叫ものやスプラッターは、僕は少しも怖いとは思わないけれど、「何が起こっているのか」が もやもやとして、よく分からないままに、哀しみ・切なさを伴って霊の世界に引きずり込まれるこの手の怪談は
鈴木光司「仄暗い水の底から」に近くて
いやな映画です。

でも絶品です。

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きりん

4.0 大人の恋愛の複雑さ?

2022年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大人の恋愛は、単純なものではなかったと言うことだったのでしょう。
10歳の少年であるショーンが考えたよりも、ずっと。
そして、ショーン(夫)の死で、記憶の中に棘を持ってしまっていたアナの、その記憶の棘に、運悪く、ショーン(10歳の少年)が引っ掛かってしまったと言うことでしょうか。
切ないラブ・ロマンスだったと思います。評論子には。

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talkie

4.0 夫の生まれ変わりかどうかの私の見解

2021年7月14日
iPhoneアプリから投稿
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ジョニーデブ

3.5 モヤる終わり方。映像の質感とニコールキッドマンの演技力が際立ってい...

2020年11月24日
スマートフォンから投稿

モヤる終わり方。映像の質感とニコールキッドマンの演技力が際立っていた。ミステリー特番みたいな海外番組で似たような内容の話しがあってそっちは感動したんだけど。出だし似ていただけだった。輪廻とか奇跡とかではない。

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coffee