対馬丸 さよなら沖縄
劇場公開日:1982年10月24日
解説
実話を忠実にアニメ化したもので、ラストにクレジットされる役者名簿に象徴される痛ましい悲劇は、我われにうったえかけるものがある。製作は「象のいない動物園」等のグループ・タックが母体となり、監督を小林治、脚本を大久保昌一郎と千野皓司が担当。KEIの歌う主題歌も印象的な反戦アニメ。
1982年製作/70分/日本
配給:ヘラルド映画
劇場公開日:1982年10月24日
ストーリー
昭和19年8月21日、沖縄の本土疎開学童八百余人を乗せた対馬丸が、曇天、時々スコール、さらには台風の接近という中、出航。そして翌22日、船は米軍潜水艦に発見され、魚雷攻撃の末、沈没。学童の生存者はわずか五十九人。その事実は軍部により闇から闇へ葬られ、二ヶ月後、米軍の沖縄攻略作戦が本格化していった--。