ママレード・ボーイ(1995)

劇場公開日:

解説

ひょんなことから兄妹になってしまうことになった高校生の恋と青春を描いたアニメ。“'95春東映アニメフェア”の中の1本で、劇場初登場。監督は矢部秋則。

1995年製作/26分/日本
配給:東映
劇場公開日:1995年3月4日

ストーリー

松浦遊は保健室のベッドで休んでいる光希の唇にそっとキスをした。狸寝入りの光希は、遊の突然の行動にドキドキ。しかし、遊の気持ちは光希に初めて会った時から決まっていたのだ。ある日、遊は両親から離婚を告げられる。しかも、二人はハワイ旅行で知り合った小石川夫妻と、それぞれパートナーを交換して再婚すると言うのだ。そして、相手の家にも遊と同い年の女の子がいるという。両親の前では平静を装っていた遊だったが、やはり心の奥底では傷付いており、彼は一人町の中をあてもなく歩くのであった。いつの間にか公園の中を歩いていた遊は、その時、テニスの壁打ちをしている一人の少女を見つける。何故かその少女に魅かれるものを感じた遊は、彼女の後をしばらくつけるともなしにつけていた。天真爛漫で明るくひょうきんな彼女に次第に恋心を抱き始める遊。松浦家と小石川家が初めて顔を合わせる日、彼が通された部屋には、まぎれもなくあの少女が座っていた。彼女は、両親の再婚相手の娘・小石川光希だったのである。これが二人の運命の出会いだった。

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