パッチンして!おばあちゃん
劇場公開日:1992年10月3日
解説
「パッチン!」というまばたき以外に外界とのコミュニケーションの手だてを失っている寝たきりのおばあちゃんと、ひとり娘や周囲の人々との交流を描くアニメーション。実話をもとにした関丕の『光のなかの生と死』(朝日新聞社・刊)が原作。監督は辻伸一、作画監督は岡田敏靖、脚本はむかひらすすむが担当。
1992年製作/90分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1992年10月3日
ストーリー
金沢の教育センターに勤務する北島ひろは、脳血栓で自宅療養中の母、ヤスエと2人暮らしだったが、ある日ヤスエが発作で倒れ入院する。不眠不休の看護を続けたひろ自身も疲労で倒れてしまった。だが病院の事務員でひろの教え子の山下利絵の呼びかけで、ひろたちの友達や知り合いが交替でヤスエの付き添いにつくようになる。ヤスエは視覚と聴覚を除いて全身が麻痺していたが、まばたきで送る「イエス」「ノー」の2つの信号によるコミュニケーションを通してみんなと「会話」を交わすようになり、ふれあいの輪が広がっていった。クリスマスの夜、キャンドルを持った人々が集まる病室で、ヤスエは持てる力をふりしぼって力強い声を発してみんなを驚かす。それは「ありがとう」の「あ」という言葉だった。
スタッフ・キャスト
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〔声〕北島ヤスエ新村礼子
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〔声〕北島ひろ此島愛子
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〔声〕北島俊郎林一夫
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〔声〕山下利絵小林優子
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〔声〕小柳美希雨蘭咲木子
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〔声〕松島澄江西尾真理
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〔声〕加藤律子渡辺真砂子