若い季節(1951)

劇場公開日:

解説

製作は「少年期」の小倉武志、原作は富田常雄の東京新聞連載小説、脚色は「自由学校(1951 渋谷実)」の斎藤良輔、監督は「美しい暦(1951)」の原研吉、撮影は同じく森田俊保。出演者は「あゝ青春」の若原雅夫、「東京のお嬢さん」の鶴田浩二、「純白の夜」の津島恵子、「自由学校(1951 渋谷実)」の淡島千景などに、水原真知子、山路義人、森川まさみ、細川俊夫、伊沢一郎、文学座の龍岡晋などである。

1951年製作/103分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1951年7月20日

ストーリー

フタバ洋裁店のデザイナー葉山道子はマダムの春子の弟で、新劇「光座」の俳優宇津木勇吉に好意を持っているが、マダムのパトロン矢野大陸との仲を疑ぐられて馘になる。この事で勇吉と将来を誓い合い、大和広研に入社、岸達夫の下で、働くようになる。一方勇吉は新しく入座した大陸の娘眞記子から好意を寄せられ、一緒に旅興行に出る。道子は、勇吉と眞記子の間柄を疑うようになるが、道子に好意を寄せる岸は、道子から悩みを打ち明けられ、書生時代から同居している矢野家の娘眞記子をたしなめると同時に、勇吉の真意をも問いただしてやる。にもかかわらず、勇吉は春子から道子が大陸の世話を受けているときいて黙って京都の興行に立ってしまう。道子はその勇吉を京都まで追って行った。失意の眞記子と達夫は、ようやくにして身近かに大切な相手のいたことに気がついてお互いに結ばれることになった。

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